あこの日々・乳癌と小腸癌と共に -5ページ目

脱ヅラ

8月に入ったら脱ヅラしようと心に決めて(暑さ&煩わしさに我慢ならなくなってきて)、実際には8月に入っていかにカツラの状態を涼しくするかに試行錯誤し、ヘアバンドでギャルっぽさと涼しさを手に入れたかと思いきや、編み編みのヘアバンドに髪が絡まりたくさん抜けてしまいカツラの分け目に禿げができてしまい、脱ヅラ決意しました。
で、8月3日から坊主頭で過ごしてます。
最後の抗がん剤が4月末だから3か月ちょっとで、最終的にツルっぱげだったから、今の頭はベリーショートなんて言うよりほんとただの坊主。

家族は、もうふさふさやね~と言うけど、冷静に考えれば短すぎ。でも病気のことを知らない人も、思いきったね~とビックリするものの、意外と好感触でホッとしました。

脱ヅラから1か月。慣れてどこでも帽子も被らず行けるようになりました。

海で焼けて黒いので、この髪型と相まって、親には留学生だと言われてます…。
お義母さんがこれからは短い髪が流行るってテレビで言ってたよ!と言っていたので、流行最先端や~とか言って(*^O^*)

でもちょっとこの短すぎていじりようのない髪型に飽きてきたりもしてます。楽チンだけどね。

手術①

告知後CTやらMIRやらの検査で転移の有無を調べ、12月初旬に手術を受けた。

しこりは右胸の左上にあり、エコーでの計測で2センチ弱。
手術方法は内視鏡を使った温存手術で、乳頭に沿って半円の傷と腋にセンチネルリンパ節生検の傷がつくとのことだった。

手術後に切り取ったものを見た旦那は、こんな大きな塊を切り取ったってことは胸はかなり小さくなっちゃったんだろうなと思ったそう。

でも実際に手術後の私の胸は気持ち小さくなったかなぁというくらいで、形も変わりなかった。
小さく見える私の右胸も意外とボリュームがあるってことなんやなぁと旦那は感心してました。

切り取った大きさは、6センチ四方の塊プラスアルファ(術中の断端検査に引っ掛かかったため)。

私も切り取ったもの見たかった~!
きれいなピンク色だったらしい。


乳頭の傷痕は、しばらくは接着剤?がべったりで、乳頭は付け睫をした目みたいに見えた。

接着剤がはがれて傷が出てきたとき、まだうまいこと皮膚がくっついてなくて下の糸が見えてたりしてびびったけど、今はきれいな一本線になって目立たなくなってきた。


リンパ節への転移もなく、手術は無事に、私たちも主治医も満足って感じのいい感じに終わり、3週間後に病理結果を聞きにいくことになった。

カミングアウト

私は、自分が乳癌であることを友達にほとんど言ってない。
親戚にもほとんど言ってないし、知っているのはほんとに身近な家族のみ。

必要にかられて言わなければならないという状況はあまりないし。

でも、別に隠すつもりもなく、友達と会ったりメールしたりするたびに言ってしまおうかなと思うけど、いつも躊躇してやめてしまう。

どんな顔して言ったらいいんだろう、相手はどんな風な捉え方するんだろう…。
考え出すと結局言えなくなってしまう。
わざわざ心配かけるようなこと言うこともないしね。

もともと何かあったって相談することなく、自分の中で消化してしまうタイプやし。
消化してしまった後に話したりすることはあるけど。

ということは、まだ乳癌のこと自分中で消化できてへんのやなぁ…。