一人で叫んだこと

 

 

 

 

 

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元主人との生活は

月曜日~金曜日まで残業の毎日。

土曜日はお昼15時まで仕事。

日曜日は、

元主人のおばあちゃんの所有する家の

お掃除、洗濯、食事の準備、お墓掃除。

唯一、私が自由になれる時は、

土曜日の仕事終わりの15時過ぎから

私の実家の母を

お買い物に連れて行く事でした。


実家への行き帰りの車内で、

洋楽をガンガンかけて

大声でシャウトしながら歌う事が

一番のストレス発散でした。


大声を出したくなる事って

ありますよね?


都市高速に乗って、

車の窓全開で

(私は煙草を吸うのと、

エアコンはかけない主義だったので)

大声を張り上げながら歌う時間は

本当に最高の至福でした。


今思えば、

そうしないとやっていられなくなるから

歌っていたのだと思います。


実家から帰ると、

元主人の説教や暴力が待っていましたので、

その恐怖から逃れる為だったのかも

知れません。


『ひとを殺すのには、刃は必要ない。』


この言葉通りです。


繰り返すフラッシュバックに苛まれながら

どうにか立ち直って来た私ですが、

このところ

そのフラッシュバックが酷くなり、

何も出来なくなりました。


今は車も持っていない為、

ひとりでドライブしながら

大声で歌う事も出来ません。


MT車しか運転しない私は、

信号のタイミングを読みながら

シフトノブを操作して

且つ叫び歌いながら運転する事が

大好きでした。


今は、軽MT車が欲しいと叫びたいです。