写真は昨年サンポールのアンティーク村にて
今年の写真は帰国後に。
さて、蚤の市挑戦 2日目は2か所の市に行きました。
蚤の市というより、不定期の青空市です。
最初は大当たり!
お値段はさておき
規模が大きく品ぞろえも良く見るだけでも楽しい。
2日間しかしていないのが惜しいくらい。
が、もう一か所は2ユーロの入場料を払うタイプで
屋内でしたが
古着などがメインの小規模なものでパスしました。
その辺り、行ってみないと分からないものなので
仕方がありません。
祝日の月曜日 4か所目は、
いかにも地元のガラクタ市という趣でしたが、
お店を見るときと同じく
いろいろ物色するのが得意なので
とても気に入ったものが買えました。
もちろん、趣向のものですから
人によるので私にとってはというものですが
小さな小さなモチーフたち。
精巧な作りで、落ち着いた色合いも魅力的。
とある版画家の絵画に登場する人物。
私が手に入れた、魔法使いや騎士たち
全員が絵画の中に見つけられるそうです。
カルトナージュの箱も買いました。
市の広場に着いた瞬間、目に入りチェックして一周してから購入。
とても好きそうだから
その値段で良いわ・・・ということで
確かに確かに納得のお値段で買うことが出来ました。
一緒に行った方の通訳が良かったせいかもしれませんし!
形は普通の箱ですが、花柄の布が良い感じ。
フランスの昔のカルトナージュは形はいたってシンプル。
ただの箱・込み入った形に発展することがなかったとのこと。
でも、とても気に入っているから備品で販売はしないけれど・・・という
可愛い箱にもめぐり合えました。
今までに見たことがないかわいらしいタイプ。
古いものにしてはとても稀で貴重。
他には、フランス人のご年配の方でも使い方が
分からなかったお湯で温めて使う手だけのためのアンカを買ったり
前から気になっていたお皿を一枚、
リボンなどを買いました。
クリエーターの方や、テキスタイルデザイナーなどが
アンティークの布やレースを買いに来たりしています。
時代考証の参考にしたりといろいろ使用するそうです。
今日は、リボンのショールームへ行き
サンプル帳をチェックして
日本では見かけないブレードなどを購入。
日本にないというのが難しい。
日本の会社ですが、日本での販売はないそうです。
NYやパリでの展開。
日本でもリボンやブレードはお高いですが
円が弱い今、パリでは余計にお高く感じます。
イラスト持参で色合わせをしている方もいらつしゃいました。
スチュワーデスをされている生徒さんに教えてもらっておいた
ビストロで、ランチをゆっくり取り
その後は古いリバティを扱うお店へ。
何と地下なのに、雨洩りしていました。
長方形のタッパーが3個ほど床に。
ぴちょんぴちょんと何やら音が( ̄□ ̄;)!!
店員さんに、雨漏り!?の音?と、
聞くと、そうそう・・・と。
えっ!確かに天井に沁みがあり、そこからしずくがピチョン。
その会話で一気に和み、のんびりゆったりお買いもの。
古いといっても、5年前くらいのものもあり、
インテリアファブリックや、最近少ないといわれている
チンツ加工のものなどもありました。
初めて見る単色の柄や、モーリス柄の厚手タイプも見ることができました。
私は、今回のテーマ・花柄・・・・淡い古い感じのものを
中心に何種類か買ってみました。
本当は小さな花柄が欲しいのですが、どこを探しても
これだ!といイメージの布になかなか出合えません。
今更、花柄・・・・、今まで花柄は実は避けていて
ジュイ柄や、風景画の布を好んで使用していたのですが
今、淡い色合いの小花柄や
色合いが多い花柄を使ってみたい心境なのです。
仕入れのプロから見ても(私はお店屋さんではないので、素人)
最近古い布・花柄も非常に少ないそうです。
で、いろいろと今考え中。計画していることがあるので、
早く形にしたいです。
今日は、マリーアントワネット展にも行きました。
グランパレにて。
何が感激って、展示の仕方に
見せ方に驚きましたよ!
ああいう方法、絶対日本ではあり得ない。
最近はキュレーターという単語を普通に聞くようになったし
美術館の学芸員さんの認知度も高くなり、
いろいろ進歩したと思っていたけれど、まだまだかも。
BGMも大事だし、舞台設定からしなきゃ。
久しぶりに、なんだか驚いた