2019年8月26日午前0時に

脳出血で倒れた夫の記録。


『脳出血』のテーマに絞ってもらうと、

読みやすいはずですグッ


あしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあと



日に日に起きている時間が長くなり、

(脳に出血があるとすぐ寝てしまうらしい)

会話もほぼまともにできるようになった夫。



私の名前も分かるし、

パソコンのパスワードを聞いたときも、

きちんと答えられた。

(実際そのパスワードで開けた。)



呂律の回らなさや、

半身麻痺を除けば、

いたって普通に思えた。



でも、

どこかおかしいよな、

何が?と聞かれると、

はっきり答えられないんだけど、

なにかおかしい。


普通に会話できてるんだけど、

どこか夫じゃないような、

そんな違和感を覚えてた。



そんな違和感の正体が、

言語聴覚士さんからの説明で明らかになった。



夫は右脳から出血した。


言語中枢は、左脳にあるため、

夫の場合は言語に問題はない。


ちなみに、
左利きの人だと、
言語中枢が右にある場合もあると、
昔は言われてたみたいだけど、
今の研究結果では、利き腕に関わらず、
言語中枢は基本左にあるということが
分かってるみたい。

※夫は文字を書くこと以外左利き



じゃあ、右脳の働きは何なのか。


それは、

簡単に言うと言語等を制御すること。



今の夫は、

言語や感情を制御できていないので、

思ったことをペラペラペラペラ喋っているのだ。



あぁ、私が覚えていた違和感って

これのことだったのか!

と合点した。






こんなこと、病前の夫なら絶対言わなかった。


もしかしたら、心の中では思ってたかもしれない。


もし、思ってたとしても、

言葉には出さず、

この状況、
まさしくガンダム大地に立つ!だな、クックックニヤリ


って心の中でほくそ笑んでたはず。



でも、

言っていいこと悪いこと

というより、

これを言ったら

・恥ずかしいから

・相手が嫌な気持ちになるから

言うのやめよう

というコントロールが利かない夫は、

全て、心の中で思ったことがだだ漏れなのだ。


それが、

ガンダム大地に立つ!!

の発言だったんだねー。



そう考えると、ほんと面白い。



うちの夫は、

私が話してても、

右から左、

うん、と、ハハハしか言わない人で、

何考えてるのか分からず、

もっとちゃんと反応してよ!と思ってたから、

おしゃべりマンに変身した夫が

ちょっとだけ新鮮で頼もしい。



と思ってられるのも、

今は数十分しか会ってないからかなキョロキョロ


これが24時間一緒だと、

きっつー!!!

ってなるかもしれないね。



なんせ、空気読めないので笑い泣き


やっぱりリハビリ頑張ってもらおう!