ここ数日の間に、予想していなかった出来事が起こり、一つのことが終わった。

 

あまりにも展開が早すぎて、心が追いついていなかったのだけど

 

この出来事に関係していた人の一人と話すうちに、自分の思いがわかってきた。

 

 

わたしは自分が感じていることや思っていることを

 

言葉にして伝えるのが得意ではない。

 

他者と会話をしている場面で、大きな感情の動きがない限り

 

その場で自分が感じていることに鈍感でうまく意見が言えないのだ。

 

感情が動きがわかりやすいときには、

 

あーこんなこと感じてるんだなと自分の感情を俯瞰して見ることができるのだけど、

 

一見、感情が動いていないように感じるときには、

 

氣にするほどのことではないのかなとその場では思っていて、

 

話し相手に大した意見を言うことはしない。

 

だけど、その話が終わって一人になった後から、

 

いろんな考えや自分が感じていたことが頭の中に出てきて、

 

それが言語化されてくることが多い。

 

だから、話している最中に相手に意見を求められても

 

大した回答ができないことが多いのだけど、

 

後になって、こういう意見を持っていたんだと氣づくのだ。

 

人の意見を聞いてようやく、自分の意見がわかるという感じでもある。

 

 

フランスで暮らし出して20年の間、

 

まともに人とコミュニケーションを取ってこなかったので、

 

感情や思い、考えの言語化の回路が鈍っているのかなと思う。

 

もちろん、母国語ではないフランス語で

 

的確な表現ができないことが多いというのもあるけど。

 

 

もともと、子供の頃から人間関係を構築したり

 

コミュニケーションを取ることは苦手。

 

だけど、大学を卒業して日本で働いていたときに

 

営業や接客業に就いていたおかげで

 

かなりコミュニケーション能力が鍛えられて、

 

表面的なコミュニケーションには困らない程度にはなっていた。

 

 

それが20年近くの間、かなり少人数の限られた人たちとしか接してこず

 

人と会話するときにも聞き役となり、

 

自分の意見を言うこともほとんどなかったからか、

 

人と深くコミュニケーションを取ることが容易ではなくなっている。

 

 

ここ数年で、新しい人間関係を構築してて、

 

その中でもわたしがあまり意見を言わないので

 

何を考えているかがわからないとよく言われる。

 

だけど、この世界に肉体を持って生きている以上

 

人との関わりは必須だし、人との関わりを通して人生は構築されていくので

 

コミュニケーションの大切さを今回の出来事を通して改めて感じた。

 

 

それに、人ともっとコミュニケーションを取っていきたいという欲求も出てるので

 

これからどんどん人とのコミュニケーションの学びをしていくのだろう。

 

ホロスコープを見ても、

 

一対一のコミュニケーションの変革、学びの時期に入ってきてるし。

 

ホロスコープから見ると、

 

わたしの出生図には水星と土星の90度(スクエア)があるので

 

わたしがコミュニケーションに対して苦手意識があるのが表れているし

 

かといって水星と木星の180度(オポジション)もあるので

 

コミュニケーションに取り組んでいけば、うまくやってもいけるはずなのだ。

 

 

人と深く関わっていくことをしてこなかったし

 

たくさんの人と深く関わることはする必要はないとは思うけど

 

この人とはと思える人たちとは、

 

もっと自分から心を開いてコミュニケーションを取っていこう。

 

 

「自分が自分の世界を創っている」ということを信念として生きていると

 

自分で創り出した外側の現象なのだから、自分の内側を見て内側を整えれば

 

自然と必然の方向に行くのだと自己完結しそうになるのだけど

 

他者との関わりの中で氣づくことがあったり、学んだりすることがある。

 

だから、自己完結するのではなく、

 

内側を整えた上で、その後の流れに任せるでなく、

 

あえて、自分から他者と積極的に関わっていくことも必要なことかもなと思う。

 

 

そもそも、この地球には、

 

いろんな感情を味わうことを楽しむために生まれてきているのだし

 

わたしとしては、まだまだ人生劇場を楽しみたいので、

 

覚者になりたいとは思わないからなー。