#車上荒らしに遭ったこと
これまでにも何度か書いてるけど・・・
短大時代に馬鹿みたいに暴走していてカーブで大型か中型のトラックと正面衝突しそうになりとっさに急ハンドル切って田んぼにダイブしました。クルマの名前は今では悪名高い「コロナ」です。(笑)
下宿の大家さんが一緒に田んぼの持ち主の方に謝罪に行ってくれて車体を引き上げるために植木屋さんのユニックを手配してくれたのですが、引き揚げ作業は翌日になるとのこと。
コロナは一晩田んぼに放置で翌朝早くに田んぼに行ったら、
助手席側のサイドガラスを割られて助手席ドアのロックが解除され・・
カーコンポがコンソールボックスごと破壊されて盗まれてました。
(助手席側が道路からは死角になっていたからです)
意気消沈したまま植木屋さんのユニックを待ち、引き揚げ作業・・
植木屋さんは車体の引き上げのプロではありませんでした。
一度田んぼから2メートルくらい吊り上げられたところでコロナのルーフに通していた丸太が折れて再度田んぼに墜落。
折れた丸太が車内で暴れて内装が破れてボロボロ。ルーフ部分も潰れて・・
何故ちゃんとしたレッカー業者を呼ばなかったかというと専門業者は高いから少しでも安くあげてやろうという大家さんの好意だったのですが・・多分ちゃんとした業者に頼んだ方が結果的には安かったのではないかと。
結局、二回落ちたコロナでしたが修理してもらったのです。コンポ無し、車内の内装は破れたままで外装のみ中古部品とか探してもらって。フロントに付いていたエアコンの部品も無いままで最低限走れるようにだけしてもらいました。修理代は確か当時の金額で10万円前後でした。間に合わない部品類はその後解体屋さんとか巡ってタダとかタダみたいな値段で手に入れて、肝心のエアコンは就職したカーディーラーでたまたま廃車になった排気量もエンジンも違うコロナから合いそうな部品を外して無理やり接続したら奇跡的にバッチリ冷房も効くようになりました。
(カーコンポだけは新品を買う羽目になりましたけど)
当時のトヨタコロナは車体が割と頑丈に作ってあったので(日産車よりも鉄板が厚くて硬かった)衝撃の割にはダメージが少なくて簡単に修理できたのだと思います。現在の衝突安全ボディというやつは衝突した時にボディ全体がひしゃげて衝撃を吸収するようになっているので同じような事故したら車体前部全体が潰れてしまい(当然エアバッグも展開)おそらく簡単に修理できるような状態では済まないと思います。つまり簡単に廃車でしょうねぇ。
追記。この時代はシートベルトも着用義務が無かったのでもちろん装着していませんでした。田んぼに激突した時に身体への衝撃は両腕と額で受け止めました。ハンドルが自分の頭突きで少し前側に曲がりましたが身体は無傷でした。(笑)