運動会だぜい。 | せからしか!

運動会だぜい。

今日は、中学の運動会だった。


子供らも中学になると、人数も多く(しかし、僕らの頃に比べると3分の2くらいに減っちゃってるけど)出る種目も少ないんで、あまり応援のしがいも無いのは確か。


しかし、親父は今年もPTAの唯一の競技「地区対向ムカデ競争」の選手に選ばれてたのである。


もう三回目だ。思い起こせば、最初に出場した年は見事に予選を勝ち抜き、優勝だった。


去年は、予選で女性陣の奮闘でトップでタスキを受けるも、先頭に選んだ若ィ奴がへっぴり腰でブレーキかけるもんで失速して、決勝進出できひんかった。


さて、今年は台風の影響で時折、雨が降ってるような天気での運動会強行ということで、一発勝負のタイムレースということだった。


去年とはまたガラリとメンバーも変わってたがなぜか?親父は今年もいるんだよな(別に立候補したわけじゃありません。学生時代は運動音痴だったんで、こんな事は予想できんかったなあ。)


さて、競技前に係のおじさんが、(自分だって充分におじさんだが・・・)


「毎年、靴が脱げる人がいます、運動靴の点検しといてくださ~い。」


親父、前の友人に向かって「バカやろう、靴が脱げりゃ、裸足で走りゃあいいんだよ! なあ!」

(うん、気合充分だ!)


さて、いよいよ、出走(競馬じゃあるまいし。)まずは女性陣がトップバッター。半周目で男性陣がタスキを受けてゴールを目指すのだ。


今年の女性陣は少し遅れ気味で 三位でタスキを受け取ることに・・・


しかし、大声で「みぎ!ひだり!みぎ!ひだり!」と号令をあわせて猛ダッシュ(こういう競技は気合でなんとかなるものなのだ!)


あっという間に二位チームをパス!一位争いになった。


しかし・・・  最初のコーナーを抜けるあたりから、後の選手が親父の靴のかかとを踏み始めた。


やべえなあ、もう何度も踏んでるんだから、いいかげん学習して少し足の踏み位置をかえろよ!


激しいデッドヒートの最中、ついに、親父の靴はかかとが脱げ、その脱げかけた靴のかかとをもろに踏まれたものだから。たまらず転倒である。(いったい、何回踏んだと思ってるんだ?後の奴!)


しかも、転倒した場所はちょうど我が地区応援席の前。


大歓声だ。


自分が転んだ左右には無残にも、自分の運動靴が二つとも転がってる。


「ええい!はよいくぞ!みぎ!ひだり!みぎ!ひだり!」


靴下のまま、二位でゴール。  ああ、惜しい!靴のかかと踏まれなんだら、おそらく一位だった。


三位以下でゴールしてきた他所のチームの選手たち


「途中に運動靴が転がってたけど、あれ誰のだろう?」


親父「俺よ、俺!」 五本指靴下の足を差し出す。


みんなに大うけだった。


「大会MVP、間違いないですねえ!」


残念ながらそんな表彰は無く、タイムレースだったので3位入賞(二組に分かれて10チームで走ったのだ。)も惜しくも逃しちゃった。


応援席へ戻ったら、「あれは、お約束だったんよなあ!よかったでまじかで見れて・・」


義理の弟、「ヒロシさん!しっかりビデオに撮りましたんで、今度カラクリTV楽しみにしててください!」


楽しんでいただけましたでしょうか?(左手は擦りむいちゃったけどね。)


靴の脱げる話をした時から、なんとな~くいやな予感がしてたのは確かなんだよ。