なんでも屋
先週のこと。 地区の人が公民館の鍵を借りにきた時に・・
「公民館の陽だまりの部屋のエアコンが詰まってるみたいなのよ!」
聞けば、エアコン(暖房)の調子がおかしくなってるそうなのである。
「わかりました。行ってみます。」
公民館のエアコンは100円玉を入れて、使用するようになってる。
100円入れてもスイッチが入らないとのこと。お金が詰まってるのでは?ということらしい。
しかし・・・ 事はそんなに簡単では無かった。
中を開けてみても・・(そう、機械の鍵は親父が管理してるのである。)そんなに、100円玉も入ってないし、手動でスイッチ動かしてみても、反応しない。しかも、100円玉を入れてみても、落ちない(つまり、詰まってる。)
こりゃ重症や。
早速、近所の電気屋勤めてる友達のところへ行った。不在だったので、そこの嫁さんに機械の鍵渡して、直してもらうように頼んだのであった。(本人には翌日電話して、直接伝えたのであった。)
2・3日前にエアコンの鍵が我が家の郵便受けの中に入ってたと言うことなので、直ったものだと思ってた。
うちの嫁さん「きのう、私が100円入れたのに陽だまりの部屋のエアコン動かなかったし、公民館の灯油も無かったし・・寒いゆうたら!100円返して!」嫁さんは、ある会合があって、公民館を使用したのだった。
「ええ?直ってなかったんかい!」
鍵が帰ってきてたので、直ったものとばかり思ってたが・・・
しかしねえ、間の悪いことに本人に問いただそうにも、実はそいつの親父さんが亡くなったばかりだった。ちょいと連絡しづらい。
仕方無いので、自分が見てみることにした。
直接,中のスイッチ触っても電源は入らない。しかも、上から100円玉も入らない。
ま・・・ とりあえずバラしてみっか。(俺は電器屋さんでも無いんだけどねえ。)
お金入れたらスイッチの入る部分をバラしてみた。中には100円玉が二個詰まってた。
一個は嫁さんに返すとするか・・・・・
そこで、気がついた。全部で6~7本の配線がスイッチの基盤についてるんだが、2本が断線してた。
ちょうど、基盤に付いてるハンダの所で切れてる(判りやす。)順番も、おそらく切れた状態の配線の位置で合わせれば間違いないはず。(ここいらは、完全にヤマ勘という奴です。)
しかし・・公民館には道具が無いので、このスイッチの部分だけを持って帰宅。
我が家で、ハンダゴテとハンダ、それと配線むぐニッパをさがして、修理。
しかしねえ、100円玉が詰まるのと、エアコンのスイッチが入らないのは全くの別問題だったということが発覚したわけです。
公民館に帰って、100円玉がうまく落ちるかというのを何度も試験。
結局、この機械(さっきの分解した部品)の100円玉を感知する部分がデリケート過ぎて、100円玉の年式(ここいらが自動車屋さんに勤めてる人間の表現だな・・)によっては、微妙な大きさの差で引っかかるのであるみたいだった。
100円玉を感知する部品を少し削って、コインを感知する精度を少し落としてやれば、すぐに解決だと思ってたのだが・・
これが・・ 数字で表せないほどの微妙な感覚で・・・(だから困る。)機械をバラした状態ではちゃんと通るのを確認してるのに、組み上げた途端に、何度かに一回の割合でお金が詰まるという具合なのである。
一時間ほど、何度も分解しては、組み立て、100円玉入れて調子を見るの繰り返しだったのだけども・・・
完全とまでは行かなかったなあ。ま、なんとか使えるようになったんで良しとするか・・
と・・言うよりも、俺はこういうもんを商売にしてるんじゃねえ!
数ヶ月前は、公民館の男子用トイレの水が流れっぱなしになってるってんで、トイレの水栓を分解して部品を清掃・調整して直したんだが・・・
一応、こんなもんは、業者に頼んで直してもらう算段をするのが、俺の仕事。
自分で直すのが仕事じゃねえだろうが!
自分で直せりゃ、修理費もかかんねえし、貧乏たれの公民館にゃいい事なんだろうけども・・・・
う~ん、自分で言うのもなんだが・・・ (人が言ってくれないんで自分で言ってる)
なんでも屋ができそうだねえ。俺って。


