赤ちゃんが出てきて一瞬だけ見えたけど
顔すらまだ見せてもらっていない。
大丈夫なんだろうか…
しばらくすると泣き声が遠くから
こちらに近づいてくるような気がしました。
👩💼『赤ちゃんの処置が終わったので
目の前に連れてきますね!』
skin to skin contact
(昔で言うカンガルーケア)
ってやつなのかな?
まだ帝王切開の処置中なので、
目隠しのカーテンと顔の間の
僅かな隙間(20〜30cmくらい?)に
綺麗になった裸の赤ちゃんが置かれ
やっと顔を見ることができました。
大きな大きな赤ちゃんだったので
狭い感じで無理やり入り隙間に込ませた感
だったけど、ふにゃふにゃで
一生懸命泣いていて
あぁ、無事に産むことができたんだなぁ…
とうるうるしたのもつかの間、
👩💼『赤ちゃん、検査とかあるので
お預かりしますね〜』
とあっという間に離れてしまいました。
このとき重さとか聞いていたのかもしれないけど
記憶が途切れ途切れ
その後…
チクチク傷口を縫ってくれてるんだろうけど
切開したあたりが妙に痛い…
麻酔は効いてるはずなのに、まさかね?
でも、とにかく右側だけやたらと痛い
痛すぎて思わず足を動かしてしまったようで
👩💼『accoさん動いてる!』
と執刀医の先生の焦る声が響きます。
『痛いんです!めちゃくちゃ痛いです』
と叫びたくてもマスクもしてるし
うまく声が出なくて
『痛い!痛い!』
と一生懸命叫びました。
この日の無痛分娩の準備から
ずっと見てくれてる麻酔科の先生が
急いで麻酔を調整
しばらくすると麻酔が効いてきたのか
痛みがなくなったけど
またいつ痛みが再開するのか
怖くて怖くて
『あとどのくらいですか』と
近くのスタッフさんに聞くのがやっと。
もうすぐ終わるというときに
異様な眠気が襲ってきました。