リコールになっちゃうよ?! | せからしか!

リコールになっちゃうよ?!

午後4時半になろうかという時間。パソコンでリサイクル券の預託発行してると、一本の電話が・・・


応対した事務所の男性社員が、「○○さん、お客さんがクルマにキーが差し込めないって言ってるんですけども、判ります?」


「なに訳のわかんないこと言ってんだよ!そんな事は聞いた事がねえ!」


とにかく、電話を換ったけれども、やはり要領を得ない。「ドアは開けたんですけども、エンジンかけるキーの穴にキーが入らないんです。どうしたらいいですか?」


どうしたらいいかは、こっちが聞きたいくらいだ。一体全体、どうしたら、そんな状況になるんだ?ドアキーの穴にマッチ棒とか詰め込んでキーが入らないようにしたイタズラは見た事があるが・・(よい大人と子供は真似しないように。)


「場所は、どこですか?」


「○○ビーチ・○○浦です。」


おいおい、此処から40キロはあるよ。海水浴の帰りにクルマを動かせないらしい。・・・・・  


「とりあえず、時間はかかりますけど行ってみますんで待っててもらえます?」


「お願いします。」


クルマは去年の秋にうちの会社の展示会で買ってもらった新車。行かない訳にもいくまいて。


事務所の自分の仕事は溜まってるが、現場の整備士じゃ頼りない。(いいのかね?こんな事書いて。)


「ほんじゃ、ちょっくら行ってくるわ。」


「ついでに泳いで来てね。」 あにゆうとるだ!今の体力じゃ溺れ死ぬって前のブログにも書いたろうて。


さて、午後5時も10分ほど過ぎて、現場到着。若いお姉ちゃんが(こんな書き方がおっさんなんだよな。)三人、クルマの後ろで、暑さにうだって座り込んでました。


「すんません。遅くなりました!  どれ、見せてもらいましょうか。」


なんじゃ、こりゃ!


キーシリンダー



キー穴のカバーがずれてるよ!こんなもん、整備士になって25年。初めて見た。


これじゃ、キーが差し込めるはずが無いです。穴がふさがってるもん。


お客さん「あの~、直ります?」


「ちょっと待っててね、壊す前に写真撮っときますから。」



「え!壊すんですか?」   あはは、言い方がまずかったな。カバーずらすのに多少傷が入りそうだったから・・



ドライバーで無理矢理こじって、カバーをずらし、無事にキーが差し込めるようにしました。


「じゃ、明日にでも、ディーラーに言って、新しいキーシリンダーと交換するように言っときますから、とりあえずこのまま気を付けて使っててもらえますか?」


「こんだけのために、わざわざ来てもらってありがとうございました。」  いえいえ、これが、サービス業ってやつですけれど・・


ほんま、大変ですねえ。今じゃパンク修理でもお客さんの家まで行かなきゃなんない時代です。自分でスペアタイヤと交換するお客さんもあまり居なくなりました。出張料も取れないしね。(取る権利はあるのだろうけども、後が面倒。絶対にトラブルになる。サービス残業にあまんじてる会社員と似たようなもんです。)


さて、午後6時過ぎに帰社。


「いや、参ったなあ。キーが入らなくなったって言うんだもん。」


職場に居残ってた販売担当の先輩 「それって、ひょっとしてキーのカバーがずれてた?」


「え?見た経験があるの!それってクルマは何?」


「○○○○。」


「ちょい待ち!同じクルマじゃん。  じゃあ、そのクルマ、その後どうした?」


「新車やけん、ディーラーで、キーシリンダーを交換させた。」


「よ~い。そんなもん、そのうちリコールになるよ!絶対。」


うちの会社で売った同じ車種のクルマで二台も同じ不具合が出たのです。


全国でも同じ割合で不具合が出たら・・・・  結構な数になりそうだよなあ。


その昔、知り合いのトヨタのセールスがマークⅡ・クレスタ・チェイサーのリコールの時に・・


「全国で5台の不具合やったけども、トヨタやけんリコールにしたんで!」などと、自慢してたが・・


そのトヨタも、ランドクルーザーの舵取り装置がもげる(折れる)というリコール隠しがあったとかで騒がれてる状態。


うちの会社で2台もあれば全国じゃ5台や10台どころの話じゃないと思うな。


○○○自動車さん、今のうちに発表して対策してたほうがいいかもよ。



結局、きょうは(も、)疲れたんで、仕事は切り上げて7時過ぎに帰宅。


「やれ、やれ、今日は4時半から、出張修理で三崎の海水浴場まで行く羽目になって弱ったかい。」


嫁さん「若い女やったけん、行ったんやろ。」


あにゆうとるだかねえ?  僕は年増好みだっちゅうとるだろうがね。