さて。
カードシリーズ
ラファエラです
イタリアで開設した
外国口座の情報シリーズです
外国で銀行開設シリーズ
⑬ 【N26/イタリア郵貯】給付金の受け取り 今ココ。
個人の経験をまとめた事項なので、
最新の情報は
各自でお調べ頂きますよう
お願い致します。
イタリアでは
様々な規律が頻繁に変更されます。
最新の情報は
各自でご確認下さい。
N26銀行の申し込みには
スマホへのアプリインストールと登録が必須です。
Androidはこちら。。
iOSはこちら。。
Postepayアプリのインストールは、
Androidはこちら。。
iOSはこちら。。
●IBANコードの違い
まず最初に
IBANコードについて理解する事が大事です。
N26銀行も
イタリア郵貯のポストペイも、
どちらも
IBANコード(コディチェ・イーバン)で利用します。
IBANコードとは、
主にEUで利用されている銀行口座識別番号の事で、
日本の銀行はIBANではなく
SWIFTコードを採用しています。
IBANとSWIFTの詳細はこちら。。
IBANの冒頭2文字は国を表しているので、
- ドイツ企業のN26銀行は2020年まで全て「DE」(※下記参照)
- イタリア郵貯は「IT」
が割り振られています。
●2020年以前/以降のN26銀行IBAN
イタリア在住という視点に絞ると、
ドイツのオンライン銀行・N26のIBANは、
- 2020年3月26日以前に開設した場合:ドイツIBAN、「DE」開始
- それ以降に開設した場合:イタリアIBAN、「IT」開始
※本社は変わらずベルリン。
が割り振られるようになりました。
2019年3月に開設した自身の口座は
ドイツIBANですが、
昨年以降
今から口座開設をするイタリア在住者には
イタリアIBANが与えられます。
●外国口座に対するイタリア政府給付金
以前書いたように、
外国口座への政府給付金は、
イタリア郵便局の窓口にて
現金で受け取るシステムです。
※ここで言う外国口座とは、「IT」IBANでない口座の事を指します。
【関連記事】
(給付金確認に必要なINPS登録の方法)
●給付金受け取り時の注意
外国口座である為に
イタリア郵便窓口で受け取る給付金には、
『何月何日から何月何日までに』
という受け取り期限が設けられています。
この指定期限を過ぎると給付金を受け取れず、
数百ユーロ(数万円)を失ってしまうので要注意です
期限については、
自宅へ郵便で届く通知書に記載されています。
●イタリア口座に対するイタリア政府給付金
イタリアの主要銀行口座へは
自動的に振り込まれます。
どの銀行口座が自動振り込みで
どの銀行口座が窓口受け取りかは、
INPSが宛先銀行として承認するかどうかによります。
※下記参照。
●N26の「DE」→「IT」情報
2020年初春、
- 春以降新規開設者には「IT」IBAN
- これまでの「DE」IBAN所有者も、希望者には順次「IT」へ切り替え可能
という噂が出ていました。
前者の
新規開設者に「IT」が与えられるというのは
実際に2020年3月下旬から施行されましたが、
後者の内容は
『システム整備に時間が掛かる』との事で
未だ不明のままでした。
もう1年経ったので
そろそろ整備もされているだろう、
何か新情報が得られないだろうか、と
N26のカスタマーサービスに問い合わせたところ、
「DE」IBANから「IT」IBANへの切り替えは
まだシステムが完了していないとの回答でした。
いつを目途にしているかも不明。
恐らく
あと1、2年は待つ覚悟が要りそうです。
●N26「IT」での給付金受け取り
併せて
- N26の「IT」IBAN所有者は、給付金が自動振り込みされるのか
もカスタマーサービスに質問しました。
答えは『されない』。
「IT」IBANであっても、
N26銀行自体を
INPSが承認していないからだそうです。
●まとめ
N26銀行の口座は、
郵便局の窓口でしか給付金を受け取れません。
ポストペイ(イタリア郵貯)であれば、
自動的に振り込まれます。
イタリアは
一般的にデビットカード払いが主流です。
加えて政府のキャッシュバックキャンペーンもあるので、
日常ではやはり
現金所持よりも口座に入金した方が便利です。
現金で受け取った給付金を口座へ入金する場合、
N26へ入金するか
ポストペイに入金するかで手数料が異なるので、
前回記事【N26/イタリア郵貯】手数料比較をご参照下さい。
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