便利という事は、人間が退化するという事?
三菱キャンターの新しい2トン・ダンプカーが入庫してきました。
なんでも、メーター内の警告灯が点灯してるとか。
どうやら、クラッチを表してるらしい。
なんとまあ!クラッチ板が磨耗してるという警告だとか!
警告灯だから、クラッチ板が減ってきてますよ・・・一ヶ月以内くらいには整備に出してください・・・・ という意味らしい。
余計なお世話なんだよ!
現実には、まだクラッチが滑ってるわけじゃない!
運転してる人間が逆に不安になるじゃねえか。
大体、最近のクルマ。なんでもかんでも警告灯つけたりして、おまけにコンピューターにアクセスしないとどこが悪いのか判らないなんてことにしちゃうから始末が悪い。
高級車には、前に障害物があるとブレーキがかかる。とか、軽自動車でもクルマが自分で縦列駐車してしまうのがあったりと・・・
馬鹿げてる!
便利かもしれないが、こんなものが本当に人間の役に立つとは思えない。
今でさえ、見通しの悪い道路での徐行や一時停止などという運転の基本中の基本さえできないドライバーが大増殖してる。
歩行者が信号機のない横断歩道に立ってたら、停車しなけりゃならないという交通法規さえ知らない奴の多い事。(違反切符きられるんだよ。)
最近、歩行者の列にクルマで突っ込むという常識外れの事故の多い事。常識外れも繰り返されると常識になっちゃうというのも怖い!
こういう輩ばかりの世の中で、便利でおせっかいなクルマばかりになり、人間の運転技術は退化する一方だ。
運転技術というのは、クルマをレースカーやラリーカーまがいにぶっ飛ばしてなんぼ。というのではないんだよ。
狭い道で他車や歩行者に迷惑をかけないように走ったりというような安全な運転も大切。
若い時に、ぶっ飛ばしてなんぼ!と信じきっていて、一年に6回も事故しちゃった僕が言うとおかしいかな?
前述の便利なクルマばっかりになってしまって、ドライバーもそれに頼りきりになり、もし、クルマのそういう機能が一切働かなくなったり、もしくは逆に調子がおかしくなっちゃったらどうするんだろう?と、いつも感じるのです。
そうそう、キャンター・ダンプのクラッチ・オーバーホール。お客様には交換の許可をもらったけども・・・・
「あのクルマ、4輪駆動だし、いろんなもの(トランスファー等)が付いちゃってるんで、うちではやれないよ・・・。」
馬鹿野郎!
(うちではやれないよ!じゃなくて僕はまだやった事がないよ、 だろうが。)
整備士も常にいろんな事をやって自分自身の技術(腕)を進歩させなきゃいかんだろうが!
仕事しながら退化していってどうする!
少しはフロントしてる者の身にもなってみろってんだ!いつでも整備と替わってやるぞ!
人間、「なにくそ!」という気持ちを失った時点でもう退化が始まってるんだよ!