世界にはたくさんの宗教がありますよね。
然し、現在の日本人は
無宗教の方が多いとも聞きます。

最近、ニュースで
学校教育としてPTAが

我々は給食費を払っているのだから、
いただきますという言葉を言って食べるのは
おかしい!

と、物申したそうです。

とむさんと私の感想は

は?馬鹿じゃないの!?

です。

お金を払えば
いただきますを言わなくて良い、
なんて
可笑しすぎますよね?

昔から日本人は
ご飯を食べられる事に感謝を示す為に
いただきますと手を合わせるのが
当たり前だったはずです。

キリスト教でも
イスラム教でも

「今日の糧を感謝します。」

と、食事に対して感謝してから食べますし、
世界中には
まだまだ食事が出来ない人達が
大多数おられるのに、
日本人は

「飽食の時代」

と呼ばれるくらい
食事を残すのは当たり前。
なぜならお金を払ったのは私だから。
という、
「お金」で買ったものは
自分なのだから、
残したって捨てたって別にいいでしょ?
と考えている人がたくさんいらっしゃる。

戦中戦後の物のない時代を経験していない
今の親御さん達は、
食事に有り難さを感じた事がなく、
当たり前に食べられる物と
勘違いをしておられるのです。

これも無宗教の弊害なのかも知れません。

神仏の存在を信じる事で
その教えを守っているという
昔の人々が現在の日本を見たら
とても残念な気持ちになられると思います。

とむさんと私は
食事の際、
必ず「いただきます。」「ご馳走様でした。」は
毎日、当たり前に手を合わせます。

現在の日本は衰退していく一方で、
景気は上がってきません。
勿論、それは
今の政治家達が
私腹を肥やす事だけに従事し、
下々の国民を蔑ろにして
税金をどんどん増やしているので、
いつこの国が成り立たなくなるか
危うい状態です。

そうして当たり前だった食事も
満足に出来ない未来も
無いわけではないのです。

何事にも感謝し、
真面目に日々を暮らしていれば
心も豊かになります。

現代の子供達には
森羅万象、天地万物、
この世のありとあらゆる物の存在を
心に感じながら、
有り難いと思う精神を養って欲しいと思います。