+4dB_BOOSTER

こんにちは、前投稿で内部写真を載せていますが解説が長文になったので別投稿にしました、SONYのプロCDである、CDP3000の音質でPCM501ESを鳴らそうと会社から原回路のコピーをとってきて自作したのが始まりなのです、 


だからこれ最初は下の紙エポ基板だけで動かしていたのです、回路定数はCDP3000そのものですが部品は当時アンプの音質を聴き、そのジェントルな質感でファンになった窪田登司先生ご推薦部品ばかりです、これら部品は窪田先生の著書に詳しく解説されていたのです、 


ちなみに私は少年時代、ラジオの製作や初歩のラジオ読者だったので窪田先生の影響は大きいのです、でも私はアインシュタインの相対性理論は正しいと結論するのです、 


原爆が実用化されているのに相対性理論を否定する人って・・・・・・、今なら訂正できますよっ!! 


それから読者で私が設計したのPA/SRアンプの試作品聴いて ‘良いっ!!’ って思った人多いでしょっ?B&Wのマトリックスの鳴りがTADとALTECを足して2で割り、更に日本のワビ、サビを加えた様な音に変化するのです、 


窪田登司先生の以下の著書を数式を含めて理解の上、スミスチャートの意味を理解し使える様になる事、そして放熱器の熱量計算(ヒートシンクメーカーに資料有)が机上で出来る様になる事、 


これらをマスター出来、補足すれば簡単な機構CADで筐体を書く事が出来れば、あのアンプと全く同じレベルで完全なオリジナル設計ができる様になります、私のアンプ設計術、これ窪田先生のこの本と金田明彦先生の著作物等が基本なのです、


KBA

アマチュアの本等と笑う人がいるでしょうがプロの設計屋は私の設計をアマチュアの設計と誰も言いませんよ、 


だからMJとかスミスチャート解説を掲載した方が良いと思うのです、私、オーディオ雑誌での掲載どころか、スミスチャートで回路設計を行う技術者が極少な事に驚いたのです、スミスチャートを使わないならS/Nも何もあったものじゃないのです、 


下は金田明彦先生著作で私が参考にしている本です、オーディオマニアの著作と考えると ♡‘熱いっ!!’♡ ハートが感じられますが大学での教官時に同じ事を教えていたと思うと、・・・・・・・☠!!って人多いですよね?、


KDA1

あと使用部品ですが、抵抗器はPhilipsの金属皮膜抵抗器で秋葉原ラジオデパートの海神無線で扱っていました、店頭を覗けば現物が並んでいますが、これゴチャマゼ状態でひょうたん型とヒューズ型の2種があったのです、値段が高めですが親切なお店なので時間をかけて抵抗器をお皿にとっても変な雰囲気にはなりませんよ、 


この抵抗器、ひょうたん型はしっとり系の印象、ヒューズ型はカッチリ系の印象で音質が結構違うのですLRで同じ使用場所にゴチャマゼで使うのは問題だと思います、 


それから緑のフィルムコン、これメーカー忘れてしまいましたが当時YAMAHAが使っていたポリプロピレンで海神無線の店頭に高音質とか書かれていたので試しに買ったのです、以降数回、別の自作で使ったのですがブチルゴム巻きスチコンと同じで私は効果が分かりません、1200pFなのでFKPとか入手できれば、私はそちらを勧めます、 


あと4つの電解コン、これ型番忘れてしまったのですがブラックゲートの220uFなのです、ブラックゲートは型番で音質が凄い変わるでしょ?これはオリジナルのタンタル系の音質の種類じゃなくて普通にメーカーが使用しているSMEコンに音質が似ているタイプです、これも海神無線で買いました、 


青い高級トリマー、これNECのネオポットと言うタンタル抵抗らしいのですが、これは渋谷の青山学院近くの藤商電子で爆安価格で新品を買ってます、今どうなってるのか知りませんが、直接お店に行くと出所不明な宇宙開発事業団?払下げみたいな怪しい特殊部品が爆安で売ってるのです、余談ですが私がSPDIF回路で使ったパルストランスはここで買ったのです、 


あと小豆みたいな4つの部品、これは当時、秋葉原駅前のラジオ会館にあった三栄無線というお店で扱っていたディップマイカという部品でマイカコンという事以外は分かりません、SEコンとセラコンの中間音質で悪くありませんが部品の組み合わせが上手くないとバイオリンがカサつくんですよね? 


オペアンプはJRCのNJM5532DD、特殊選別品ってなってますが秋月電子で100円しなかった気がします、5532ってJRCは微妙に072系の色が乗ってシグネティクスより上品なのです、赤い大きな四角はWIMAのMKP0.1uF、LR共通のデカップリングですがこんな感じで引き回すと、ある意味WIMAの癖と言われる雰囲気が薄らぐのです、これも三栄無線で買ったのです、 


それから意外と音に効くのが線材ですが、これ店名知らないのですがコイズミ無線近くのアーケード内の線材屋で買った単線なのです、ワイヤリングがやり易いと考えただけですが、ニッケルめっき銅線?なのか固めの芯のある音がするのです、半田が乗りにくいし、被服が放射線強化材じゃなく半田ごてで溶けるのでお好みで線材は選んだほうが良いかもしれません、 


ACケーブルはオヤイデ電線で購入、ケーブルストッパーは秋葉原をうろついて目に入ったのを適当に購入してますがオヤイデにあると思います、トグルSWは秋月電子で買ってます、 


電源部のトランスは秋葉原のラジオデパート地下のトランス屋さんで、たしかSELとか入ったAC15x2が取れるCT品です、ケミコンは6本ともSME2200uF、これも海神無線で買ってます、今、SMEコンってSMGに変わってるでしょ?このケミコンはDENONのプロ用オープンが統一使用しているケミコンでDENONはオーディオ系もロジック系もSMEを使ってるのです、SMEコンは無癖ですがSMGはちょっと煩い印象です、 


私と同世代の男性は☆ピンっ!!☆と来ると思いますがDENONのプロ用オープンって河合奈保子さんってアイドル歌手の人いたでしょ?あの人の曲がDENONのプロ用オープンの音がするのが多いのです、だからSMEコンが無癖だってイメージ伝わりますよね?、


BigBang

河合奈保子さん、大学の講義でしょうか? ♡いやぁ~っ!!眩しいですね♡ 私実は河合奈保子さんが現役時代はテクノ小僧とよばれ全然音楽聴いていないのです、イマドキ聴かない元気爆発!!な音楽、知らない世代に聴いて欲しくてMP3投稿しました、 


どうして、こういう明るい音楽が無くなったのでしょうか?歌手のキャラが好きも嫌いもなくて、聴いていて元気になるでしょっ?私はボコーダーでサンプル・ボイスをトリガーする昨今のアイドル歌謡を聴くと元気が無くなっちゃうのです、https://drive.google.com/file/d/0B-oUoDxjU0t6VkgzZExRUm5JeTA/view?usp=sharing 



ちなみに、こちらが "ボコーダーでサンプル・ボイスをトリガーする昨今のアイドル歌謡" の一例、この曲に限ればワクワク感が上手く造り込まれていますが、歌手の声がお人形さんに聴こえるのは制作者も同じですよね?良くも悪くも "モー娘/AKB" に縁があり、彼女たちにも私のアーカイブを読んで貰おうとこの曲を取り上げてみました、


MP3版

https://drive.google.com/file/d/1_XpeCbkb7YAUWsH4kWHkxcHiUxmSa3E-/view?usp=sharing

WAVE版

https://drive.google.com/file/d/1kJIXRWoTtIWeKNQkW_-ETqjMzcMf5dEh/view?usp=sharing

レギュレーターはNECの7815/7915です、誤動作防止のダイオードは10D2、キャパシターは積層セラ、両方とも秋月電子の店頭販売品です、あとハッキリ見えませんがネオンライト、これ抵抗入りでAC100V印加で使えて便利なのです、確かラジオデパート内のどこかで扱っていると思います、電源部は無造作に商用ACを引いてますが一次側に小型ヒューズをヒシチューブでモールドして直付けしているので発火事故にはなりません、 


それから整流用ダイオードはブリッジICの薄型/小型品、これ出所不明品で渋谷の藤商電子を散策していて大きさが手頃だから買ったのです、後で調べたらSABxxだか何だか、基板外すの大変で、その上、型番は忘れてしまったのです、 


ここは熱雑音とか大切ですが、マニアが発言するリカバリー雑音はデカップリングコン追加の方がずっと効果が大きいのです、だから電流容量が大きければ=熱雑音が小さいとなるので、何でも良いって感じです、あと、SWノイズ防止でブリッジに付ける4個の ‘お約束’ 0,01uFとかも付けてません、 


あとスパークキラー、プロの設計は普通、専用品やスナバ回路を使いますが、私はトランスへ高耐圧の0.01uFを並列接続してOKとします、共振する場合がありますが、普通のパワートランスは巻線抵抗で等価回路がスナバ化するのでこの方が良いですよ、でもメーカーの量産品設計を ‘お仕事’ でする人、これはメーカー仕様があるので私のマネしないで下さい、 


ケースはラジオデパートのスズラン堂が扱っていた ‘メクラ’ というオリジナルケースで型番は忘れてしまいました、縮緬塗装をやすりガケしてラッカーで塗装してますが車用アクリルスプレーの方が良いと思います、 


基板の材質がまちまちなのは意味がなく適当に使っています、これらユニバーサル基板もラジオデパート内の各店舗で取り扱っています、 


以上の様な構成で最初つくり、PCM501ESを聴いていたのです、驚く人多いでしょうがこれだけでCDP3000に40%位音が似てくるのです、この出力段、音作り大きいのです、このクロスバランサーはホット、コールドでアンバラが3dB程度出るのです、2%抵抗器でこんな感じなのです、 


この回路はトリマー挿入位置決定が難しく回路動作を熟知しないと誤った場所にトリマーを入れてしまいます、最適化所へトリマーを挿入すると5%級抵抗の使用が可能になり、さらに帯域内一様にバランスさせる事が可能になります、プロオーディオの回路を見るとこの部分の理解が誤っている設計が結構多いのです、私はトリマー挿入に否定的なので無調整のまま使っています、 


最後に後載せバッファ回路、これは当時個人で所有していたTCD10PROのインターフェイスに使用したところゲインが足りず追加した回路なのです、有り合わせの部品で作っています、メイン基板を作ったあまりの部品と言った感じで、デカップリングのケミコンがSMEのBPタイプなのです、普通に考えて使っちゃいけない場所ですが有り合わせで使ってみたらBP使った方が印象が良かったのです、 


この回路、ただの非反転増幅で入力にネオポットでトリマーを付けている回路です、ゲインは10dB位ですが基板裏面から位相補償のディップマイカを付けています、 


              回路図です、

Ameblo001

              https://drive.google.com/file/d/0B-oUoDxjU0t6MmJ6d2NyOHF6YU0/view?usp=sharing