　八潮市議会議員の内田あき子です。

　先日、行政視察で山形県天童市へ
食育・地産地消についての取組みを学ばせていただきに訪れました。

　私、長いこと生活クラブ生協に加入しています。

そこで、山形県といったら、平田牧場、遊佐米など

素材にこだわってモノづくりをしている地域が多く

東北出身の知人からも、山形県内の食材は全体的に添加物などの利用が少ない気がする！

などと聞いていたので、興味深々。

　さて、お話を伺い

もちろん農業が盛んなため、地場の素材を生かすことで地域循環をすることが大切！

ということもありますが、その取り組みが素晴らしかった。

　そもそも、なぜこの取組みをしようと思ったのかのきっかけは

病気等のデータより

いつまでも健康に生活できることを考えて行く必要がある！

その一つとして食は大切なことであり、

大人になると朝ごはんを食べなくなるなど生活が乱れてしまいます。

便利なものや栄養バランスをあまり意識しない生活になってしまうことも。

そこで、子どもの頃（義務教育中）から

簡単な料理を学び、大人になって役立てる

地域の食材を広くアピールするなど

行政の部署を超えて、また地域が一体となった取組みをしていました。

　行政の部署を超えて！

これがなかなか一般的でない、と議員になって感じています。

これをするためには、庁内での部署を超えた話合いの場などが必要であり

これもまた、発足するのにあれこれ課題があったり。

この課題を乗り越えつつ取り組まれている天童市は、素晴らしいと痛感。

　また、すべての点で市民のために動く気持ちも素晴らしい。

　八潮市は東京に近く、農家も減っています。

休眠地も増えており、どんどんトラックヤードなどになっている現状。

しかし！それでも地場野菜や、素性のわかる食材を取り入れる努力は必要です。

だって、良い野菜は美味しいから。

　決して天童市のように、例えば学校給食でまかなえるほどの食材が手に入るわけではありませんが、食育として考えて行かないといけない課題です。

　話は変わりますが、天童市は将棋の駒の街。

あちこちに駒がいっぱいで大変素敵な自治体でした。

地産地消を取組む天童市を訪問して・・・