広島の『前夜祭』で終わったと思った「終電を知らないたまゆらーの集会」がまさかの(やっぱり?)新宿ピカデリーで大復活。
確かに過去三回も上映が始まってから発表になって1週目の金曜日夕方にチケット発売だったんですが、
今回は上映が1ヶ月送れた上に、2週間限定上映期間中に汐入組の卒業式イベントが入る日程になってしまったので、
今回は無理か・・・と覚悟しておりました。
が、「たまゆらで一番地味なイベント」は忘れられていなかった!
日程:
2016年4月14日(木) 新宿ピカデリー1番シアター 21:00~上映開始
登壇者:
佐藤順一監督(サトジュンさん、以下「サ」、儀武 ゆう子(桜田麻音役声優さん、以下「儀」)、田坂プロデューサー(パカ兄さん、以下「パ」)
料金:1500円均一
内容:
『「たまゆら~卒業写真~」第4部』の本編上映と第4部の制作秘話、これまでの「たまゆら」の想い出話など
(
http://tamayura.info/news/2277.html)
はい!いつも通り。
もちろん「今夜も」時間通りには終わりません。
広島と違って「延長の可能性あり」なんて優しい表記はありませんよ。
必ず延長するので(笑)
そして、過去3回行われた3番シアターの2倍近いキャパを誇る新ピカ最大の1番シアターの開催。
それはこの前の回の上映での超人気声優U田彩さんとかラ●ライブ!的な力とかのおかげですね。(そちらは後で)
それでも、かなり席は埋まったのですよ。
いやぁー、制作トークは大人気ですねー(棒)
【たまゆらで一番地味なイベントが新ピカの一番大きな箱を制覇。】
儀 「登場の仕方を間違えないというのを学んだので(静かに登場しました)。
もういつも通りでいいですか?
・・・ま、深い時間なんですケド!
カワイイ声優さんのいる所ではできない話をしていこうと思います!」
サ 「変わりすぎ(笑)」
儀 「1番スクリーンだって!」
パ 「何か広いっすね。」
儀 「よく来たね。
今回は新ピカさんに1番スクリーンを空けていただきました。うっちーのおかげだね!」
サ 「ありがとう、うっちー。」
儀 「うっちーは帰りました!ラブライブ!なし!ギブライブ!のみ!
あ、一応また23時には言いますから。後は自己責任で。」
サ 「押す気マンマンですね(笑)」
儀 「新ピカさんにいっそオールナイトでもいいっすか?って言ったら、
「外でやってください。」と言われたのでね(笑)
12時過ぎたら強制的に追い出されます(笑)」
【やはり、最初の話題は・・・。】
サ 「雨止みましたね。」
儀 「私たちの勝ちです。」
サ 「え?勝負なの?」
儀 「これって雨降ったうちに入るの?(朝は降ってたけど午後止みました)」
会場 「入る」
儀 「あぁ、そうなんだ(苦笑)出たら雨かもね。」
サ 「帰りは雨ってことあったね。今日は大丈夫だと思いますよ。
でも、竹原は降ると困ります。」
パ 「照連寺は野外ですからね。」
儀 「もうねー、今日もお前らのせいで雨降ったと(お好み焼き屋の)堀川大輔に言われるの嫌なんだよ!
打ち上げの飲み会で何度も何度も言われんの!
卒業式は帰りの飲み会を気持ちよくするために降らさないよ!」
【第4部の反応を見て。】
儀 「さて、4部も2週目に入りまして今回も多くの方に観ていただいているようですが。
(新宿ピカデリーの入場者数ランキング公開2週とも1位でした)
どうですか?みなさんの反応見て。
ツイッターとかするんでしょ?エゴサーチとかするんでしょ?」
サ 「(笑)たまゆらのタグくらいは見ますよ。
みんなが感じる所が違うのがおもしろいね。
あと、卒業式に立ち会うスイッチが入ってるのも感じるね。」
儀 「そういう意味では期待を裏切らなかったよね。」
サ 「アレって「ただ卒業式やってる」だけだからね。
普通は麻音来れませんとか、そういうドラマを組むじゃない?
あぁ間に合ってよかったー!みたいなの。
でも、たまゆらは無いじゃない?」
儀 「そうだよね。
間島さん(堂合先生役)が言ってたんですけど、
あれ、一番最初全然知らない人2人読むんだけど、そこ苦労してるって。
卒業式のシーンですごく感情をあげてる中でまず全然知らない人の名前呼ぶから。」
儀 「アスミスも「4人目がぽっての方が絵的に座るんだけど、私(50音順で)ハナワだからさー。」って言ってたね。
これって「オトナ」の間でも話題になったの?」
パ 「えぇ、でも出席番号でいいよね?って。」
儀 「何かさ、裏技みたいの使ってぽって最後にするとか出来なかったの?」
サ 「かおたん、卒業式の役員だからいないとか?」
儀 「筒渡すの?それは在校生やれよー(笑)」
サ 「でも、(何かの方法があるとしても)あえてすると、見え見えだからしないですね。」
本当に「ただ卒業式やるだけ」のシーンなんですよ。
けど、6年間の蓄積や、この1年間の卒業に向けた一歩一歩とかが過って、
何とも言えない気持ちになりますよね。
本当に父兄席の親心ですよ。
パ 「最初シナリオではパパのシーンって無かったんですけど、コンテで入ったんです。
だから、かおたんで終わってた可能性もあるんですよね。」
儀 「そういや、今回初お目見えの家族いるんですよねー。」
サ 「最後は全員の家族を見せたいなーって思ってて、
もちろんそんな設定は無くて、絵コンテに父・母って書き加えてハルコミンに渡して
その場で家族描いてもらいました。アドリブなんですよね。」
儀 「あれってハルコミンのアドリブなの?すげぇ!ハルコミン!」
最後なのに新キャラ出して、設定をその場で作らせちゃうとは大胆ですね。
最初観たときはちょっと考えちゃいましたもん。
「あれぇ?2部でのりえ父母とかおる父母出てたっけな?」って。
【熱い男たちのバトルの中で生まれた卒業写真。】
儀 「他に何か「オトナ」たちの間で揉めたこととか無かったの?」
サ 「朝は揉めなかったよね。」
パ 「響と憧は揉めましたねー。」
サ 「麻音が経済学部っていうのね。」
パ 「嫌でしたよー。」
サ 「かおたんもぽっての受験の下見について行って、日本にポプリを広めた女性に会って、
進路を決めるって考えてて、取材もしてたんだけど、それは「出来過ぎだ」と。」
パ 「かおるはみんなのために何かするっていうのがいいんですよ。」
サ 「麻音も夢が多い女の子が経済だと金の臭いがするとか・・・。」
パ 「だって、今まで朗読とかしてたのに、金勘定行っちゃうのー?って。
とはいっても、着地点はなかなか見つからなかったんですけど・・・。」
儀 「諦めちゃったの?」
パ 「いやいや、経済って幅広いから経済学部もいいかなーって・・・。」
儀 「諦めたんじゃん!!(笑)」
パカ兄さんの気持ちは分からんでもない(笑)
ただ、経済学部の学生がみんな金に目がないわけじゃないですよ?
確かに麻音は文学部かなーとざっくり思っていたけど。
パ 「麻音って経済学部行ったけど、文芸部のほかに「ねこ部」とか入ろうとしてて、まだ着地してないんですよね。」
サ 「そうそう、麻音はまだ興味がいっぱいなんです。」
儀 「そうか、一人だけ決まってないのはプロデューサーの陰謀だったのか!」
パ 「(笑)」
サ 「大学入ってから決める人もいるよね?って阿澄さん言ってましたよ。」
儀 「そうだねぇー。
確かにいろんなものに興味を持って迷って、きっとそういうのが彼女を輝かせるんだよ。」
パ 「コミュ障気味だった麻音が大学入って新しい友達作ってますよね。」
儀 「そう!そうやってどんどん変わって彼女も成長してきたのだよ、うんうん。」
サ 「麻音の大学のモデル「尾道大学」でして。」
儀 「「ねこ部」あるんですよね?」
サ 「えぇ、大学の資料見てたら「ねこ部」って本当にあって、もらっちゃおうと。」
まさかの「ねこ部」にリアル設定があったとは!
確かにひととせの麻音からしたら入学してすぐに友達ができてるのはすごいですね。
いつの間にか割とあぐれっしぶな麻音になってたけど、相当な伸びしろですよねー。
【第4部屈指のあの名シーンの誕生秘話。】
サ 「お母さんと楓のシーンはちょっと順番が違ってて。
もう少し深みが欲しいなぁーって思ってたんですけど。
そこでもあぐれっしぶのエンディングの「お父さんと水飲み鳥」の話があって、
あの親子の雰囲気いいなぁーと思ったので、
名取君に「あの水飲み鳥は何か深い意味あるの?」って聞いたら「無いです。」って言われちゃって。」
もあぐれっしぶ(TV第二期)のエンディングは、カメラ持ったままうたた寝した楓の夢の中で父親との思い出が流れて、
目覚めた楓の目から涙がこぼれるっていう。
その夢の中で、おもちゃ遊びに飽きて不満げな楓に水飲み鳥を持ってくるんですよね。
そしたら楓が笑顔になって、膝に楓を抱えたお父さんがカメラを持たせて写真を撮らせるんです。
「楓と写真との出会い」という意味でしょうけど、
このエンディングって最後まで回想以外の楓の表情が見えないように描かれていて、
歌詞の「ありがとう」に合わせて顔を上げた時は泣いてた楓が笑顔で笑ってるんです。
これ聞いて改めてもあぐれっしぶを見直したんですけど、
このエンディングは本当にいいですね。
このエンディングの絵コンテを切ったのが名取さんでした。
まさか「特に水飲み鳥をチョイスした理由はない」とは・・・。
あ、ちなみにちょっと見直すつもりが一挙上映会になってしまいましてね(笑)
やっぱり11話が一番好きですわ。
いつもはふわふわぽわぽわなかなえ先輩がこの回だけ感情丸出しで、ぽって部長に抱きつくシーン。
ちゃんと第4部のエンドロールでもこのシーンは切り取られてて、
一番最後にいつもここで思い出し泣きちゃうんですよね・・・(:□;)
サ 「(水飲み鳥の話から)お父さんにはワガママを言っていた楓・・・。
いつもお父さんは子どもと一緒にいて、お母さんはそれを見守っているばかりで・・
で、お父さんが亡くなって・・・
そんな中で思うところも何かあったのかなぁ・・・と。
バイクとか乗ってるような人だけど、お母さんとして・・・ていう。
緒方さんに「パパはやったことあるんだけど、ママは大丈夫ですかね・・・」って相談されたことがあって、
珠恵もそういうこと考えるんじゃないかと思って。」
儀 「お母さんには緒方さん入ってたんだねぇー。」
サ 「そうやって膨らんでいって、最終的に卒業式前夜にあのようなシーンを入れることになりました。」
この母と娘の卒業前夜のシーンに涙腺を緩まされた人は少なくないでしょう。
この制作秘話には会場のかなりのたまゆらーも唸ってました。
パ 「今回コンテ早かったですよね。」
サ 「手を付けるまでは長かったんだけどね。
修整だー、何だーかんだーってやってて、コンテもやらなきゃいけないのにーって。」
儀 「どれくらいで出来たの?」
サ 「2週間くらいだっけかな?前半の名取君の直しと後半(自分で)書いて、
トータル3週間くらいかね。」
【もはやたまゆら名物となったイベント。】
儀 「イベント結構やったねぇー。
今年は年明け・・・サトジュン祭りか(笑)」
パ 「全部で120回ほどです。儀武さんの結婚式も入ってますよ。」
儀 「あぁ、あれ(笑)」
儀 「もう(サトジュンさんは)イベントで持ち上げられるのは慣れたでしょ?」
サ 「いや、儀武さんのおかげでだいぶ慣れてきましたけど、センターは無理だね(苦笑)
センターこんなに(出番あるの)?さぁ泣け!みたいなね。そういうの慣れてないからさ。」
パ 「顔引きつってましたね。」
サ 「だって、サプライズがどんどんあってね、楽屋帰ったらケーキあってね(前記事参照)。」
パ 「喜んでくれるかなーって思ったら、困惑してましたね。」
サ 「(奥さんと娘さんから)貰った手紙とかは帰ってから泣くっていう。」
儀 「恭野(サトジュンの奥様)渾身のスライドショーも泣けましたねー。」
サ 「見たら泣くから見ないようにしてましたね。」
儀 「何でだよー!」
儀 「次、何年後にします?」
サ 「還暦かなー?オリンピックの年だからね。」
儀 「聖火リレーやるかー(笑)」
パ 「サトジュンオリンピック!」
儀 「いーねぇー(笑)」
パ 「タイトル(サトジュンオリンピック)いい感じですね。」
儀 「やろう!やろう!」
「サトジュンオリンピック」ってもう訳が分からない(笑)
やるんなら行きたいですよ。
サ 「イベントは年を負うごとに段取り良くなってきましたよね。」
パ 「もう120回くらいやってますからね。そりゃ慣れますよ(笑)
照蓮寺だってさもイベント会場のようになってますがお寺ですからね。」
儀 「確かに最初の照蓮寺イベントは入場ひどかったもんねー。」
パ 「閉め所難しいんですよ。ずっと開け放しってわけにはいかないじゃないですか。
お客さんを入れつつ、お墓参りの方も入れつつ・・・」
儀 「えっ?墓参り導線あるの?」
パ 「えぇ、ちゃんとありますよ。」
儀 「へぇー、知らんかった。」
儀 「120回もイベントやってるとさー、何やっていいか分からなくなんないの?」
パ 「確かにもあぐれの時は困りましたね。
2年生ってそんなにイベント無いんですよね。
だから、儀武さんの結婚式やって・・。。」
儀 「え、そうなの?(笑)
確かに2年生って大きなイベントごとってないじゃないですか?」
パ 「ひととせは(始まりの)横須賀で・・・とか、卒業写真は卒業式で・・・とか。
でももあぐれっしぶは場所も同じだし・・・。」
儀 「最初の大きなイベントは横須賀(横須賀芸術劇場)で、
あん時に初めて「イベント屋(仕切るの専門な業者)」入ったんだよね。
それまでは「手弁当感」がすごくあったね。
たまゆらって、当初は「イベント屋」入ってなくて。
私、一時期イベント屋のリーダーみたいなことやってたんですよ。
テクリハとかやってたもんね。
テクリハっていうのは私のセリフのタイミングでパワポ入れるっていうリハです。」
パ 「一番最初のたまゆらの日とか、二人でやってたんですもん。
人もいなかったですから、何とかするしかなかったですよね。」
パ 「竹原の方も成長してきましたね。
手馴れてきたっていうか、田舎の人感がなくなったというか。」
儀 「そうだねぇー。
ステージの階段の場所とかこんなの動線おかしいだろなんてこともあったんだけど、
いつの間にか最初からセッティングがばっちり出来るようになってて。」
パ 「看板めくれたとかありましたね(笑)」
儀 「あれは(ミスじゃなくて)雨のせいだからね。」
儀 「最近ので一番大きいのは汐入の卒業式かな。
思ってたよりジンとくるねー。」
パ 「ピリッとしますね。」
儀 「あの台(演台のことかと)は借りてきたの?元からあったの?」
パ 「あれは借りてきましたよ。」
サ 「厚紙じゃないもんね。」
パ 「(サトジュン祭りの)コタツと一緒にしないでくださいよ(笑)」
儀 「間島さんも無事サプライズ(ゲスト)を卒業しまして(笑)」
パ 「監督も本当に校長先生みたいでしたよね。」
儀 「ユーチューブ見たの?(サトジュン祭りの口上の件参照)」
サ 「あれはさ、自然にね。あの空気の中で出来たね。
でも、東山さんがもう貰う前から泣いちゃっててどうしよう…って思ったね。」
儀 「東山ちゃんの(卒業証書の)受け取り方めっちゃ丁寧だったよねー?
あれはホント優等生のそれだよねー。」
サ 「最近の高校って全員じゃなくて代表者だけ受け取るみたいなのが多いみたいだね。」
儀 「そうそう。私も(壇上に上がって)受け取ってない。
でも、私答辞読んでるからね。」
サ 「オトすやつね(笑)」
儀 「オチじゃないよ!」
パ 「仰げば尊しで映像流すのは泣けるかなーと思って仕掛けました。」
儀 「そういや、アルパカさんあの日最初からぜんっぜん見なくて、
聞いたら客席にいたの!」
パ 「えぇ、ずっと関係者席にいました。」
儀 「袖にいないのかよ!
イベント屋入ったから楽しちゃったの?
コッチ側(出演者側)にいろよー!(笑)」
パ 「いやいや(苦笑)竹原の卒業式のために研究をしてたんですよ(笑)」
【まだまだイベントは続きますが、まさかたまゆらイベントに・・・】
パ 「前夜祭も開催します。屋台とか出てももねこビアガーデンみたいな感じです。」
儀 「卒業式なのに?」
パ 「大丈夫です!学生証で酒が飲める町ですから(笑)」
パ 「前夜祭ではトークイベントや卒業証書の名入れ会もします。」
儀 「そう、うちら自分の名前じゃなくて他人の名前を延々と書くの(笑)
でも、大丈夫なの?うちら本当に字汚い人ですから。
声優界と監督界でトップクラスに字が汚い二人ですよ?」
サ 「ホントそうですよ。
台本で「ぽって、ぽって」って書いたものが「ぼって、ぼっ」とかって上がってきちゃって。
僕の書いた文字が読みにくかったんでしょうね(笑)」
どうやら笑い話ではなく本当にあった話のようですね。
パ 「(前夜祭では)校歌の練習もします。」
儀 「え?ベロンベロンの状態で?(笑)」
パ 「動画をユーチューブにアップしておりますので。」
儀 「校歌、公式のじゃ練習できないからって言って恭野さんがカラオケ作ってくれたんだよね。
校歌が流れた後にカラオケが流れるようになってます。
非公式が作ってくれました(笑)」
パ 「あぁ、本当にありがたいですね。」
「非公式(もう半公式でいいじゃない)」が作った練習しやすい動画はコチラ。
https://youtu.be/zIaBwVZQXc0ちなみに、公式で上げたのはコチラ。
https://youtu.be/XCciyjexzKcパ 「24日には謝恩会も予定しております。」
儀 「高校の卒業式の後に飲み会ってどうなの?(笑)」
パ 「それはねぇー(笑)」
パ 「竹原の方からも自発的に企画が生まれまして、いろいろとやります。」
儀 「堀川(大輔氏)と恭野の非公式ラジオもね。
ユーチューブでやってますので聞いてやってください。」
サ 「汐入(の卒業式)でもコメント貰ってたね。」
儀 「竹原(の卒業式)までにはアップしたいって言ってたね。」
儀 「竹原の卒業式はチケットはちょっと完売してしまったんですけども、
ライブビューイングを致します。
ただ、悲しいお知らせがあります。」
パ 「ストップ!転売!ですね。」
パ 「公式でもツイートしてるんですけど、明らかに転売と見られる購入が見られます。
コンビニ支払い決済のまま支払われずにそのままになっていて、
転売した後に決済するということなのではないか?と思われます。
儀 「すいませーん。ちなみに23時ですよー。
もう私は11時って言って今日の仕事は終わったって思ってますからねー。
帰る方は帰ってくださいねー。」
儀 「しっかし、テンバイヤーすげーなー。」
パ 「まぁ、システム的な面とかが追いついてないというのもあるのだと思うんですけど。
この転売分が18日10時頃に放出される見込みです。
で、(転売の防止のため)決済をクレジット決済とファミポートの(店頭直接購入)に限定します。
これで、恐らく欲しい方に行き渡るようになるのではないか?と思います。
なので、決して転売では買わないようにしてください。」
儀 「テンバイヤー場所知ってんのか!?竹原だぞ!遠いぞ!(笑)
ホントたまゆらのこと何も分かってないくせに!!」
これね、最初公式で通達出た時ビックリでしたよ。
確かに本会場のチケットが某ヤ●オクで想定外な高額になっているのは知ってましたが、
そこで商売になると嗅ぎ付けたのでしょうか?
今までのたまゆらイベントでこんなことは無かったですから。
たまゆらだよ?しかも竹原だよ?LVだよ?って思いましたよ。
人気興行ではいたちごっこな転売問題ですが、
ここまで毅然と「転売から買わないでください」って対応する主催者はかつて見たことがありません。
一応「転売禁止」は常套句ですが、割と形骸化してて、たまーに本人確認があってビックリするくらいなんですけど。
LVは完売しないと大赤字っていうことはちょいちょい聞いてましたけど、
それ以外に「少しでも多くの(本当の)ファンに最後のイベントを見届けて欲しい」って気持ちを感じるんですよ。
LVが決定した経緯自体が正にそれなので。
追記:どうやら18日10時以降は余裕で購入できる模様。よきかな、よきかな(^^)
【みんなお楽しみ(?)のあの時間が再びやってきたぞ!】
儀 「みんな目をつぶって、この中にテンバイヤーがいたら挙手!
まぁ、挙げないか。」
サ 「いたら(壇上に)呼ぶんでしょ?(笑)」
儀 「でも、君らは呼ばれる気満々なんでしょ?(笑)
儀 「じゃあ、呼ぶか!!
私たちの質問に答えてくれる人で・・・
この中で最近高校卒業した人!・・・はいてはいけないな。
(条例的な話ですね)」
サ 「じゃあ、30年以内!(笑)」
儀 「それじゃ、全員だろ!
・・・じゃあ、5年以内に高校を卒業した者挙手っ!」
ここで、壇上に上がりたいと言ったわけではないのに呼ばれるヤングたまゆらー君。
“20歳”のM君が壇上に招かれます。
儀 「たまゆらを知ったのはいつなの?」
M 「半年くらい前に・・・。」
儀 「えぇっ!?半年???
どうしてたまゆらを知ったの?」
M 「ARIAを観に行って、たまゆらもやってるなーと思って観てドハマりしました。」
儀 「じゃあ、3部(憧)から観たの?
じゃあさ、麻音が主人公だと思ったでしょ?(笑)」
M 「いや、(過去作も)借りて見たので・・・。」
儀 「こーんなニューフェイスが来るとは思わなかったなー!!!(驚)
6年やっててこの半年で新しいファンを獲得できるなんてなぁ・・・。
この作品ってさ、お父さんみたいな気持ちで観るんだけど大丈夫なの?」
M 「いや、同級生として・・・」
儀 「はぁーなるほどねー(ひたすら感心)」
儀 「一番好きなキャラは?」
M 「ちひろです。」
儀 「そっちかー(笑)」
儀 「高校では何部だったの?」
M 「帰宅部です、学校忙しかったので。」
儀 「忙しかったの?」
M 「お菓子作りの専門学校で将来はパティシエに・・・。」
儀 「じゃあ、(ちひろじゃなくて)のりえだろー。」
M 「でも、服飾の方にも行ってて、ちひろのぬいぐるみとかも作ります。」
儀 「はぁー!女子力たっけー!!!!!」
儀 「恐かった?大丈夫?
私のイベントよく恐いとか言われるんだけど(笑)」
M 「ちょっと恐かったです・・・。」
儀 「そうかー、ごめんねー。ありがとう!」
続く二人目の登壇は・・・。
儀 「サトジュンと好きなアニメが一緒だ!という方!」
上がったのはIさん、自分の職業を「つとめびとです。」と言っちゃうような紳士です。
終始落ち着いた物腰でまるでニュースのコメンテーターみたいな方でした。
儀 「何かしゃべり慣れてる感がスゴイね。」
I 「いえいえ、監督を前にしておりますのでちゃんとしゃべらないと!と思いまして。」
儀 「それで言えんのスゴイよ。」
儀 「たまゆらはいつから?」
I 「ひととせからですね、その後OVAも拝見いたしました。」
儀 「一番好きなのは?」
I 「やはり卒業写真ですね。卒業式で集大成っていう感じで・・・。」
儀 「だって、こういう人に届けようと思ってやってるんだもんねー。」
儀 「応援してるキャラは?」
I 「のりえちゃんですね。真心がある感じがいいですね。
思いやりが形になっている感じ。」
儀 「あぁ、そうですねー。
のりえちゃんって一番周りに気を使ってるんですよねー。
落ち込んでる時にお菓子作ってあげたりとかね。」
儀 「サトジュン作品では何が一番好きですか?」
I 「佐藤順一監督の作品は雰囲気が好きでして、やはり最新作のたまゆらが好きですね。」
儀 「Iさんにとって、たまゆらとは何ですか?
あ、出演者全員に聞いてるので。」
(すいません、この答えはメモ漏れました)
儀 「何か最後に言っておきたいことありますか?」
I 「せっかくの機会なので、お礼を申し上げたいと。
監督はもちろんのこと、スタッフさんや様々な方が携わって作品は出来上がってると思うんですけど、
全ての方に本当にいい作品を届けてくださってありがとうございます、と伝えたいですね。」
儀 「ハイ!ありがとうございましたー。」
儀 「何と訓練されてるんだ・・・。もう主役みたいな、主人公の人かと思っちゃたよ。」
だから、さっき東劇祭りの恒例質問を素人なのにぶつけたんですね(笑)
儀 「最後なのでもう一人行きます!どーしてもしゃべりたい人!」
めちゃくちゃ上がる。
儀 「何でこんなにいるのー?(笑)あー!女子だー!!!」
そして、壇上に招かれた初めての素人女子、Sさん。
儀 「たまゆらファン歴は?」
S 「知ったのは2012年くらいでしたかねー。
広島行ったときに主人に、当時はまだ彼だったんですけど、
「竹原いいよ。」って言われて、そこで初めて。」
儀 「作品見る前に聖地巡礼しちゃったんだ!?はぁー(感心)」
S 「リアルタイム(視聴)はもあぐれっしぶからで、後からOVAと1期を見ました。」
儀 「私ね、結構OVAからの長いファンに支えられて来たんだとばっかり思ってたんだけど、
そうじゃないんだなーって感動してるよ、私は・・・。」
儀 「イベントには来たの?」
S 「竹原のイベントには参加できなかったんですけど、東京ドームシティーホールの進級イベントには行きました。」
儀 「そん時は彼氏も一緒に?」
S 「はい。」
儀 「(たまゆらイベントが)デートの場所になってたんだって!大発見だよー!!!」
儀 「どのイベントが好き?」
S 「やはり進級イベントが好きですね、小岩のも行きました。」
儀 「あー、私が野に放たれたイベントだねー(笑)
(進級イベントは)私好き放題やってたかんねー。」
儀 「竹原(卒業式)には来れるの?」
S 「チケット外れちゃったので、残念ですが。行きたいんですけど。」
儀 「ライブビューイングがね、18日に復活するみたいだから良かったら来てください。」
儀 「私がどうやって麻音を卒業したらいいか、心構えをお願いします。」
S 「・・・えっと・・・、そのときの気持ちに乗ってもらって・・・。」
儀 「私らしく、ってことでいいのかな?
S 「あ、はい・・・。」
儀 「そうか、私らしく麻音から卒業します!乞うご期待っ!」
儀 「ありがとうございましたー。」
【遂に最後の「雨トーク」もお開きの時間に・・・。】
儀 「三者三様でしたねぇー・・・。」
サ 「ホント、みんな一人一人にドラマがあるんだねぇー・・・。」
儀 「汐入のヴェルニー公園で抽選で一般のお客様を強引に(ステージに)上げたんですけど、
その時は結構嫌がられましたけど結構しゃべれましてね。
それで私たちは覚えてしまいました(笑)
さすがに普通のイベントでは憚れるのでね、こういう地味なイベントではと思って、
こうして一般の方々を次々と上げてきたんですけども。
こうして、一人一人の声をしっかり聞くことが出来るのは、たまゆらならではだなぁーと思いますね。
確かに寂しいという気持ちはありますけども、
寂しいというよりも毎回大満足な感じです。
イベントは残り少なくて、卒業式と東劇祭り、あと沖縄の舞台挨拶もか(笑)
そんな残り少ない時間を最後まで皆さんと走り抜けたいと思っております。
本日はありがとうございました。」
パ 「長い間お付き合いいただいてありがとうございました。
本当に幸せな時間だったなぁーと思います。
たまゆらファンがイベントに来ていただいて、
楽しい時間を過ごすことが出来て、
それを120回繰り返してきた。
それがいい思い出となっています。
たまゆらやって良かったというのは多分10年経っても20年経っても思うんだと思います。
それが皆さんにとってもそうなってくれたら嬉しいなと思います。
本日はありがとうございました。」
サ 「何と言いますか、こうしてファンの皆さんの声を直に聞きまして人それぞれだなぁーと。
この1年は一つ一つの瞬間がどれが無くても出来なかったなぁーという1年間でした。
もう残された期間は少ないですけども、
それぞれの出来る形でご参加いただいて最後まで楽しんでください。
本日はありがとうございました。」
こうして、「雨トーク」全通達成しました。
レポも上げられて良かった、本当に・・・。
最初「芽」の「雨トーク」に行った時は本当に「制作秘話」なんだと思って行ったんですよ。
「舞台挨拶」のイメージで。
そしたら、漫才トリオみたいな3人の軽妙トークに一般人を壇上に上げちゃうっていう前代未聞の想定外過ぎるイベントで。
完全にハマってしまったわけです(笑)
「たまゆら」という作品自体はTV1期から好きで、
横須賀のコラボグルメスタンプラリーも全店制覇したり、
横須賀の聖地巡礼したりはしてたんです。
でも、イベントの方は竹原はチョット行ってくるわーって距離じゃないし、
東京のイベントも抽選にハズレたり、仕事や別の予定でタイミングが合わなかったりして、
そのままズルズルと最後の1年になってしまいました。
「芽」の舞台挨拶もハズレてしょげている所に「雨トーク」が転がり込んできて、
あとはすっかりたまゆらイベントの虜。
たまゆらの日も照蓮寺とフィナーレの2つが当たるという幸運に恵まれて、
卒業式も汐入と竹原どちらも当選という最高のフィナーレをいただくことが出来ることになりました。
最後の最後まで「雨トーク」は「雨トーク」でした。
ざっくばらんで、破天荒で、ちょっとだけマジメで・・・。
こんな制作トーク、もう今後どんな作品でも有り得ないんじゃないでしょうね・・・。
毎回毎回全然メモが追い付かないほどの膨大なテキスト量も今となっちゃいい思い出です(笑)
多分完璧には拾えてないけど8割くらいは拾えてると思います。
他のイベントが収録される時があっても、「雨トーク」は入らないでしょうね。
いや、「入れられない」でしょう(笑)
でも、自分は新ピカの木曜日に終電を気にしながら時間を忘れてしまうくらい楽しかった時間を忘れません。
ずっと、ずっとね!
こうして、バッチリ記録にも残しましたからね!(笑)