バラの冬剪定まるわかり | ベランダ花子たちとの12ヶ月

ベランダ花子たちとの12ヶ月

南西向きの狭いベランダでも、相性のいい花子たちとご機嫌よく過ごしてます。
週末ガーデナーが、バラをメインにしたベランダ花子たちの記録を綴っていきます。


神奈川のウチのベランダに、

バラをお迎えして3年目。


ミニバラ


バラ本はたくさんチェックしたけれど、


それぞれ微妙に違っていて、


今一つよくわからなかった、


バラの冬剪定。。。☆君



ところが、ところが、


先日、日本橋○越主催の

「有○先生のバラの冬剪定講座」に参加して、



スッキリビックリマーク


「そうだったんだ~チョキ バラの冬剪定に


って納得です。



備忘録かねてまとめてみます。

バラに興味のない方は、長くなるので、スルーしてくださいネ。苦笑


マンダリン




【冬剪定の時期】


●東京近郊は2/5~15くらいまでの間に剪定するのがベター。
・開花を5/15に想定し、そこから75日逆算して考える。
(剪定してから開花まで75日が目安なので。ちなみに2番花は45日後)
なので、遅くても2月末までに切ればいい。
それ以前に、あまり早く剪定してしまうと、芽吹いてしまい、その後に寒の戻りがあると花芽成長が止まってしまう。これがブラインドになる原因。
寒さからのリスクをさけるためにも早い時期の剪定はさけたほうがよい。

・「仮剪定を12月にして、本剪定を2月に」という説もあるが、これは負担が大きい。
剪定は芽吹きの合図になるわけだが、休眠状態のときのカットは、土壌からの栄養分を使って芽が動くのではなく、株の中に温存している栄養やエネルギーを使って動くため、バラ自身の負担が大きい。

これを、12月と2月と2回やるのはかなり酷なこと。剪定日は一回にして、その際は、カットするたびに少し離れてながめて、形よく切れているか確認しながらカットを繰り返し、剪定するのがベター。

・暖冬でも剪定時期は一緒。

・暖冬で、剪定のときにつぼみや花が咲いているとき、残したければ残してもOK。
花後に他の枝とのバランスで短くカットすればよい。



《早く剪定してしまった場合》
・芽が動かないように、2月末まで、日陰に避難させる。 
・霜や雪などの寒さが強いときには、防寒を。


・剪定しないつるバラなどは、1月に入ったら、葉をむしり、誘引する。
そのほかのバラの葉は取っても取らなくても、あまりかわらない。
どちらでもいい。
(ちなみにウチの場合は、うどんこが残っていたので、12月に入ってすぐに葉は取りました)



つるバラ誘引



【剪定のポイント】

●自分が咲かせたいイメージに剪定すればよい。
まずは一番高くするセンターの枝の高さを決める。


鉢バラは、鉢の1.5倍の高さで咲かせるのがバランスがよい。
一番高くするセンターの枝の高さを決めたら、
それを中心にこんもりした形になるよう、剪定していく。

・内芽、外芽はそれほど気にしなくてよい。

・剪定するたびに、3歩下がってバランスをみて、必要ならさらにカットする。

・バラ園のガーデナーがやっている2~3芽残しカットを意識してもよい。

・花をたくさん咲かせるよう枝数を残す。
このために、どのくらいの太さの枝に咲いたか覚えておくといい。
ハイブリットティー、ER,フロリバンダなど、種類によって、違うので。


【剪定ばさみ】

●必ず、片刃が丸くなっているよく切れる剪定ばさみで!

・切り口が平らになるよう切れる剪定ばさみで、切り刃の刃を下向きにし、はさみの奥でカットする。
切れ味が悪いはさみや、切り刃の向きを間違えると、断面が平らにならず、枯れ混む原因になる。


剪定ばさみ


・先生おすすめの剪定ばさみはフェルコの6番。傷んだら、片刃を替えられる。



【剪定後の消毒】


●剪定後、うどんこ、黒点病予防に消毒を一度しておく

・石灰硫黄合剤をハケで塗るのがベストだが、現在は入手できないため、ダコニール、ベンレート、サルバトーレなどで濃いめ希釈でスプレーするといい。(通常の3倍でもOK)
次の消毒は3月後半からでOK。


うどんこ 黒点 消毒




【剪定後の肥料】


1月末から①微粉ハイポネックスと②ハイフレッシュを10~15日おき。
・落葉植物のスタートは、芽からではなく根の活動から。根が水や養分を吸収できる環境にしてあげる。
根の成長を促すカリウム入りの①「微粉ハイポネックス」と、ミネラル豊富な②「ハイフレッシュ」をそれぞれ、2gづつあわせて、土の表面にばらまき、後から水やり。
(水に溶かすものだが、ふりかけたほうが簡単)
10~15日おきにする。






2月~3月は肥料強化月間!
・2月に入ったら、置肥を。
(植え替えして、元肥が入っていれば不要)
・2月、3月は液肥を強化する。7~10日おき
 ただし、
 *初回は、最初はいきなり液肥ではなく、活力剤(リキダスなどで可)のみで、活性をうながす。
 *2回目は、活力剤+液肥(住友化学のばらの肥料など)のダブル入れ。
 *3回目以降は、液肥のみ。(活力剤は花つきにブレーキをかけることもあるため)


以上、

11月に教えていただいたこと含め、


時系列にポイントだけまとめると、


こんな感じですビックリマーク



 バラの冬剪定


5月にきれいに咲いてくれるよう、


お世話しなきゃですネ!いろ

いつもご訪問いただき、ありがとうございます笑顔
↓1日1回応援クリックいただけると励みになります!

人気ブログランキングへ


にほんブログ村 花ブログ 寄せ植え・ハンギングへ