昨年の東京公演の時の出来事。
お弁当屋さんに貼り出されたある言葉にとても惹きつけられました。
そこには舞台「島口説」と通じる想いが書かれていました。

昨年9月、
舞台「島口説」東京公演の真っただ中。
メンバー全員外食を控えていたのでお弁当を注文することに。

向かったのは劇場からすぐ近くのお弁当やさん。
たくさんの種類のお弁当があり気軽に買えるからか、
人が次から次へと買いにくる人気店。

注文したお弁当を受け取り劇場へ向かおうとした時、
ふと壁に貼られている1枚の張り紙の言葉に目がとまりました。
その張り紙には「生きている」の文字が書かれいました。

『朝、目が覚めた。生きている。
今日も一日精一杯生きよう!
夜寝る時、今日も一日ガンバッテ生きられました』
(お弁当やさんの張り紙より)


ちょうど「島口説」を上演していたこともあり、
この「生きている」の文字に、そして書かれている言葉に
とても共感を受けました。

次の日に、どうしてこの張り紙をしているのか店主に聞きにいきました。

このお弁当やさんの店主は大病を患っていること、
でも毎日を楽しく懸命に生きていること、
沖縄が好きで人生最後の旅行は沖縄だと決めていること、
などを話してくださいました。

私たちの舞台「島口説」の話をした際は、同じ想いだと喜んでくださり
応援していると言って、店から出てきて沖縄の歌を歌ってくれました。
そしていつか観たいといってくださいました。

まだまだコロナ禍ではあるけれど、
「島口説」今度は沖縄で公演するよ、とお手紙を出そうと思います。
きっと喜んでくれるだろうな。


舞台「島口説」は、
主人公スミ子が時代に翻弄されながらも、一生懸命生きていく様を描いている。
生きることは無様だけど美しい。
戦中戦後を描いたしまんちゅの物語を、
劇場で一緒に泣いたり、笑ったり、うなずきあったりできたらいいな。


**「島口説」舞台情報**
場所:ひめゆりピースホール
公演日:2021年6月10日(木)〜7月17日(土)までの毎週木・金・土
全24公演
詳細はウェブサイトへ
https://www.acookinawa.com

**公演チケット**
前売大人3,500円
小中高校生シート3,000円
当日チケット各500円増し
(未就学児入場不可)