すぐさまNPOが支援を行える理由/シビックフォース | 海を愛する組織開発・人事・教育・総務コンサルタントのブログ

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先日、ビジネスプラットフォームに参加してきました。
今回の講師はチャリティ・プラットフォームの佐藤大吾さん。

大変!勉強になりました!
いま日本で起きていることの裏側から、私たちにできることまで。

昨年末にチャリティイベントを主催した時に、参加いただいたNPOから聞いた「チャリティ・プラットフォーム」のこと
そして今回の震災に際して、自分の中にあるいろいろな報道の断片や、自分達には何ができるのだろう?というモヤモヤ
それらが頭の中で繋がっていく、そんな体験でした。


いつもビジネスプラットフォームではメモを取っているのですが、今回は気がつくと、そのまま書き起こせるくらいメモを取ってしまいました。


佐藤さんの経歴についてはブログの最後にJustGivingJapnホームページより転記させていただきます。

そしてまた、お話しの中身については、ビジプラのホームページにお任せするとして、私は、そこで学んだことで皆さんにもお伝えしたいことを、私なりに調べた補足も交えて何回かに分けてお伝えしたいと思います。


今回は、今回の大震災に対してすぐに人道支援が動けている理由のひとつ。
政府とNGO、そして経済界を結びつけ、万が一の大災害に備えて準備をしてきた団体「シビックフォース」についてです。

聞きなれない団体だと思います。

シビックフォースを理解する前に、まず「ジャパン・プラットフォーム」についてお伝えします。
http://www.japanplatform.org/)(twitter http://twitter.com/japanplatform

この「ジャパン・プラットフォーム」とは、国際人道支援組織のひとつで、NGO、経済界、政府が対等なパートナーシップの下、三者一体となり、それぞれの特性・資源を生かし協力・連携して、難民発生時・自然災害時の緊急援助をより効率的かつ迅速におこなうためのシステムのことです。
(JPFホームページより一部抜粋)

通常、海外で大災害が起きた時は、特定非営利活動法人(NGO)であるジャパン・プラットフォームに対して外務省がODA資金を基に即座に資金を提供します。
また、外務省からの資金の他にも企業や市民からも寄付を募っています。

海外で災害が起こるとその資金を初期活動費として提供することで、人道支援を行う日本の各NGOはすぐさま海外の被災地で救助活動を行えるというわけです。

いわば、NGOのためのNGO。

私は、これまでニュースを見ていても、正直、
熱い人達がいるなあ・・お金はどこからでているんだろう?
とボンヤリ思っていました。
疑問に思った時すぐに深堀りをして勉強しなかった自分が恥ずかしいです・・・。


さて、海外の災害に対しては、そのようなプラットフォーム、まさに「土台」があるわけですが、国内災害についてはなかったそうです。

そこで、作られた組織がシビックフォースhttp://civic-force.org/)(twitter http://twitter.com/civicforce)です。

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私は、堀江貴文さんが、JustGivingを通じてシビックフォースに寄付をしたことをツイートしていたので知ったのが初めてでした。
(JustGivingについては、また次回)

それもある意味仕方ない話で、シビックフォースは災害が起きるまで表舞台に立つことはありません。

彼らの活動は、

災害が起こる前から、災害時の支援プログラム策定、訓練、防災活動などを行い、 災害時に迅速で効果的な支援をできるように準備をすること。

そして、いざ災害が起きたら、情報収集や先遣隊のためのヘリの手配、 備蓄物資を活用した支援活動、パートナーとの連携による支援活動の実施。
また、募金呼びかけを行う。


というように災害が起きてから表に出てくるのが彼らの仕事だからです。


シビックフォースでは、上述のようにいつ起きるか分からない災害に備えて企業や団体と事前契約「プレ合意」を結んでいます。
水や食料の提供、災害用ヘリコプターの離着陸などついての合意です。

このプレ合意や普段の訓練があったために、今回の震災も翌日の午前中にはヘリで現場まで行けたというわけです。

ただ、今回はあまりに被害が激しく、今でこそ水が引いていますが、
震災翌朝の気仙沼では、合意していたイオンの駐車場に着陸することすらできない状態だったそうです。

このあたりのことは震災直後の新聞に書かれていたので覚えていますが、その最前線に立ち、実際にヘリに乗り込んでいた佐藤さんの話を聞いて、私の頭の中のいろいろなニュースの断片がつながっていきました。

さて、こうして今も被災地のために頑張っているシビックフォースですが、災害前はお金が集まらないのが現実だそうです。

災害前のプレ合意や訓練にもお金は必要です。
もっと彼らの知名度が上がり、活動に共感してくれる人が増えることを願っています。


さて、ここまで書いておいてなんですが・・・
私の付焼刃的な知識ではうまく説明できていないと思います。

みなさんも是非、ホームページで彼らの活動詳細を確認したり、ツイッターアカウントをフォローするなりして確認して下さい。

彼らの活動を「知る」ことがまず第一歩だと思います。

私は、こうして私のブログで彼らの活動を知ってもらうことも、今回の災害に対して私なりにできる支援活動のひとつであると思っています。


ちなみに、前述の「ジャパン・プラットフォーム」は、その組織の目的はもちろん、連携政府組織が「外務」省であるため、通常であれば国内災害には出動することはありません。

しかし今回は、災害の甚大さを鑑み、特例措置として外務省から出金、ジャパン・プラットフォームとしても国内出動しています。
そのため、NPOは当座の人道援助活動ができているというわけです。

今回の災害に外務省が協力しているなんて意外ですよね。


さあ、みんな自分のできることをやって、日本を元気にしましょう!


<佐藤大吾さんプロフィール>
73年大阪生まれ。大阪大学法学部在学中に起業。その後中退。
企業でのインターンシップ導入支援事業や、商工会議所主催「段取り力検定」を 立ち上げるなど、
途中企業合併を経つつ一貫してキャリア教育事業に携わる。

NPO活動として98年、議員事務所や官公庁などでのインターンシッププログ ラムを運営するNPO法人ドットジェイピーを設立。
これまでに約1万人の大学生が参加、うち27人が議員として活躍。
「Yahoo!みんなの政治」、「楽天LOVE JAPAN」の運営も行うなど、インターネットと政治を近づける活動にも注力する。

10年間の株式会社とNPOの経営を経て、07年5月、NPOを財政面から支援するNPOとしてチャリティ・プラットフォームを設立。

社会に貢献したい人と、支援を求めるNPOとの橋渡しとなるべく、全国優良NPO情報サイトの運営、 CSR支援事業を行う。

また10年3月、英国発980億円(7億ポンド)を集める世界最大級の寄付仲介サイト「JustGiving」の日本版を立ち上げ、日本における寄付文化創造に取り組む。

<著書>
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