===今までのようにこれからも 第９話====

ちょっとくたくたになった今週
何もかも忘れてパァーとしたかった。

よし！こんな日は飲みに行こう！

彼に社メールした

用があって無理って言われたけど・・・

「とりあえず、終わったら連絡するから」と
強引に言ってみた。

「タバコなくなったからちょうだい」って返信メール

ちょっと拍子抜けしたｗ
会社でこんなふうに接してくれることって滅多にないからちょっとビックリしたw

彼と話してたらほんとバカになれて楽しい。

だからわがまま言った

でも無理だから帰りなと言われてしまった。。。

「無理でも待ってる」
柄にもなく、そう言った

いつもだったら、そこまでわがまま言わず素直に帰るんだろうけど

今日はどうしても彼に会いたい！って思ったんだ。。。

わかってくれたのかな・・・

彼は来てくれた

居酒屋に行って色々語った
今までの彼女の話や、彼氏の話
恋愛論？的なこと。

私は彼のような付き合いは絶対に不安になると言ったけど
そうはさせないと言った

彼の自信ありげな言い方に少し惹かれちゃった

確かに彼の話を聞いていると、不安を超えた安心感？信頼感？みたいなものが
彼女にはあるのかもしれない
そんなふうに思うようになった。

彼が例え話をした

もし俺たちが付き合ったら絶対不満に思ったりしないはずだって彼は言った
隠し事苦手な彼は、何も隠さず言うからって。

私はいやだ。
私が彼の彼女だったら
彼が誰か女の人と、２人で会うって聞いたら不安だよ。
それが会社の人だっかた余計に嫌だよ。。きっと私ならそう思う。

もし付き合ったら、喧嘩ばかりだと思うと言った

・・・私ってほんと馬鹿・・・
じゃあ付き合ってみる？確かめてみる？みたいな軽いことを言えばいいのに
こんな時に限って言えないんだもんね。。。

付き合ったら絶対に不安になるから無理だね。。みたいなことばっかり言って
後で言ったことを後悔するんだよね。。。いつも

なんでこんなに素直になれず意地ばっかはっちゃうんだろう。
好きだって言ってしまえば楽なのに。
たったそれだけなのに。

話をしている時に彼は言っていた・・・
「俺を好きになってくれる人がいないからなぁ」と

わかってて言ってるのか？と疑った。
ここにいるのに・・・。

私の気持ちに気づいていないフリなんかして。。。知ってるくせに。。もーー。

彼と休日によく映画を観にいった
彼は意外にも何を観にいったか覚えていた。
ちょっとかわいいとこあるじゃんって思った。

私が最近彼にメールで「なんだか最近つめたい」って言ったのを気にしていたみたい
「俺は前からお前に対する態度は変わってない、いつも気にかけてる
　かわったのはお前のほうじゃん」って
「昔のお前はどこにいったのか？」って

言われてみて考えてみた。

確かに私がかわってしまったのかもしれない。
昔は意地なんてはらずに好きっていうことをわかってもらいたい一心だったから。

今は、気がつけば文句ばっかいってるね。。。

でも、わかってほしい。
好きだって気持ちは昔から変わってないよ。
むしろどんどん惹かれてる。
好きだって言ったら、きっとこの関係は壊れてしまうでしょ。
そのほうが怖いんだ。

次にカラオケに行った
二人でカラオケに行くのは結構久しぶり

私が最近はまっている歌を歌った。

彼はその歌手を知らなかったみたい。
調べとくってさ
次歌えるようにしとくって言ってくれた

私も彼に言った
以前歌ってた運命的なやつ、歌えるようになったよ　って。

ちょっと関心してくれたみたい
よかった。
運命的なタイトルだったんだあれ。それだけじゃないよ。歌詞も意地っ張りな感じで好きなんだ。

次に二人で行くのは久しぶりのBeeに行った。

そこである賭けをした。
卓球で勝負
私にとっては重要な賭けだった。
絶対勝たなくちゃいけない賭け。

私が勝ったら
「さん」付けで呼び合うのやめること。

彼が勝ったら
私が用事や、先約があっても
飲みに行こうって言ったら絶対に行くこと。
会社の飲みの用事があっても、例え土曜、日曜であっても。

１回戦、私の勝ち
２回戦　彼の勝ち

３回戦・・・彼が勝った

正直、彼の条件はのんでもよかった。
でも、この賭けは私が勝たないと意味がなかったんだ

私にとって最大のチャンスを逃した。

勝負運がないの？それとも運命のいたずらか。。。

もう私たち長い付き合いなのに「さん」付けで呼び合うの・・・
なんだかぎこちない。。。

でも勝負に勝たないと、この条件はきいてもらえないみたい。

次も同じ条件で勝負するからねと言っておいたｗ

一緒にいて、なんだか安心することがある。

それは、彼が席を立った時
彼は携帯を置いていくの。

もし携帯を持っていったら、私より彼女を気にかけているんだなぁって思ってしまうから。

口には絶対出さないけど、２人でいる時は私しかみてほしくないんだよ。

でもほんと彼と付き合って色々確かめてみたい。
ほんとに不安にならないのかって。
ほんとに大事にしてくれるのかって。

運命の人なのかって・・・

彼とだったらきっと毎日楽しいだろうね。

～The End～

===今までのようにこれからも 第８話====

年が明けて、バリバリ仕事頑張ってみようって決めた

頑張っていれば、それなりに何かついてくると思うから
きっとちゃんと見てくれる人もいるだろう。
そんなことを思いながら・・・

まずは、彼のことを気にかけないことからはじめないと
彼のことを考えると仕事がおろそかになってしまう

この決意を結構プラスに動いた
自分のペースで気負いなく仕事ができるようになってきた

彼とは全然社内で出くわさない日々が続いた

メールで連絡もしなくなった

ある日、飲み会で久々に一緒になったけど
なんだか眠たそう・・・
彼は途中で帰っていった

体調悪いんだろうなってすぐわかったよ。

・・・ビール残して帰ってったもんね。

またしばらく顔合わさない日々が続いたが

久々に遭遇

とりあえずしゃべらないでおこうと思ったら

彼から「久しぶりに会った気がする・・・」と・・・

なんで話しかけんのよ！
話しかけないでよ！

心の中でそう叫んだ

どうしても耐えられない日があった
飲みにいけそうなメンツに声をかけてみたが
こんな時に限って誰もつかまらない・・・

仕方ない・・・彼にメールした

「早く言えばよかったのに・・・」だって。

もういい。私が馬鹿だった。
彼は、私の都合やわがままでは動かない人だから。

次の日、また偶然あったけど
「お疲れ様です」
その言葉だけ交わした。ちょっと冷たかったかな。。。顔見ずに言っちゃった。

その日、私は急いでた
大学の時の同期に会うため

・・・携帯が黄色に光ってる
えぇぇっ！？とビックリした。

黄色は彼からの連絡を示すもの

急いで携帯を見ると着信＆メールが

「昨日いけなかったから今日行こうかと思って・・・」と

私には彼の行動が読めない・・・
常にドキッとさせられる

ってかほんとタイミングわるい・・・

今日、会社を早上がりした
オフィス出て、ちょっと一服

彼と二人きり・・・

明日飲みに行きたかったのに彼は予定はいると・・・
理由は

・・・ムカツク・・・

節分だからだと。。。恵方巻きだと・・・

私は、豆や巻き寿司に負けたのだ

ほんっとムカツク

でも金曜空けてくれるみたい。
すっごくすっごくムカツクのになんだか憎めない。。。

また私の負けかな。。。

いつになったらヤツに勝てる日がくるのだろうか・・・

～The End～

===今までのようにこれからも 第7話====

昨日で仕事締め
やっとの連休

今日はずっと予定していた映画を観に行く日
早起きするつもりが
目覚ましの音も聞こえず・・・熟睡していた。。。

映画を観に行ってる夢をみて慌てて起きた。
２時に待ち合わせなのに１時頃起きてしまった。。。

結局３時頃待ち合わせ

いつもほんとこんなんでゴメン。。。そう心の中で謝った。。。

映画のチケットを買いに向かったが
なかなかいい席がなく、最終の時間のチケットをとった。

それまで、どう時間をつぶそうか。

一か八か、言ってみた。
「USJ行かない？！」

どうせイヤだと言われると思ってた。

「そのノリ嫌いじゃない。行くか！」

ちょっと意外な展開にビックリした。

・・・この１年頑張った私に神様からのご褒美かな^ ^

私にとっては初のUSJ！

面倒くさがりな私は、何度か友達にUSJに行こうって誘われてたのにいつも断っていた。

一応理由はあるんだよ。

大阪だからいつでもいけるし・・・っていうのもあるんだけど

USJはじめて行く時は、好きな人と行きたいなぁ～って。
・・・大学の時からそんなこと思ってた。バカだよね。

でも、願いが叶う時がくるなんてね。ちょっと思いもしなかったよ。

USJでは、まだクリスマスムードたっぷり
グッズ売り場で、色々買ってもらっちゃった♪

大事にするからねっ

周りの人にカップルだって思われてんのかな・・・だといいなっ
こんな時くらいは、ねっ。

USJを出る時なんか寂しい感じがした
魔法がとけるような気がして・・・

その後の映画も面白かった。

ほんと今日はすっごいいっぱい遊んだ日だった。

帰りにメールした。
「来年もまた可愛がってね」

「可愛がらせてくれ」
だってさ。

バカみたいに優しい人。
そんなんだから気になっちゃうんだよ。

仕方ないっ！

頑張って振り向かせてみるかっ！

～The End～