グーグルビューで世界の色んな街を
鳥瞰で眺めたりするのって楽しいよね
3Dだと更に面白い。
昔から「世界にたった一人」を
想像することがよくあったけど
それも今はグーグルビューで簡単に疑似体験できる
街の映像は人や車が写り込んでるけど
住宅地はほとんど無人。
遠いところ。
昔住んでた場所に行ってみた。
鳥瞰ではなく地面を歩くような視点で。
今でもそこには親戚が住んでいるのだ。
でもグーグルビューの世界ではさも無人であるかのよう。
家もはっきりと写っている。
たぶん中にはよく知った人がいるのにな
知っている場所であればある程
グーグルビューで訪れてみると
なにか違和感があって、切ない。
なんだろうこの切なさって。
リアルタイムな風景じゃないからこそだろうな
かつて、いつの日にか撮られた風景
そこに時間的に少し未来の自分が訪れている
その少しの時差が切ないのかな
きっと今現在自分の住んでるところに行ってみても
同じように感じるだろうな
この日の自分は何を思っていたのかなあ
って考えるよ
こうしてみるとグーグルビューって
『見る』じゃなく、感覚的にもう
『訪れる』に近い、と錯覚してしまうところが
すごいなあ。