2013年イタリア夏休み6日め。
トスカーナの山の幸全般に満足した後は、
海方面に移動することにした。
移動時間は高速にのって2時間強。
途中、通るピストイアという地域は、
植木屋さんが多いと聞いていたので、
高速からでも見えないかなあ と楽しみにハンドルを握っていたら、
あー、あった、あった。
「撮って、撮って!」と妹ちゃんに頼んだけど、
なんせ、時速100㌔以上で走る車内からの撮影。
数枚撮ってくれたけど、鮮明に写っているのは、これだけだった。
でも、かわいいトピアリーがしっかり撮れてたからよかった。
トピアリーといえば、これは大きくなってから作ってもダメなんだそう。
小さいときから、つくりあげていくものなんだとか。
だから、こうやって植木屋さんが作って商品にしてるんだろうな~
と、感心しているうちに、
目指していたビアレッジョに着いた。
ここは、2月、ヴェネツィアに次ぐ大きなカーニヴァルが開かれる街なのだけど、
夏は海水浴を楽しむ人で大賑わいの地。
私たちが行った9月はもうシーズンオフで人は少なかったけど、
人混み嫌いな私たちにはかえってそれがちょうどよかった。
熱海をもっと大きくして、
ちょっとこぎれいにした感じの街といった印象。
(アールデコ調の建物オンパレードなのに、それはないか・・・)
当初はこのヴィアレッジョの街に泊まるつもりでいたけど、
車でゆったり出入りできて、専用駐車場が敷地内にある、
気に入ったホテルが見つからなかった。
そこで、隣街のゆったりとしたホテルが多い
リド・ディ・カマイオーレに泊まることにしたのだけど、
これは正解だった。
敷地が広く、車の出し入れはスムースだし、
緑いっぱいで気持ちよかった。
ウチと同じブルーのプルンバーゴと、
ブルーサルビアがきれいに咲いてたし。
お手入れも完璧で、
これまでのヴィラやコテージとはまた違う心地よさがあった。
この街は小さくてレストランなどあまりないけど、
車で出かければレストランも駐車場もわんさかある
ヴィアレッジョまで5分という便利な立地。
ホテルで一休みしたし、
ヴィアレッジョの海に出かけてみることに。
山もいいけど、やっぱり海もいい。
山でずっとお肉系続きだったから、
今晩は美味しい魚介類に出会いたい、出会うぞ!と
目をつけたお店はこちら。
海岸通りの表通りからかなり入った裏道にあるオステリア「トリンケット 」。
私たちが外の席に坐った途端、
地元の人たちが、次々に入ってきてあっという間にほぼ満席、
それが証拠で大正解だった。
なかでも、魚介のフリットは、今まで食べた中でダントツ1位!
妹ちゃんに至っては、
蒸したムール貝についてきたこのレモンが美味しいと、
なぜか、2つもまるかじり。
私には酸っぱい だけだったから、
きっと彼女はナビ役でかなり疲れてたのかもしれない・・・。
(よかったら、レモンまるかじりの妹ちゃんのブログ もみてやってくださいマセ)
お店のスタッフも、
きびきび効率いい動きなのに、絶やさぬ笑顔。
これまた、イタリアには珍しい素晴らしく気持ちのいい接客態度その2に遭遇して、
大感激した。(感動その1はこちら )
そんなこんなで、あっという間に9日間の2013年イタリア夏休みが終了。
いつか、もう一度同じルートで回ってみたいというくらい充実の内容だった。
またがんばって働かなきゃ。
そして秋のベランダ花子さんたちの準備もしなきゃだワ。
PS I san, ti ringrazio per il bellissimo regalo!
いつも遊びにきていただき、ありがとうございます
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