とむさんと色々と話し合いました。

ピアスの事で激怒したのは、

私がこの数日、

とむさんの浮気を疑っていたので、

「もう勘弁してくれ!」

と思って怒ったそうです。

先ずは

私自身が自信を持つように言われました。

「あこは俺の彼女で、

俺の女なんやけ。

俺はあこの彼氏で、

あこの男なんよ。

私の男って言ってみて。」

と言われた時、

私は口に出せませんでした。

言葉が汚いという理由もありますが、

そこではたと気が付きました。

私は便宜上、

とむさんの事を誰かに話す時、

「彼氏」と言っていましたが、

私の本心では、

とむさんの位置づけは

「私にとって理想の男性。

私にとって憧れの男性。

私が初めて好きになった人。

私が初めて愛した人。」

と思っていた事が判明しました。

交際して同棲しているのに、

ずっと片想いしていた感覚でした。

それを素直に とむさんに話したところ

「それじゃ弱過ぎるね。

俺に他の女が言い寄って来たら

蹴り倒すくらいの気概がないとね。」

と言われました。



続きます。