肥後守(ひごのかみ)、再び!
自分は昔から性分的に、ナイフや銃器が好きなのは確か。
ただ、エアガン買って、車から通行人撃ったり、ナイフでいきなり他人に切りつけたりするような趣味(?)の人とは一緒にしないで下さい。
何度も書いてきたように、子供時代は「肥後の守タイプ」(僕らはそのまんま肥後守だって信じてたんだけど。)のナイフをポケットに入れて、山行って木や竹切って遊んでたもんで、折りたたみナイフがごく普通の道具だったわけです。
父親は小学校の先生だったけども、僕がナイフ持って遊んでても当時は何も言わなかった、つまり、そんな事は当たり前の時代だったのだ。
ただ、何度も書いてきたように、小学生の小遣いで買えるナイフなんてえのは性能(切れ味)が最悪だったのよねえ。だから、「肥後守」というナイフは安価で切れないナイフというイメージをず~と持ってきたわけです。
これが、以前のブログにも書いたけども、「肥後守」というのは、登録商標されてて今や高級ブランドらしい。
よく地域の行事とかで、おじいさん達が小学生集めて、竹とんぼとか作って遊ぶなんてニュースとかやってるけども、竹細工するのに「肥後守」がよく使われてるみたいですね。
久しぶりにとなり町の「道の駅」に食事しに行ったのです。前に寄ったときとは違う「刃物やさん」が・・・
おお!「肥後守」と書いてあるナイフを売ってるではないですか!「登録商標 肥後守定駒」
以前に同じ場所で「肥後の守」だと思って買ったのは、「高級登録肥後隆義」だった。
しかも、隆義は750円(それでも高え!と思った)だったのに、1800円とか、2500円なんて価格が付いてる。
いろいろと、眺めてると主人が声をかけてきた。
「こっちと、こっちの奴は青鋼だよ。」
「値段がだいぶ違うけど、どこが違うんです?」
「刃の長さだねえ、こっちのほうが少し大きいんだ。」
「じゃ、こっちのほうが高いんですか、いくらです?」(値札が無かったのである。)
「3500円」 (どっひゃ~!! おいおい、たかが、刃が一本だけの折りたたみナイフだよ)
「やっぱ、青鋼っていうほうが硬いんですか?」
「そうそう、こっちはよく切れるよ~!」
「開けてみてもいい?」 「どうぞ、」
なにしろ、スイスのビクトリノックスとか、アメリカのガーバーとかいうナイフと違って手作りの匂いぷんぷんのナイフである。一本一本ナイフの刃の折りたたむフィーリング(硬さとか、刃の角度とか、)が見事に違うのである。
当然、刃の研ぎ方も形も違う(ここが良いといえば、良いところか?外国の機械の大量生産とは全く世界が違う)
確かに、「よく切れるよ~」と言われた青鋼の「肥後守」は刃先の輝きも怪しいくらい、安物の肥後タイプのナイフとは違う。
「どう?少しは安くしますよ。」と主人が言った。
「じゃあ、こっちの肥後守と二本でいくら安くしてくれます?」1800円の普通の「肥後守」を差し出した。
どっちかと言うと、主人のほうが驚いたようだ。
「あ、二本ですか?じゃ、3500円のを3000円。1800円のを1500円。いかがですか?」
「じゃあ、ください!」
凄いねえ!5300円が4500円だよ!800円もまけてもらった。
一体、何割引きだ? 適当に計算してみてください。
それより・・・・ せっかく小遣いもらったばかりだってえのに、早速の無駄遣いだなあ。
買って帰っても、机の引き出しの中の肥やしになるだけなんだけどね。
本物を含めて、肥後タイプの折りたたみナイフは4本になりました。
金物やのおじさんが言ってた「よく切れるよ~」(キレルといっても沢尻エリカほどじゃないが・・)
(紙に縦に刃を当ててるところ)
確かに3,500円の青鋼というやつが一番切れ味が良かった。あとのは似たりよったり。
でも、このタイプのナイフは砥石で研いで何度も使えるという利点があるのだ。
ステンレスのプレスでできたビクトリノックスじゃこうはいかない。
(最初の切れ味は最高だけども、刃の厚みが薄いので竹細工みたいな作業にゃ向かないらしい。)
そのうち、休日にでも竹とんぼ作りにでも挑戦してみようかな。
一番安いナイフを研いでね。(性格的にせこいんだよなあ。)