草刈 真っ青。 | せからしか!

草刈 真っ青。

先月のこと。


公民館の評議員一同による、区有林の下草刈りがありました。


それに先立っての評議員会でのこと。


「パパ(僕のことです。)、あんたも草刈機持ってきなはいよ!」


「あのなあ、親は機械持ってるが、俺は持ってねえぞ。」


「だから、借りてこないけない!」


昔からだが・・・ 僕の親は自分の持ち物を息子の僕に貸したがらない。(壊されると思ってるのか?しかし、なぜか、チェーンソーなんて僕が触った事もない機械まで、調子悪いからと直してくれ。なんて持って来る。完全に考え方がおかしい?)


しかし、今回は公民館主事なんて役目おおせつかってるし・・・親に言った。


「あのなあ、区有林の下草刈りで草刈機が要るんだと。ま、使わせたくなけりゃ別に無理にとは言わんが・・・貸してくれる気があるなら、貸してくれ。」


嫌みな言い方だよねえ。  僕が息子にこんな事言われたら、絶対に意地でも貸さねえぞ!(なんか、矛盾してるねえ。しかし、僕はなんでも子供らに貸し与える方だからねえ。息子にこんな事言われることは無い。)


さすがに、今回は貸してくれる気になった僕の父親は、倉庫に案内して、「これがそうや。刃先は無いが・・」


「刃は公民館で支給してくれるからいい。ネジは?」


「ネジはよく判らん。永らく使ってなかったから・・・」  「うん、まあええよ。刃先の取り付け部品は農協行って買うわ。」



結局。刃先止める部品も新しく購入したが・・・  永らく使ってなかってなかったというこの機械。


エンジンもかかる気配なし。


下刈り前日の土曜日に、結局、キャブレターも分解清掃、プラグも農協に買いに行って交換。


半日、草刈機の整備に時間費やしたわ!刃先のベアリングもガタついてたんだけども、これは錆ついて交換不能だったんでグリス詰めてごまかし。


おかげで、一発始動、最高に調子いい草刈機だぜい!




草刈機


翌日、公民館前に集合。みんなの持って来た草刈機。なんか、新しい型ばかり・・・


なんか、全員の機械と僕の機械と雰囲気違うな?心細くなってると・・友人が、「パパ(僕のこと)のは、シャフトがカーボンのエエ奴やな。昔、高かった奴や。」


確かに、親父はそういう所はこだわる人間だったかもしんない。しかし、機械が古いのは確かなようである。


しかも、僕と歳の近い2名程。農業してる親が新型の機械に、新品の刃先を装備して(刃先は公民館支給だって言ってるのに。)息子に持たしてくれてたのだ。


なんか、えらい差だよな。(おいおい、50歳も近いってのに、つまらんことにこだわる自分もちょい問題あり。いや、大いにあり。)

しかしねえ、エンジンもかからないような機械を平然と息子に貸すような親もそんなにはおるまい。今の世の中。


それをまた、自分で直して使うのも、僕らしいやねえ。


なにしろ、エンジンかからないんで悪戦苦闘してた僕に親父が言ったもんだ。


「エンジンかからんか?ヒロシよ、どうしてもいけなんだら、父ちゃんの草刈機が上の倉庫にあるけん、それを使えや。」


普通なら、始めから動く機械を貸してくれるのが人間っちゅうもんやろ?


自分の愛用してる機械を息子に貸すのは惜しいっちゅう魂胆がミエミエやねえ。


バカタレ!構わんよ。意地でも動かしたる!この機械。  という訳で動くようにした訳だ。


いや。ええ年令になった今でも、親を養うような経済的余裕も無いし、どちらかというとまだお世話になってる立場だから恨みを持ってる訳では決して無いので誤解の無いように。親子でいじめあってる訳ではありません。


自虐的に面白おかしく書いてるだけです。普通の人は草刈機ばらしてエンジン直したりはしないでしょう?


うちの親も自分の息子ならエンジンかけられるだろうと軽く考えてただけでしょう。

(ちょいと、軽くはなかったのだけどもね。うちの親は息子は何でも直すと思ってるのだから。今までもいろんな物の修理させられたなあ。玄関ドアのたてつけ、漏れてる洗面台の水道管、ワープロのツマミ、チェーンソー、腐った門扉の溶接修理もした事があった。たまに小遣いもくれるから文句も言えないが・・)




区有林


しっかし、区有林てのは凄いところにありました。四輪駆動の軽トラックじゃないとたどり着くのも結構大変。草刈機無しでは下草刈りは考えられないね。


で・  実のところ、草刈機にチップ・ソー(回転式のこぎりだね。人間の手足なんかスパッと切れちゃうよ。)を装着して草刈をしたのは46年間生きてきて、初めての経験でした。というか、草刈機使うのも人生二度目だ。


しかも、一緒に作業してた区長さんが草を刈りながら何度も近づいてきて、しまいにゃ、僕の足から50センチくらいのところを草刈機で刈り払ってるもんだから、その度に僕は自分の草刈機を停めて、避難するのでした。(足を切り飛ばされちゃ、洒落になんない。)


あの区長は、僕の親よりもっとおかしいね。


生誕46年にして、初めて草刈機をまじめに振るったモンで、両腕がシビれてもう大変でした。


慰労会で、ビールを持つ手に全然力が入らなかったなあ。


ビール持って、手がプルプル震えてりゃアル中そものだよ!


他人が見ても、違和感無いじゃないか!どうしてくれる。