名場面50 | せからしか!

名場面50

今日やってますねえ。


アニメ名場面集(毎年、何度かやってますよねえ。)


ドラえもんの有名な場面、昔死んだおばあちゃんとのシーン


のびたが、昔ばあちゃんにわがまま言ったことを詫びるシーン。


あれ見ると、思い出しますねえ。


23の時に、自分のばあちゃんが死んだ時を。


僕は、大きくなるにつれて人でなしになり・・


ばあちゃんがなんか話しかける度に、つっけんどんな態度をとってました。


ばあちゃんが何か話しかけてくると、


「知らん!」 「わからん!」


ばあちゃんが何かくれるというと、


「そんなもん、いらん!」


実をいうと、うちのばあちゃんは本当の祖母ではなく・・


母親の伯母さんでした。だから、当然じいちゃんとも血は繋がってないという・・


じいちゃんは、もっと早くに死んでましたが・・


なんか、ふたりとも性格がきつかったようで、


僕の両親にはつらく当たってたようです。


それは関係ないとは思うけども・・ 僕の性格もきつくて・・・


じいちゃんが生きてた頃は、僕もよく叱られてました。


「横着を言うな!」(えらそうなことを言うな!)


そんなじいちゃんも死んでしまい、ばあちゃんだけになって・・


後ろ盾を失ったばあちゃんは心細かったことでしょう。


(今だからわかることですが・・)


そんな風に、ばあちゃんに対しては全くやさしい言葉の一つも


かけたことのない毎日。


ある日、ばあちゃんがたまたま、僕に・・


「ヒロシよ、これな、ばあちゃんが自分に買ったパジャマやけども・・


ちょっとサイズが大き過ぎたのよ。お前、着んか?」


これが、いつもなら・・・


「そんなん、いらん!」 のはずでしたが・・ なぜか?僕の口から出たのは


「ありがとう。」 でした。


言った自分もびっくりしましたが、ばあちゃんもちょいと驚いてましたね。


久しぶりに笑顔になったばあちゃん。


「じゃあ、ヒロシよ、ばあちゃんはこれから葬式に行ってくるけん。」


「あ、うん。いってらっしゃい。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


一番仲がよかったらしい友達の葬式に参列したばあちゃんは・・


帰りのバスの中で、(それもちょうどうちの前で・・)


心筋梗塞で死にました。「あ、着いたけん、降りんと・・」と言いながら。


おそらく仲の良かった友達に呼ばれちゃったんでしょうなあ。


二日後、


友達の焼かれた窯で同じように焼かれました。



ともかく、あれほど悪態をついてたばあちゃんに対して・・


なぜ、あの日だけ優しくなれたのかが未だに疑問ですが・・


とにかく、憂いを残さなくてよかったです。


で、ばあちゃんにもらったパジャマ。


確かに、僕の身体にピッタリ。(どう考えても、ばあちゃん用に買ったとは思えない)


しかしねえ。なぜ、あの日僕が素直に受け取ったのか?未だに謎。


ピンク色のパジャマですよ!


どこの男がこんなもん着るよ!


で・・・


僕は、このピンクのパジャマ。


ボロボロに破れるまで、愛用してました。