野生動物として

厳しい環境下で経験を積んで魂を磨き

 

その後

 

人間と暮らすことを選んだわんこがいました。

 

 

私がその精神の強さに驚いたのは

生まれてきた目的を聞いたときでした。

 

チワワのクーちゃん (享年10歳半)

 

 

 

人間と一緒に暮らすうえでの

クーちゃんの学びのポイントは

 

『健康とは何か』

『病気とは何か』

『病気が人生に与えること』

『人間の様々な感情』

 

 

健康のありがたさを知るうえで

病気を知ることはとても重要。

 

 

人間は病気を恐れますが

クーちゃんはそうではありませんでした。

 

 

動物が病気をしたときに

飼い主は必死に治療法を調べたり

病院に何度も通院したり、投薬や看護で大変ですが

 

 

動物側からいえば

自分の治療をしてくれるのは人間なので

 

 

どんな理由で病気になるとしても

どんな治療だとしても

ただ『受け入れる』ことしかしません。

 

 

病気と向き合うのは

 

治療をする獣医さん

 

そして

 

看護をする飼い主さん

 

 

 

つまり

 

私たち人間なのです。

 

 

 

 

クーちゃんは健康のありがたさを学ぶため

自ら病気になる犬生に挑戦した勇敢な男の子。

 

生半可な気持ちでトライできることではありません。

 

 

クーちゃんは病気を通して

家族の心に深く残る大切なことを刻んでくれました。

 

 

 

私たちは

 

動物が病気で苦しんだ姿を見ると

 

『ほかのおうちの子だったら病気にならずに

今も生きていたのかもしれない・・』

 

と思いがち。

 

 

しかし

 

『過去のカルマの償いをするためであったり

自ら魂を磨きたくて敢えて厳しい人生を選ぶこともある』

 

 

クーちゃんは『僕は後者です』と

男らしく伝えてくれました。

 

 

クーちゃんが今の飼い主さんを選んだのも

 

今の飼い主さんがクーちゃんを選んだのも

 

お互いの人生の学びのためであり

 

そのための必然な出会い。

 

 

最高のタイミングで出会った

最高の学びが得られる最高の相手でありました。

 

 

最高の学びができて

お互いに魂のレベルを高められたのだから

僕たちの関係は未来永劫に続く、特別な関係だと

伝えてくれました。

 

 

『愛を持って選択したことに罪を感じずに
これからの人生にぜひ学びを生かしてほしい』

 

とクーちゃん。

 

 

亡くなった後の今も

飼い主さんの愛に心から感謝して生きています。

 

 

このように深くかかわった動物と飼い主さんは

その後の人生においても

転生を繰り返すたびに絆を強めていける特別な関係です。

 

 

飼い主F様よりご感想を頂戴しましたので

ご承諾を頂き

ここでご紹介したいと思います。

 

 

 

ラブレター飼い主F様のご感想

 

 

魂のお勉強をする為に、

私の元へ来てくれてありがとう。

 

 

ママはクーちゃんと暮らせて幸せでした。

 

 
「無口な男前」の印象だったクーちゃん。
 
上野様のセッションでも、
男前という単語が出てきて、ビックリしました。
私が感じてた事と同じでしたから。
 
 
そして、私が病気になったクーちゃんの為に、
必死で良くなるための薬を調べていた事も、
誰にも言ってなかったのに。


クーちゃんはククちゃんの中に半分入ってくれるんですね。

 

それならククちゃんは、生まれ変わりと同じです

 

 
(弟犬の)ちーちゃんは私を舐めまくるし、
胸や背中にも乗る。

(弟犬の)ククちゃんは私にもたれかかるし、

胸やお膝にも乗って来てくれます。
時々舐めてもくれます。

 

 

私が寂しく思ってたから、
クーちゃんが2人にそうさせてくれてるのかな、
なんて思います。


現在のクーちゃんが、

 

寂しがったり怖がってなくて安心しました。
 


お空から、いつでも降りて来てくれるなら、

 

ママは毎日クーちゃんを呼んでるから、

 

一緒に居るのと同じだね。
 
 

 

触れなくて、見えなくて寂しいけど、

 

 

 

クーちゃん

 

 

ママはもう自分を責めるのをやめます。

精一杯やったし。

ママの事で、クーちゃんが悲しむのは嫌だし。

 

 

クーちゃんの最後を
この腕の中で見送る事が出来たから。


ちーちゃんとククちゃんが、
いつまでも健康で長生きしてくれるように、
お空から見守っててあげてね。

 

 

 

F様ご感想をありがとうございました。

 

 

私事ですが

 

私の最愛の長女犬は初めて飼うわんこでした。

しつけもわんことの交流も知らないまま

人間のストレスも影響することさえ気づかずに

毎日揺れ動く感情の波の中で耐えてくれました。

 

 

与えていけない食材を床に落として与えてしまったり

不注意でけがをさせてしまったり

病気で苦しんだときも、空回りばかり。。。

 

どうして私のような経験不足の飼い主が

あんなかわいい子を飼ってしまったのだろうと

亡くなった後で、心底落胆しました。

 

 

後から振り返って襲ってくる

身を切るようなつらさは

長女犬に可哀そうことを強いてしまったので

罰が当たったんだと・・・さえ思いました。

 


しかし

 

後になるほどに

 

 

あの子は

 

病気を通して

私の足りない部分を埋めてくれたのだと

いうことに気が付きます。

 

 

穴があったら入りたい、隠れたいくらい

恥ずかしかった。

 

 

ママには笑顔でいてほしかった

 

 

そんなあの子の言葉が心に刺さりました。

 

 

 

あの子は最後に

 

『これからはママの一歩先を照らして
行くべき道を示します』

 

と伝えてくれました。

 

 

 

若かったころの私は軸がブレブレで

自分の体調など気にすることもせずにいましたので

 

ママの成長があの子の心や体調にも影響する。

私がしっかりしないとあの子にも申し訳ない。

 

 

と、その後、心を入れ替えました。

 

 

人間と一緒に生活する動物たちは

飼い主の心の深い部分や健康面まで

愛で包んでくれるのですね。

 

 

F様、

 

この度のクーちゃんとのご縁で

私自身も人としてまた学びを深めることができました。

 

本当に、

 

本当にありがとうございます。

 

 

F様とクーちゃん、そしてご家族の皆様のお幸せが

末永く続きますように心よりお祈り申し上げます。