いま、人事・総務担当者にしてほしいこと(主に東海以西) | 海を愛する組織開発・人事・教育・総務コンサルタントのブログ

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この度、被災された地域の方々、お悔み申し上げます。
言葉がありません。

いま、人事・総務担当者にしてほしいこと。
(被災レベルによるので、あくまでも参考に)
(また、思いつくまま記載するので至らぬ点、お許し下さい)

◆直接的に震災に関係していない人事・総務担当者
主に東海以西の地域にある企業の人事・総務担当者のみなさま。

1.安否対応・弔意・見舞
従業員の家族・親戚が被災地域におられる場合もあります。
社内規定に従い対処する必要があると思いますが、規定によらず心のケアの観点から特例対応なども検討してみて下さい。
未曾有の被害です。
仮に規定にない場合でも、家族・親戚が被災された従業員に対する「弔慰金」や「見舞い金」制度、特別休暇などの特例を検討することはよい機会だと思います。

2.備蓄品
(1)水、食料

水と非常用食料を備蓄して下さい。
大きな被災を受けなくても、公共交通機関の不通や道路事情により、従業員が帰宅困難になったり、近隣のスーパーやコンビニの食料が尽きることが想定されます。

水と食料は、2つの意味合い(用途)があります。
・「徒歩帰宅者」が自宅に帰るまでの水・食料として渡す。
・「帰宅困難者」(会社施設内待機者)のための水・食料。


徒歩帰宅者に渡すことも考えると、水は500ml入りのペットボトルがよいでしょう。
1Lや2L入りのペットボトルだと災害時の飲料として使いづらいです。

食料も一人ずつ渡せる栄養食品タイプ(カロリーメイトなど)がよいでしょう。

つまり徒歩帰宅者に渡すことをベースに考えて、それが帰宅困難者の食料にもなるように充分な量を備蓄するというイメージです。


(2)工具備品
・毛布

帰宅困難者や体調を崩した人のためにある程度、購入しておくことを勧めます。
防災グッズなどで場所をとらないタイプもあります。

・ヘルメット
最低限、震災時に初動を促す自衛消防隊の人数分はご準備を。

・ジャッキ、ロープ
倒れた什器や崩落した天井の下敷きになった人を安全に救助したり、速やかな現場復旧をするためにあった方が便利です。

・発電機
停電が起こった時のために簡易発電機があると安心です。
家庭用ガスカートリッジで動くものもあります。

(3)私物
・スニーカー(特に女性社員)

安物で構わないので、特に女性社員にはスニーカーを会社に置いておくことを勧めて下さい。
交通機関がマヒして徒歩にて帰宅する場合、数時間歩き続けることになります。
高さがあり、歩きにくいヒールでは帰宅が困難になりますので、歩き安い靴を置いておくのがいいでしょう。


3.安否確認システム
従業員の安否を一斉にシステムにより確認するシステムに登録することをお勧めします。

「エマージェンシーコール」
http://www.infocom-sb.jp/

「セコム安否確認サービス」
http://www.secom.co.jp/business/saigai/anpi/anpi.html

利点は、
・システムによる一斉安否確認ができる。
・複数の連絡先が登録でき、登録者(従業員)の指定した順に回答があるまで確認を行う。
・権限の振り方と登録により上司が自分の部下の安否を自分で確認できる。
 (緊急時に人事・総務や対策本部に無駄な問い合わせが入らなくて済む)
・登録者の家族の伝言板としても使える(オプション)

など多数あります。

導入に際してのポイントは、「すぐやること」

災害はいつ起こるかわかりません。
4月の組織改定後に、新しい組織で登録した方が・・
などと言わずに、すぐにやることです。

あとから、組織修正や上司部下のコードは入れればいいのですから、とにかく全従業員をすぐに登録することです。

また、気にされる担当者多いと思いますが、あくまでも安否確認のためであることや、従業員が自ら入力することで個人情報の問題はクリアできると思います。


いろいろやることが多くて大変だと思いますが、できることからすぐに初めて下さい。