暴走族じゃねえぞ!
なんか、23歳ごろ、日本中急にバイクブームになった。しかし四輪にしか興味は無かった。「公道でも本当に速いのは四輪だ。」が持論だった。しかし、自動車の運転は今一の友達が、当時大人気だったVT250を買ってから、やたらと僕にバイクの速さを自慢しはじめた。なんか、自分が友達連中の中では最速だといわんばかりであった。よ~し!そこまで言うのならいっしょにバイクで走ってみてやろうではないか。あまり経験は無かったが、幸いに、学生時代中型免許だけは取っていた。
同じVT250では芸が無い。しかしRGガンマとかは腕も無いのに乗ってるとひんしゅくものだ。しかも2台とも値段が高い。しかし、もう一人の友達が乗ってたCB250RSは明らかにパワー不足。しかし素人のオラにはやはり、4ストしかねえ。ってCB250RSの後継車で、CBX250RSってのが出てた。短亀頭DOHC!まさにオラ向きではないか?(※注、単気筒の事です。)
さっそく、CB250RSの友達の紹介のバイク屋さんへ。
僕「CBX250RS。くださいな~。」
バイク屋さん「やめときなさい!あれは女の乗るバイクです!!」
僕「へッ?それでは、わたくしはどんなバイクを買えば良いのでしょうか?」
バイク屋さん「GB250クラブマンというバイクが出ました。これにしなさい!」
僕「あの~、それって、CBX250RSの格好だけ変えたバイクで、中身は一緒ですよね?しかも3~4万円高いし・・・」
バイク屋さん「そんな事は無い!全然違います!これはいいバイクです!」
なんかよくわからないうちに、卸元のバイク屋まで連れて行かれ、現車見せられ、ついその気にさせられ、しかも、オプションのシングルシートカウルまで(1万9千円だったっけ?)頼んでしまった僕。予算5万もオーバーしちゃったじゃないか。
確かにいいバイクだった。クラブマンは。なにしろ、当時の我々、貧給サラリーマンは、車検の要るバイクなんてのは想定外だったので、250CCしか考えてなかったもの。いわゆるクウォーターバイクが大人気の時代でした。
で、友達3人衆でバイク・ツーリングよくしましたが、やはり、どの場面でも一番遅かったのはかのVT250のオーナーでした。(ま、高速で走れるような直線の長い道路では、バイクの性能におんぶに抱っこでそれなりにかっとんでましたが、別にクラブマンは置いていかれたりはしなかったな。CBはちょいと辛いようで、たまに遅れたりしてたけど。こればっかりは軽トラックで軽乗用車のターボを追っかけるようなもんだからね。要はタイトコーナーの腕ですよ。)