私の生きた道・・・9 | あこみゅう♪妄想ブログ

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一瞬が織りなす永遠を愛に捧げます
 

「・・・・変じゃないかな?」

 

「笑   緊張してる?」

 

「そりゃ・・・・・・」

 

「大丈夫だって・・・・・・・」

 

「あ~やっぱりストライプのスーツの方がいいかな」

 

「大丈夫、健ちゃんは青色がすごく似合ってるから」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

鏡に向かって蝶ネクタイを付け替える

 

「パパとママは別に怖くないから。」

 

「いや・・・・なんか・・・・・すごく嬉しくって・・・・・」

 

「ん?」

 

「なんか、この日をずっと待ってた感じ」

 

「笑  そんなに早く結婚したい?」

 

「あ・・・・ちが・・・・・」

 

「?」

 

「違わないけど、それもそうだけど・・・・・・それよりさ・・・・・・やっと・・・・・・」

 

「やっと?」

 

今にも泣きそうなくらいほほを紅潮させる

 

「さくらちゃんのママに会うのがなんか 楽しみで。」

 

「なにそれ・・・・・」

 

「なんでだろう・・・・でも・・・・なんかね。」

 

「笑   うん。でも健ちゃんらしい」

 

「笑」

 

一瞬息をのむと 私を引き寄せ 軽くキスした

 

「よし・・・・・・・いこう」

 

もう一回鏡を見て 裾を伸ばすと ドレスルームから大きく一歩踏み出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう来るかな?」

 

「ちょっとパパ 座ってよ。」

 

子どもみたいに窓ガラスにへばりついて 外をのぞきこむ

 

「7時って言ってたわよね?」

 

「・・・・・・・・・・ママまで・・・」

 

時計はちょうど7時を回ったところ

 

今日のために新調したピンクのエプロンがあわただしく揺れる

 

「あ・・・・・」

 

カフェテーブルの上で携帯が点滅する

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「さくらから?」

 

「・・・・・・・あと5分で着くよ・・・・・って5分前に入ってた・・・・」

 

「うそっ」

 

がちゃ!

 

「!?」

 

「ただいま!!」

 

みんなが一斉に玄関の方に視線を送る

 

開かれた玄関の扉から うっすらと外の雑踏と

 

男女の話し声

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

「!!!!」

 

「おかえりー」

 

「!?!?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

混乱してるのは・・・・・私だけじゃないはず・・・よね?

 

 

 

 

 

 

「ただいま!!」

 

「ちょ 健ちゃん 待ってよ。」

 

階段を上り始めたところから

 

急にスピードを上げて 小走りでも追いつかなかった

 

「あ・・・・ごめん。早かった?」

 

「うん。てか、健ちゃんここ来たことないよね?」

 

「うん。初めて。」

 

いつもの天然なのか

 

まるで歩きなれた道を進むように 足取りが弾んでた

 

「よくそんな、迷いもせずスタスタ歩けるよね・・・・・」

 

「でも・・・・ここ・・・・だよね?」

 

「笑   そうだけど・・・・・・・」

 

「???」

 

「おかえりー」

 

「!」

 

聞きなれた声が呼応した

 

 

 

 

 

 

 

 

「おかえりー!」

 

言い終わるより早く 廊下に向かって扉を開けた

 

「あ・・・あこっ」

 

そわそわしてたのはパパの方だったはずなのに

 

2歩も3歩も遅れをとって やっと腰を上げた

 

パパに続いて玄関に向かうと

 

目を丸く見開いたさくらと

 

ママの背中と

 

そこに回した 白い腕

 

ちょっと甘いふわふわした香り

 

それと

 

すごく懐かしい空気

 

なぜか時間が止まったみたいに・・・・・・

 

違う・・・・

 

戻ったって言った方が たぶん合ってる

 

 

 

 

「ママ・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「大好き・・・・。」

 

「は?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ね・・・パパ」

 

やきもちやきのパパが アンニュイな表情で目を細める

 

「健ちゃ・・・・・・・・!?」

 

ママの目から涙が流れてた

 

プチパニックでパパを見たら

 

パパまで涙目になってる

 

「やっと言えた・・・・・・」

 

「ちょ・・・・・・」

 

 

 

 

「ママ・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「大好き・・・・・」

 

「・・・・ん・・・」

 

「ずっと・・・・・・・・・・」

 

ずっと言いたかった・・・・・

 

ずっと抱きしめたかったし

 

ずっと 呼びたかったんだよ

 

「ハナぁ・・・・・・・・・」

 

「うん。」

 

だからさ・・・・・・・

 

許してね・・・・・・・・・・

 

「健ちゃん!!!」

 

!?

 

「あ・・・・・・・・すいません」

 

「あこ」

 

「笑 うんん。ごめんなさい。」

 

「は・・・・・・初めまして。・・・・千賀です。」

 

「ちょ・・・・・・俺にもハグしてよ。」

 

「笑」

 

「はぁ?」

 

「・・・・・・・・・・・・(困)」

 

 

 

私たちは

 

こうして何度も交差しながら

 

走ったり

 

時に躓いたり

 

スキップしたり

 

振り返ったり戻ったり 立ち止まったり

 

それでも 

 

永遠に続くこの道を紡いでいく

 

 

 

 

私が生きたこの道は

 

いつだって絶対

 

最高で最強!

 

・・・・・・・・・・・・でしょ?

 

 

 

 

 

 

 

 

fin

 

 

 

 

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「ニカちゃんがここにいます」なのに、ここにはほとんどいなかったですね。

なんだか勝手に「ハナちゃん」もファミリーになってしまっていて自己陶酔に陥っていました。

ここで、「ハナちゃん」は完全に終焉です。・・・・・・・・たぶん。

書きたいネタ(笑)はたくさんあるんですが、書くエネルギーが足りない。

また気まぐれで書いていこうと思いますので、お時間ある方は暇つぶしに訪問してください。

それでは・・・・・・・・・・