震災の際は、自宅におりました。
免震の建物で2階にいたため、ゆっくり円を描くように揺れ
長い揺れだと感じたものの
これほどの大惨事になっているとは、
その瞬間、予想することは出来ませんでした。
その日は、イベント準備のためカルトナージュ製作中。
いつも通り FM放送の J WAVE を聴きながら。
作業している時はラジオ派なの。
地震速報など聞きながら、尋常ではないかもということで
作業部屋にはTVがないので
ワンセグでも情報確保。
何だか大変なことになっているようだと焦るが、
3時半頃に、いつも通りに 宅配便が到着。
道路事情を聞くと ゆっくり走ってはいるが渋滞もないという。
手伝いにいらしてくれた生徒さんを、暫くしたら車でお送りしようと
一瞬、時期をずらしたのがまずかった。
17時ごろには、ご周知のように 大渋滞。
一旦外出したものの即刻ユーターン。
あの日、我が家には、母達も交えて3名様ご宿泊ということになった。
肝心の家族はというと、友人と出かけた鎌倉で被災した娘はホテル泊。
何しろ、実家があっても鍵はない。祖父母は不在で泊まれない。
揺れがおさまった後、既に停電だったらしく
コンビ二に行き、水と食料を確保
その後、観光案内所でホテル予約をしてもらったそうだ。
カード決済は出来ないので、たまたま現金をもっていたのも良かった。
翌日、上り方面は特に混雑もなく昼には無事に帰宅。
阪神大震災後に小学時代を過ごし、ましてや6歳から電車通学だったので
親も交えて避難訓練など学校で 徹底してもらっていたので
それが、役に立ったみたい。
修学旅行の際にも、北海道で地震にあっているし
極めて冷静だったと思う。
夫は、今、避難所になっている さいたまアリーナに。
被害はなかったものの、気づけば電車もなく 寮に一泊させてもらい無事。
私は、渋滞が解消されているであろう早朝5時起きで、生徒さんを送り届け
午後には、鎌倉・横浜と送り届け、家屋無事を確認し、
長くて短かったような一日を終えました。
今回被災された方々には、本当に心苦しい。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
徐々に 復旧しつつあるようだか、
長い目で見て復興出来るよう、前よりも安全で素晴らしい町作りを
実現させて欲しい。協力したいとも思う。
原発問題も、辛い。
福島県民は、東北電力を使用してわけで、
原発で作られた電気を消費をしているのは
東京電力を利用している私たち。
フランスで原子力発電所がある地域の人には
毎年健康診断が課され、予防接種もあるとかないとか・・・聞いたような。
毎年、検診の時期になると、整然と整えられ綺麗な花壇と緑に囲まれてはいるが
その中に、原子力発電所があるという事実を感じるわけだ。
果たして、地域の方にそのようなケアを日本ではしていたのだろうか?
発電所勤務の方には当然しているとは思いますけど。
今後は、そういったソフト面と、地下シェルターの中に自家発電装置入れるとか
避難所を作るのを義務化するとか
役所は高台に置くとか・・・
鉄筋コンクリートに住む条例とか・・・
実現不可能なことなようにも思えますが
これだけの想定外の災害が起きたわけだから、もっと安全な町つくりをして欲しいものだ。
前と同じものを同じ場所に作るのではなく
良いものをシッカリと作らないと安心出来ないでしょう。
それとも、再現したほうが精神的には安定するのか?
このようなことを、考えてブログに書くのは
時期尚早のように思われるかもしれませんが
実は・・・私、阪神大震災のときに、客用布団を救援物資として送ってしまい、
後から 浅はかだったと後悔。
(仕分けが大変で 途中で滞ってしまったものもあるなどと 数年後に知って後悔)
だから 今回は、慎重に様子を伺っているつもり。
どうすれば有効に協力することが出来るのか。空振りしたくないです。
復旧のためには、十分な措置がとられると思うので
出来れば3年後、5年後、10年後などの時点で使う未来寄付があれば
即、するんだけどな~と思ったりする。
今、寄付をして、最も有効に計画的に使用してくださる機関や団体はどこだろうと
ボーっと考えているところ。やはり日赤だろうか。
31日から3日間、予定していたイベント・・・数点の卒業作品展示とセールは
縮小・内容変更(展示は延期)して、
「 さくらチャリティー会 」として行なうことにしました。
いつも展示会でお花をお願いしている松浦修一郎先生に、桜の活け込みは
発注済みでしたので 桜はそのままお願い。
キットなどのアウトレットセールなどの販売会をし、
その売り上げの一部を被災された方へ寄付させていただくという企画です。
今回自宅での開催なので、生徒さんや受講したことがある方のみの
ご招待とさせていただいています。
メールや封書でご案内はさせていただいておりますが、
私のアドレス管理などが不徹底のため
届いていない方もいらっしゃるかもしれません。
もし、まだ連絡がなく 興味のある方はメールを下さいますようお願い申し上げます。
一週間くらい篭もっていた私。
記事を書く気にもなれず、ニュースを聞いて過ごした数日間。
明日は、又違う方が・・お手伝いに来て下さる生徒さんがいらっしゃいます。
久しぶりの外出だそう。
嬉しい。