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海を愛する組織開発・人事・教育・総務コンサルタントのブログ

※人事・総務、組織開発、ファシリティマネジメント
※「コミュニケーションを加速する」をテーマに、幅広い商品開発
を手掛ける「アクロス株式会社」代表のブログ

自分ごとだが、年明けからインプットばかりでアウトプットができていない。
言わずもがなアウトプットすることで学習効果が高まる。

ここ数カ月は、頭のどこかに「アウトプットをしなければ」というモヤモヤを抱えながら、毎日を過ごしていた。
言い訳はなしにして、少しずつアウトプットの比率を上げてバランスをとろうと思う。


さっそくのアウトプット。まずは年明けに遡る。
1月17日、一般社団法人 志友会 主催による「第2回志友会塾 日本進化論セミナー」に行ってきた。


株式会社ローソン 代表取締役CEO 新浪剛史氏をお迎えし、パネルディスカッション形式で今後の日本について語り合うものだった。

新浪氏はローソンの経営者としての顔は有名だが、それ以外にも経済同友会の副代表幹事、ダボス会議や日本創生会議のメンバーなど幅広く要職に就かれている。

それだけに広い視野で物事を考えておられるのではと思い、私はセミナーを楽しみにしていた。


実際に話を聞いた新浪氏の印象としては、
・情熱的でバイタリティあふれる
・ビジョンを示すのが上手(さすがカリスマ経営者!)
・物事の本質をつかんで言語化する(キーワード化)する力がすごい

といったもので、様々な要職をこなし経営者としても有名である理由を垣間見た気がした。


◆中国進出や外国人の積極的採用について
中国という規制の厳しい社会で、規制をどう乗り越えていくか。
リスクを負っていく。わからないからやるしかない。
橋がかかったら(リスクがなくなったら)みんなが行くだけである。

またコンビニという業態を持っていくのではなく、ローソンの企業理念・フィロソフィを持っていくというように考えている。
「みんなと暮らすマチを幸せにする」のであるから、「日本のコンビニ」とは違う業態ができあがるかもしれない。

(所感)
日中のローカライズとインターライズの説明までされ、中国市場の可能性について熱く語られていた。チャンスと見たら(あるいはチャンスを作るために)勝負をかける経営者の熱い思いが伝わってきた。


◆ジェラシーマネジメント
日本でベンチャーが育つためには?

経営者の「ジェラシーマネジメント」が必要。

アメリカでは経営者が大成功をおさめてから社会貢献活動をするケースが多い。
ビル・ゲイツも巨万の富を得てから社会貢献活動に力を入れた。
大きく成功してから帳尻合わせができる社会。

日本は、最初から世のため社会のためというパブリックマインドがないと叩かれてしまう。
(ホリエモンや村上ファンドの「儲けた」発言など)
経済的成功者に対するジェラシーのマネジメント(社会との共生)が必要。

(所感)
納得。この視点がある新浪氏はさすがだなぁ・・と感じた。

経済的成功者に限らず、光が当たる人はジェラシーマネジメントが必要だと思う

また、ラポールが強すぎる場合は身内(身近)に注意が必要という話も思いだした。
キリストを裏切ったユダはキリストを愛していたし、ジョンレノンを殺害したのは熱狂的ファン・・ライブドア事件にもホリエモンへの嫉妬を感じたかつての右腕であった経営陣の一人の行動が大きく絡んでいたなど。


◆経済犯罪について
社長が議長をすることの多い日本企業の取締役会での社外監査役には限界がある。
むしろ、現在の司法が経済犯罪に対して甘いのがよくない。
経済犯罪に対する罰則を強化するのがいいのでは。

(所感)
実際のご自身の例も話されていたので、大変勉強になった。


◆ダブルインカム・ダブルチルドレン
今後日本はどうなるべきか?

「ダブルインカム・ダブルチルドレン」
つまり、夫婦共働きで子供が2人である程度のゆとりをもって暮らしていけること

そのためには、働きやすい環境を含めた女性の雇用が必要
女性の社会進出の割合が高いほど出生率も高いことがわかっている。

お金のある高齢者のために税金を使うのではなく、女性の雇用策などにもっとお金をまわすことを政策としてすべき。

(所感)
まったく同感。
かつてグローバル人事というテーマで研究した時、ダイバシティの問題にぶつかり、それを解決するにはまずは女性の雇用環境(労働市場の創出)という方向性が見えて来たことがある。

また、株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵さんのセミナーでも、同じ話が出ていたのを思い出した。

ただ「女性の雇用を創出する仕組みづくりが必要」というのではなく、
「ダブルインカム・ダブルチルドレン」とまず分かりやすいキーワードでビジョンを示してから論理的に落とし込んで話をされるところが、新浪さんのカリスマ経営者たるゆえんだろう


◆心の持ちよう
物事を前向きにとらえると運が回ってくる。
あまり論理思考に捉われることなく、楽観的かつ前向きにいくこと。
それが良い「気」を生む。



<全体所感>
日本経済や政治ついても広い視野と考えをお持ちであり、それをローソンである程度のリスクを負いながらも実現していこうとされているパワーを感じた。
気づきや学ぶことも多かったが、単純にとても楽しいセミナーだった。
バイタリティのある男ってかっこいいもんだ と感じた。

今週末、私の親友が店をらーめん店をオープンする。

その昔、同じ会社で働いていたこともある彼は、家庭や仕事での紆余曲折を経て、
ここ数年は、濱っ子(横浜市民)には有名な「とんぱた亭」で修業を積んだ。
そして、自身の夢である店をオープンする。

お互いに人生や仕事の節目で話をしてきた彼。

残念ながら私は、関係者を招いてのプレオープンや開店当日は都合が合わずに行くことができないが、彼の新たな旅立ちが成功することを心より祈っている。

味や店の雰囲気などの詳細は開店して、実際に味わってからお伝えするとして、
まずはブログで勝手に告知、応援させてもらうことにした。


お近くにお住まいの方やらーめん好きな方は、是非、足をお運び下さい。
よろしくお願いします。

らーめん あづま屋
開店日 2012年7月7日(土)
住 所 〒242-0021 神奈川県大和市中央5-1-25
T E L  046-262-4474
営 業 11:00~
小田急線、相鉄線「大和」駅徒歩3分



大きな地図で見る

ライブのご案内です。

今回は私はスケジュールが合わず会場には行けないため、ブログでみなさんに告知をするだけになりますが、良いメンバーなのできっと素敵なライブになると思います。

お時間の許す方は是非、足をお運び下さい。

石井智子ライブ
「きっと願いは叶うから・・2012初夏」


◆6月30日(土)
 OPEN 18:00  START 19:00~

◆会場  カーサクラシカ
 〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目19-9 オレンジボックスビルB1
 03-3505-8577



堀家さんのピアノと河村さんのギター。
アコースティックな調べに乗せて歌います。ほっと癒される時間をお過ごし下さい。

お問い合わせ・お申し込みは(有)プラネット・ワイさんまでご連絡して下さい。
TEL 03-5988-9316

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※今回は告知ブログです。

当社で販売している「中国ビジネスの成功法則」
執筆・監修をしていただいている吉村先生の著書が幻冬舎昨年12月に発売されました。

「島耕作シリーズ」の弘兼憲史さんが装画を担当!
イラストや図表でわかりやすく中国ビジネスを解説しています。

難しい中国ビジネスも楽しく学ぶことができます。
内容はビジネス経験も研修講師の経験も豊富な吉村先生なので安心です。

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私もこの連休に読んでみるつもりです。

異文化ビジネスは、知ってさえいればビジネスロスをしなくて済むことがかなりあります。
逆に知らないと、文字通り知らないうちにビジネスチャンスをロスすることがあります。

そう考えると、良質な異文化対応方法を学ぶことは、とてもコストパフォーマンスがよいのです。
研修体系や予算、あるいは良質な研修を探す・・難しく考えず、まずは書籍から。

2012年。スタートダッシュです!
一緒に学びましょう!


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子供の頃、祖父の仕事の関係で今はなき川崎球場に何度か野球を観に行った。

川崎球場は現在の千葉ロッテマリーンズ(当時ロッテオリオンズ)の本拠地であった。
当時のロッテは決して強いチームではなかったが、私が観に行った時はどういう訳か勝った。

断片的にしか覚えていない幼き頃の記憶だが、鮮明に覚えているシーンがある。

ある日の西武ライオンズ戦。

左中間スタンドに独特の美しい放物線を描いて飛びこむ満塁ホームラン。

打った瞬間に(スタンドに)入るとわかる白い打球。
ナイターの照明に照らされたそれは夜空にスッと線を引いたようできれいだった。


当時の三冠王 落合博満の打球である。


その後、落合氏はセパ両リーグのチームを渡り歩き、2004年に中日ドラゴンズの監督に就任。
結果は周知の通り、名選手でありながら監督としても素晴らしい結果を残した。

在任期間中(2004年から2011年)の8年間は全てAクラス。
(優勝4回、2位3回、3位1回、またチーム53年ぶりの日本一にも導いた。)

お金に物を言わせて大型の補強をするのではなく、今あるチームの力を引き出しながらの戦い方で結果を残すところに、落合監督の凄さを感じていた。

また同時にビジネスの世界でも通用するマネジメント力・ノウハウがあるのでは?と興味を持っていた。
マスコミからは一部歪曲されて伝えられているであろう本当の落合流を知りたかった。


その落合氏が自身のこれまでを振り返りながら、考え方やノウハウをまとめた1冊。

「ビジネス界の方が野球界より厳しい部分もあるのではないか」と感じているという落合氏からビジネスパーソンに向けたビジネス書といったところだ。

多くのビジネスパーソンにとってヒントとなる箇所が必ずやあるだろう1冊。


「采配」
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ダイヤモンド社
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構成としては、前半は自分自身との向き合い方や仕事に対する考え方が書かれている。
・1章 「自分で育つ人」になる
・2章 勝つということ
・3章 どうやって才能を育て、伸ばすのか


後半は、リーダー(上司)のあり方、チーム(組織)の作り方、そして最後に次のリーダー(後継者)の見つけ方・育て方について書かれている。
・4章 本物のリーダーとは
・5章 常勝チームの作り方
・6章 次世代リーダーの見つけ方、育て方



私は書店でこの本を手に取って、第1章のタイトルの脇に書かれている言葉で購入を決めた。

本当の意味でのプロとは、
自ら考え、責任を持って行動し、
積極的に教えを乞い、成長を続ける、
いわば「自立型人間」のことである。


そうですよね。これはもう。
プロ=職業人 ってそういうことですよね。

という気持ちになる。
自分の行動に当てはめて考えると「痛い」ところもあり、大変深い言葉だ。


読みながら多くのページに折り目がついた。
(心に響いた言葉があるページを折りながら読むので)

その中でも前述の輝かしい結果を残したひとつの要因でもあり、
今の私に一番響いたのは、
「第4章 本物のリーダーとは」の中から
「できる・できない、両方がわかるリーダーになれ」であった。

なぜ毎シーズンAクラス(3位以上)に入れるチームを作ることができたかを問われて、唯一はっきりと答えられるのは
「選手時代に下積みを経験し、なおかつトップに立ったこともあるから」
とのこと。

高校時代は野球部の入退部を繰り返し、大学は中途退学。
一時はプロボウラーを目指したことも。
社会人では東芝府中でサラリーマンも経験しつつ、プロ入りできること自体を「儲けもの」だと考えていたようだ。
2年間は1軍とファーム(2軍)を行ったり来たりという「下積み」を経験。
やがて、三冠王を3回も手にして球界のトップに。

そのため、「できない人の気持ち」も主力選手の気持ちもわかるという。
またそのため、特別扱いはせずに、やる気のある者の自己成長をサポートしてやろうと考えるのだそうだ。

ビジネスの世界には様々な人がいる。
「できる人の思い」「できない人の気持ち」、両方の気持ちを理解できるリーダーになってほしいと落合氏は言う。

激しく同意。

このリーダー論と少し似ているが、私が普段から感じていることを少しだけ書こうと思う。
(読者に誤解を与えずにうまく表現できるか自信はないが)

やや極論ではあるが、いわゆる「コンサルタント」を生業とする人はどこかでモノづくり(製造業)を経験してほしい。
(製造業の経験が極論過ぎるなら、理屈の通じない感情で動く世界を感じてほしいと言い直そう)

まったくの偶然かもしれないが、これまで私が出会った「優秀な」コンサルタントの共通項は製造業経験者だった。

というのも、仮にABC会計を駆使して、人の行動単価を算出し、“理論的に”最も効率的な工程や配置を組んだところで人は動かない。

「確かに言うとおりだけど、嫌だね」
逆に
「よく分からないけれど、おまえが言うならやるよ」

人を動かすのには理屈ではない感情の世界がある。

製造現場では特にそうだ。
古い日本企業では特にそうだ。

理屈ではない職人気質のような感情。
是非、そこを肌感覚で理解して、現場に飛び込んでコンサルしてほしい
(もちろん、理論もとても大事なことは言うまでもない)

私の専門分野である「人事・総務」もそうだと思う。

感情ありきではいけない。
だが、
・理論に感情をそっと添える(寄り添う)
・規則を忠実に守って、最後にそっと感情を添える

 (例外規定や経過措置など)
そんな感覚が必要なのだと思う。


う~ん。だい~ぶ、横道にそれてしまった。
まあ、それだけいろいろと考えながら読むことのできるヒント満載の1冊ということで許していただきたい。

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