7月になったね。
7月は、いろいろと思うことがある。
あなたに会って、もうすぐ1年になるね。
あなたを待つことにすると言ったけど、
本当に待ってていいのかな。
偶然、庭で会って、
必要最低限かそれ以下の言葉しか交わしてくれないあなたを見るたびに
やっぱり待っていてはいけないのではないか、という思いが強くなる。
待ってることを断られたわけではないけれど、
待っててね、と言われたわけでもない。
待つことは、あなたにとって、プレッシャーにしかならないんじゃないかな。
話せない理由はなんだろう。
まだ、手が治ってない?
だけど、その後、話してくれたことあったよね。
ネットは仮想世界だっていうのが、ずっとピンと来なかった。
ネットの向こうには実際の人がいるし、
リアルの世界だったら、かなり深く付き合った人にしか言わないようなことも、
ここでは話せたりして、
その人の内面がより深く表れる、言わば内面世界なんじゃないか、なんて思ってた。
でも、私が思っているあなたは、
私の都合のいいように、都合のいいように、都合のいいように、
私が勝手に作り上げた偶像に過ぎないんだよね。
まさに、バーチャル。
チャットの字面だけで、一体あなたの何をわかっていたつもりだったんだろう。
文字列に表れること以外は、全部私の作り上げたイメージ。
そして、その文字列の言葉だって、
あなたが、どんな声の大きさで、どんな調子で、どんなスピードで、
どんな間で、どんな表情で、伝えたかった言葉だったのか、
全然わからない・・・。
あなたは、私が淋しいときや辛いとき、話を聞いてくれて
優しい言葉を掛けてくれるヒーローなんかじゃない。
実生活で悩みも抱えて、もしかしたら私なんかよりずっと傷つきやすい、
生身の人間なんだよね。
あなたは誰?
そして、私はあなたに何を求めているの?
ネットはリアルの補完でしかない。
僕は、ネットなんか無くたって、全然困らない人間だから。
それがあなたの口癖。
ネットの中にしかいない私なんて、いなくなったって全然困らないよね。
そして、私の勝手な思いを押し付けられるのなんて、
きっと迷惑だよね。