モンキレンチ復活
もうおそらく数十年前から動かなくなっていた中型のモンキレンチ。
機関部が錆びて固着しているみたいです。
先日瞬間湯沸かし器の交換に使ったように、
他にもモンキレンチはあるので、動かなくても特に気にしてはいなかったのですが、
捨てるのも惜しいし、使えるように直しておこうかと思い立ちました。
一応軽トラにも、サンバーバンにも車載工具でモンキレンチ他、一通りは積んでいます。
(僕らが若い頃には、新車買うと車載工具として小さいモンキレンチやスパナ、ドライバー、プラグレンチ一式が付いていたのですが・・ 最近じゃスパナはおろか、ジャッキさえ付いてこない。積んであるのはホイールレンチくらい・・・)
錆びたところにシューッと吹きかけるとネジが動き出すCRC5-56なんてスプレーのCMとかありますが・・
頑固に固着した部分には一度吹きかけたくらいでは効かないのが現実。
そういう時に使える簡単な方法が有ります。
だいたいの家庭にはあると思いますが・・
灯油を少々使います。
適当な容器にモンキレンチの機関部が浸かるくらいの量を入れて、
漬け込んだまま放置。
今回は4~5日放置
と言うより、屋外で漬け込んだまま忘れていたというのが本当。(汗)
(だいたい一晩くらい漬けこんだら効果は出ます。)
灯油が錆びの内部まで浸透して、固着した部分が動き始めます。
ビクとも動かなかったシャフト(マイナスネジ)が簡単に回りました。
ただ、シャフトは回ってもこの時点で下あごはやはりビクとも動きません
シャフトを外したら・・
ウォームと下あごが取れます。
錆びた部分を磨いていきます。
(動くようになれば良いので、リューターで簡単に・・)
ある程度錆が落ちたので、シリコンスプレーを吹いて組み立てます。
完成。
下あごがバッチリ全開から全閉まで動くようになりました。
スパーカブの車載工具にでもしようと思います。