あなたの力になりたい
そんな大義名分を見つけて
あなたへの気持ちを忘れる努力を保留にした。
あれから
あなたは毎日きたよや水遣りに来てくれる。
そして、あの後もう一度
夜遅く会いに来てくれた。
ちょうど友だちが来ていて、
あなたはすぐに帰ってしまい、
すぐ後を追ったけど、
もう見つからなかった。
水遣りには朝来てくれてたし、
話しに来てくれたんだよね。
その後、朝、きたよに来てくれたとき偶然会えて、
ごめんね。せっかく来てくれたのに。
って言ったら、
あぁ。気にしないで。
ってあなたは言ってた。
でも、私が話したかったんだもん。
私はすごく残念だった。
あの日は辛いことがあって、
心が折れそうで涙が止まらなかった。
すごくあなたに会いたくて、
あなたの部屋や庭に、何度も行った。
あなたに具体的な内容は話せないけれど、
あなたに会えれば、気分が晴れるんじゃないかと思ったから。
そっと内緒で覗くつもりで行くと
あなたに会ってしまうことが多いのに、
会いたくて行くと、全然会えない。
だから、夜、あなたが来てくれて、
ほんとにうれしかったんだよ。
折角来てくれたんだから、話がしたかった。
たまに、朝、偶然出くわすことがある。
私が、朝一番の庭の世話をしているとき、
あなたが水遣りに来てくれたりして。
おはよう
それだけで行ってしまう。
仕事に行く前で時間がないし、それは当たり前のことなんだけど、
すごく素っ気無い気がして、
仕事だからもう行くね
とか、何かもう一言言ってくれればいいのに、とか思ってしまう。
忘れるって一度は決めたくせに、
わがままばっかり。
会いたいって、そればっかり。
今、あなたが忙しくて、
ほとんどピグだってする暇もないってわかってるのに。
朝、おはようって言えただけでも、
ほんとはすごくうれしいことなのに。
会えてラッキーだった。楽しかった頃なら、そう思えたはず。
心静かに、あなたを待てるようになりたい。
一度はあきらめた気持ちなのだから。