「恋履歴概要 [3]
」のつづきです。
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Kは、短気な人。
どんな表情をしてるんだろう。怒るかなぁ。と心配しつつ話を進めようとした。
「会って話したいんだけど」
と、ちょっと粘って、うっとうしいやりとりをしたけど、腹をくくって電話で済ませることにした。
8年間、引きずってたこと。
間に、ちょっと彼氏ができても、ほんとの本気にはなれなかったこと。
再会して、変わってないなーとしんみり思ってしまったこと。
気持がぶり返したこと。
・・・そんなようなことを、わかりやすく、冷静に伝えたつもり。
別れ方が曖昧だったから、苦しんだんだと思う。
だから、このチャンスに、はっきりさせたかった。
Kは、人づてで話を聞くのが嫌い。
2人の問題を、他の人に相談するのも嫌い。
私は、それを知ってて挑んだ。
案の定、「なんで人に連絡先を聞いたりするんだ」って言われた。
やっぱり、変わってない。
そういう頑固さに、前は若さゆえか従ってて、束縛とも受け取れたけど、さすがに8年の歳月は私を変えてた。
Kに関して、
「失うものはない」
って思えた。
連絡先は消去してたうえに、音信不通だったから人に聞くのは当たり前でしょ。
相談したって構わないでしょ。
と、強気で言えた。
そして、返事を待った。