今日は、朝から海上保安庁による小型船舶の安全運航講習会、
午後は日本赤十字社による救急法基礎講習でした。
海上保安庁の安全運航講習会は、一言でいえば「ライフジャケット(救命胴衣)を必ず身につけましょう!」ということ。
海上保安庁の速報数値から日本でどれだけ海難事故が起きているか、その原因の紹介。
また同庁の訓練施設で行われたライフジャケット着用の必要性をマリンジャーナリストが実際に体験した模様のビデオ上映などがあった。
その訓練施設のプールは、波を起こせるだけでなく、上空からの激しい風も起こすことができ、実際に時化ている海を再現できるのが特徴。
何もできずに波にもまれている記者たち。
波と激しい風によって飛び散る波しぶきで呼吸すら困難な様子。
ライフジャケットがなければあっという間に体力が尽きて、命を落としてしまうな・・という感じです。
見ているだけで海難事故の恐ろしさが伝わりました。
面白かったのは、海上保安庁のデータの中に海難事故の際に
・携帯電話を持っていたか
またその中で、
・携帯電話を防水パックに入れていたか、あるいは防水型携帯であったか
というデータが取られていたこと。
細かな数値は忘れてしまいましたが、ポイントは
・海難事故はプレジャーボートが多い
・事故にあった人の携帯電話携行率はプレジャーボートの方が高い
・防水パックや防水型の携帯電話携行率はまだまだ低い
ということでした。
勝手な想像ですが、漁師さん達はあまり携帯電話を漁に持っていかないのでしょう。
それは、
・携帯電話保持率の低い年配の漁師が多い、
・漁船には無線がある、
・携帯電話を濡らせない、
・漁に邪魔になる・・といったことかもしれません。
最近は、防水機能のある携帯電話が増えています。
これはいいことだと感じました。
もちろん、マリンレジャーをしない人達も突然の雨の中でも気にせずに使えるというメリットがあります。
ただ、海で遊ぶ人にとってはメリットが大きいと思います。
それは海難の際に、水没故障せずに電話が使えるため、「118番」にかけることができるからです。
海上保安庁では、番号非通知にしていなければ、誰がどのエリアから118番にかけてきたのかを把握するシステムがあります。
荒れた海に落水したとしても、118番を発信した位置から潮の流れを計算して捜索をしてもらえます。
私も次の機種変更は防水機能のある携帯電話にしよう!と思います。
午後の日本赤十字社による救急基礎講習では、心肺蘇生(気道確保、人工呼吸、心臓マッサージ)に加えて、話題のAED(※)の使い方を学びました。
(※Automated External Defibrillator/自動対外式所除細動器)
心肺蘇生法は、日本水泳連盟の指導員養成や消防庁の講習などで受講したことがあるので復習といった感じでしたが、AEDはまったくの初めてだったので良い経験になりました。
しかし、実際にそういう場面に遭遇した時に、自分がちゃんと対応できるのか・・。
例えば、周囲に協力者(心肺蘇生ができる・AEDを使える人)がいない状態で、さらには多くの野次馬に囲まれた状態で、救急隊が到着するまで冷静に自分は行動できるか・・。
正直、絶対遭遇したくないですね。
・・が、遭遇したら・・
そう思うと、今回に限らず、機会があるごとに講習を受けるべきだと感じました。
最近はいろいろなところで、AEDの講習会をしています。
会社に消防の方が来て講習会をすることもあると思います。
みなさんも是非、一度、経験してみて下さい。
機器の設置件数が増えるだけでなく、使用経験者が増えることが大切だと感じました。