私の父は若いころ
アートの方面で
生きていた

色々と色々なコトをしていたのだが‥

ある誕生日に木材で作った1㍍以上の
大きなスピーカーを貰った。

私の青春時代は
おんがくを聴くとなればもっぱら
円盤形の形をしたレコードである

このレコードから音を出す原理は
とてもオモシロクて
レコード針なる針で
レコードの細かい凹凸をなぞって
音を出していくという(たぶん)
それはそれは原始的なものなのだ

レコードプレーヤーの再生針の
取っ手?みたいなとこの反対には
オモリがあり

その錘の重さを調整して
針がレコードをなぞる強弱をつける

簡単に云えば、針を重くすれば
低音が強調され
軽くすれば高音が強調される‥

私は話下手なので
レコードを知らない人にはたぶん
私が何を言っているのかは
分からないと思うけど…

言いたいのは
自然素材の木材で作ったスピーカーで
奏でられた音色はの音で

今の時代じゃとても再現できない
ステキすぎる音だった

そのスピーカーで
レコードを聴いたりすると
それはもう完全に
そのアーティストが目の前で歌い
演奏してい
錯覚さへ感じてしまうくらいだった

‥‥

今は携帯もデジタル信号で会話でしょ

慣れって恐ろしいもんで
今は機械音の声で会話してても
なんとも思わなくなったけど‥
はじめは『え?この声なに??』って
慣れなかった

昔の電話は
電気信号だし、今みたいに
電波信号じゃなくて自然な声だったし

いろんなものが
当たり前にデジタル化していくけど…

いいとはちっとも思わないんだよねー

やっぱり、自然から離れすぎちゃ

人間、ろくな目に会わないような‥
気がするんだけどねー‥

書ききれない膨大なデジタル化の
ダメさ、うじゃうじゃあるんだけど、

、、、

人間は楽な方、楽な方に行きたがるんだから、、

どーしよーもないよね。

と、

時代の波に乗りたくもない

超アナログ人間な
私なので‥

あった。。。_(._.)_