壬生浪士組
前回、壬生浪士組の元となった浪士組について解説しました。
大まかな流れとしては、
浪士組結成→喧嘩→分裂→解散
という感じでした。
壬生浪士組というのは、この
分裂した浪士組の片方の、京都に残った人達で結成した集団
です。
壬生浪士組が大きくなったものが新撰組、という捉え方でOKです!

新撰組の物語の幕開け〜壬生浪※1〜
壬生浪士組の結成の際にいた隊士には、有名な人がとても多いです。
近藤勇
土方歳三
山南敬助
沖田総司
永倉新八
斎藤一
藤堂平助
原田左之助
芹沢鴨
「この名前聞いたことある!」というメンツ、多いと思います。
(壬生浪の初期メンは24人だったとの噂)
実は壬生浪にも、「派閥」が存在しました。
芹沢派と近藤派です。
これについては次回語ろうと思います。
芹沢派と近藤派が壬生浪の最大のポイントです。
これについて語らなければ次にいけない!ので、短いですが今日はここまで。
(ほとんど先に進んでないですね、すみません)
ちょこっと解説で隊士についても触れていきたいと思っているので、
もう少しお付き合いください。
ここまで見てくださり、ありがとうございました!
ちょこっと解説!
※1壬生浪
これは「みぶろ」という、壬生浪士組の略みたいなものです。
しかし、その身なりの貧しさから「身ボロ」→みぼろ、と呼ばれたり、
その厳しさから壬生狼→みぶろ、と呼ばれたりしていたとされています。
近藤勇
言わずと知れた新撰組局長。
武蔵国多摩郡上石原村(現在の東京都調布)の
百姓の三男として生まれました。
口に拳が入れられたのが自慢だったそう。
同じ特技を持つ加藤清正公(戦国武将ですね!)の様に出世するのを夢見ていたと
か。
実際に百姓から幕臣になっているので、叶ってますね、願い。
出世したい方は、ぜひ口に拳を入れてみてくださいw
土方歳三
鬼の副長と呼ばれた土方さん。
「燃えよ剣」などで有名になった一人ですね。
幕末一のイケメンと呼ばれるほどの色男だったそうで、
地元の友人に自分宛の恋文を送り、「モテすぎて困る」といってしまうほど
少々ナルシストの気があった様ですw
そんな彼は武蔵国多摩郡石田村(東京都日野市)の農家の十男(末っ子)。
剣士になる前は「石田散薬」という薬を売る薬売りでした。
別にマヨネーズが好きだったわけじゃないですよ!
(この時代にマヨネーズって存在したんでしょうか。)
沖田総司
新撰組一の剣士と言われるほど強く、必殺技の「神速の3段突き」を避
けられるものはほとんどなかったそう。
彼は陸奥国白河藩(福島県)の江戸屋敷で生まれた、歴とした武士です。
姉の「みつ」がいたというのは、結構有名ですよね。(銀魂のせい?)
明るく朗らかで、子どもたちと遊ぶことが大好きだったと言われています。
しかし、剣を握った姿はまさに「鬼」。
普段の優しい沖田さんから、鬼の様に荒々しい沖田さんに豹変するらしいです。
「結核に侵された悲劇の剣士」として有名ですね。
有名なのは主にこの三人でしょうか。
いつかもっと詳しく一人一人について語っていきたいと思います!