
うまいときもあれば
まずいときもある
私は二十半ばくらいまで
ホンモノの死にたがりだった。
いろんなことがありすぎた。
分厚い何編もある超大作の小説が
書けるくらいに在りすぎた。
なのであたしの身の周りの人々は
私が小さい頃からずっと地獄にいたなんてコトは一切、思っていなかったようだ。
私は身の回りの人々からは
いつもニコニコしていて優しい天使みたいな子だと言われていた
本当に思っていることは
口には出せないのだ。
でね、
ある時
本当に死のうと思って
生死の境ってヤツを見たんだわ
世間一般では、そんな時、三途の川を渡る~云々言われてるけど、イメージ的には当たってるのかもしんない
私の場合は
この世の終わりの暗闇って
かんじだった
とにかく無性に最大限に寂しくて
言葉にできないくらいに暗くて
暗く寂しくとにかくイヤなとこだった
生命の終わりなんて結局ゼロになるんだから、そんなもんなのかもなー
で、そこからなんでこっちに戻ってきたってのは
なんだろねアレ?
守護霊本当に実在してるんだ?…なんて痛いことは思わなかったけど
たぶんに
心の奥の奥の本当に一番奥に
あった「希望」っていうのかな?
したい事が甦ってきた!って感じで
それがムチャクチャ!
ミラクルな悔しさに変わってて
「しあわせになんなきゃ!」
「これでオシマイなワケねーだろ!」
「しあわせになんなきゃ損!!」
そんなような想いがですね
身体中にみなぎるワケですよ
で、ここで、エヴァンゲリオンの碇シンジくんみたいになってて
生きなきゃ!生きなきゃ!生きなきゃーーーー!!!となって
止まりかけてた心臓にですね
やっぱり
「なんで動かないんだよ…」
!!!!!!!
「動け!」
「動け!!!」
「動けーーー~~~~!!!!!」
と、リアルタイムなコトをしていたワケです
別に本当にエヴァがそれほど好きってワケじゃないんだけど、例えると本当のリアルシンジになってた感じかな?
………………
不思議なコトってあるよね。
生命エネルギーマイナス1000から、プラス10000になるあの満ち満ちたエネルギーってどこからくるんだろ~~~~か……
結局何が云いたいってさ
本当に悲惨な奴ってのは
弱音が吐けない、好き勝手なコトも口にできない、甘えられない、そんな環境にいる奴ってコトでさ
いつもニコニコしてる奴なんて
本当に色んなもん抱えてて
抱えすぎてて………
だからさ
こっちがそれを少しでも気づいて
こっちが相手に優しくしてやらないと
ニコニコした相手はいつまでも
楽になれやしないんだよね
裏も表向きも
ふところの深い奴なんて存在しないし
海のような心を持ってる奴もいないよ
いつか背負ってるものが本人を押し潰しちゃったら取り返しつかなくなる
だから
優しい奴には甘えてるだけじゃなくて
時には優しくしよーぜ!って
いう
そんな面倒な話さ