こんばんはキラキラ
災害栄養専門管理栄養士のacoですラブ



先日、日本人の食事摂取基準2020
これから先5年間の目安と
お話致しましたねチューリップ






普段でも充足が大変な栄養素。
災害時にはどうなるのでしょうか?








\本日はこちらの論文から/



この論文、本当に素晴らしいもので。
著者の皆様に感謝です。





何が素晴らしいかというと、
東日本大震災の際の
避難所の食事を分析して
どのように栄養素が
充足されていったかを
図表で分かりやすく
まとめられていることです爆笑









\本日のピックアップはこちら!/



ここで注目すべきなのが、
エネルギー必要量を満たせるまで
40日もかかっていること、
それにもかかわらず
炭水化物・脂質は比較的早期に
充足していることです。


つまり緊急事態の際は
エネルギー量充足を優先するため
たんぱく質が不足しがち、
低栄養状態になりがちということです。

ビタミン•ミネラルに関しては
充足するのに
さらに時間かかっています。







細かい栄養素の目標は
またお話ししていきますが、
まず覚えて欲しいことは
たんぱく質を
多く含むものの備蓄
をすることですチューリップ





災害栄養として
充足をモニタリングするものは
エネルギー
たんぱく質
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンC
...とされています。






その中でも
まずはたんぱく質💪🏻

日本人の腸内では
食べずに生活していけるほどの
たんぱく質を合成できる
腸内細菌がいません。

なので!まずは!たんぱく質!!!




定められているビタミン類は
エネルギー源の代謝を
効率よくするものや
倦怠感・疲労感を改善するもの、
口内炎などのトラブルを防ぐものが
メインに制定されています。



個人的には
たんぱく質が不足することで
亜鉛も不足し、
精神面も含めた様々な不調を
きたすのではないか?
考えております。






たんぱく質は90日
亜鉛は70日強も不足が持続する。
これは絶対に対策が必要です!!



なぜたんぱく質・亜鉛欠乏が危険か。
明日は亜鉛について
より詳しく解説していきますねキラキラ



発酵が災害栄養に
役立てられそうな理由も
これから投稿しますねキラキラ
協力者も募集中ですウインク






それではまた❤️