何度か本格的にいきんだものの、
赤ちゃんが出てくる気配はありませんでした。

『一旦休みましょう』
と言っていきむのをやめたとき
先生方が何やら話していました。

成育では一人の先生の判断ではなく
何人かの先生たちとの協議の結果
色々な判断をするようなのですが
数名の先生方で話していた様子が
ベッドから見えました。
一人の先生が近づいてきて

『accoさん、、、
赤ちゃんね、ちょっと苦しそうで……
うまく出てこれないみたいなんです。
他の先生方とも相談したんだけど
これから緊急帝王切開による出産になります。
急で申し訳ないですが、
いまから説明しますので
同意書にサインをしてください』

と至って落ち着いた表情で
私に伝えました。
後ろでは他のスタッフさんが
バタバタとし始めていて…

担当の助産師さんは
『うまく産ませてあげられなくて
申し訳ないですショボーン』と少し悲しそうでした。


『ご主人に連絡してきます!』
といって走ってLDRを出ていく助産師さんや
『スマホはこの鞄に入れて良いですか?』
と荷物を片付ける助産師さん
ストレッチャーを運び入れる助産師さん等
他にもたくさんの人が出入りして
部屋の中が突然慌ただしくなってきました。


夫は病院からの電話に驚くだろうな…
心配するだろうな…
赤ちゃんは大丈夫なんだろうか…
万が一何かあったら、もう家族に会えないのか…
いろんなことが頭の中でグルグル…


そんな中でも陣痛の痛みが酷くなってきて
麻酔を追加してもらいながら、
寝ながらの姿勢で手術の説明と同意書へのサイン。

3種類×2枚ずつ(病院控えと患者控え)
の合計6枚チーン




この時はさすがにしんどかったなーチーン

コロナ禍なのでマスクをしたまま
いきんでいたせいか
酸欠状態で頭がぼーっとした感じだったし 
何度か本気でいきんだ疲労と酸欠の中
まだまだ陣痛も痛いのに
プリントの文字を何枚も見せられつつ 
早口の説明聞きながら
6枚も日付とサインを記入する苦行…

全身麻酔下でもないのに
心なしかだんだん異様な眠気が襲ってきて
意識朦朧のような状態になりながら
ストレッチャーに移動して
このあたりの記憶はところどころありませんチーン


(あとで見返した同意書のサインは、
かなり荒ぶってました滝汗)

LDRをバタバタと出て
廊下からエレベーターにのり
手術室に向かったことは
なんとなく記憶にあります。


手術室に到着すると、すでに準備万端で
たくさんのスタッフさんが出迎えてくれました。

同意書にサインしてから体感5分後には
手術室ってなかなかの展開でした。
あっという間に目の前にカーテンが準備され
『ああ、他のブログで読んだ光景がまさに…』
と思う余裕は若干ありました。





ランキングに参加中ですニコニコ

にほんブログ村 マタニティーブログ 高齢不妊から妊娠へ   にほんブログ村 マタニティーブログ 高齢出産へ



↓私の購入品のみ載せています