クロスステッチの"Monique Lyonnet"さんのお店


"La Croix & La Manière "
36,rue Faidherbe 75011 Paris

お店は奥へ長い。


前は、お菓子屋さんだったとおっしゃっていたような。

伺ったのですが・・・、うる覚えに??

いろんな所で、色々聞いたので分からなくなっちゃいました。



とにかく、細長いお店の中央 左側に

ホーローの四角ぽい大きなシンクがあり、

棚もあって

ティーポットなどが

置いてあります。


プライベート部分は、白い大きなシーツのようなカーテンで

仕切られています。


置き方などが、とても素敵なので

ディスプレイ?それとも実際に使っているのか?

聞いてみました。


手も洗うし、お茶も入れるとのこと。

ポット一つとっても、さりげなくて可愛い。


一番奥には窓があり、

そこには大きなカルトナージュの引き出しが飾ってありました。


カルトナージュを作る友人に頼んで作ってもらったそう。


撥水加工してあるのか、ナイロン加工ぽい

とても厚くて丈夫なモニックさんオリジナルの麻で

作られたカルトナージュ。細部まで見せてくださいました。


こういう布でも、大きな作品なら

違和感なく作れるんだな~と思いました。


大きな二つの引き出しには オリジナルボタンの取っ手が付いていて

シンプルだけど、何か気が利いていてカッコいい。


潔い仕上がりというか、

スカッ!とした気持ちよい作品。


上には蓋がついていて、

さぞかし沢山入るであろうと思いますが、中はまだ空。


窓の手前には、アイロン台などが置かれ、

左右にはロール状の布が壁に掛かっています。


どれも上質なバリッとしたオリジナル麻で、切り売り、

メーター売りの物とあります。

アルザス地方に特注してつくってもらっているそうです。


「 まだ整理が出来ていないけれど、到着したばかりの布もあるのよ。」 と。


ストライプ・チェックやドットなどオーソドックスなものが中心。


お店入り口近くには、巾着袋や作品、ご著書などがあり、

オリジナルのボタンなどは、

IKEAの瓶!に、入れられて販売。


よくよく見れば、机や上に置かれた引き出しも

私も持っているもの!

買ってまだ組み立てていないけれど・・・

あれはまさしくIKEAの!?


棚の上の隅っこには、MUJIのファイルケース発見。


パリで、MUJIは物凄い人気。

こういう風に、いろんな所で使われているんだな。


リックラック(波型のテープのこと)が付けられた

彼女のオリジナル巾着袋は、

外側から見るのと、

内側から見るのと

雰囲気が全然違って可愛い。


違うリックラックかと思っちゃいましたもん。

ポイントは、半分使い。


こうすると可愛いでしょ?と。


確かに確かに恋の矢使い方が新鮮!


私も作りたくなりました。


クロスステッチも、是非カルトナージュに取り入れると良いと

勧められました。


そりゃー!!!私も自作の刺繍入り箱が作ってみたい*^o^*)


是非作れるように実現したものです。

いつになるか分からないけれど、頑張ります。


ホンワカとした穏やかな空気が流れる店内。

全てがアクセクしていなくて自然体で、

いつまでも此処にいたいわ~ と思える空間でした。



マダム・モニックは、背が高くてベージュを基調にしたお洋服。

いつもそうなんですって。


最近クロスステッチにはまっているS子さん、証言。

ちょくちょくお店に行ってるらしい。


昨年、私がパリでカルトナージュレッスンをしていただいた

ドミニック先生は

淡いブルーのお洋服で揃えていらしたし

それぞれご自分にお似合いのものをよくご存知です。




同行して下さったS子さんが

(今回色々と世話をしてくれた生徒さんのお嬢様・パリ在住14年)

La Croix & La Manière の袋を提げていたら、


サンジェルマン・デ・プレにあるピエール フレイ(高級ファブリック店 )で、

「 刺繍のお店のでしょ? 」 と、話しかけられたり、

パリでも皆のお店なんだな~と実感。


パリで人気がある手芸は、

刺繍(特にクロスステッチ)と、パッチワークだそうですし!