恋履歴概要 [2] 」のつづきです。





***






その彼をKとします。


電話をかけた。

Kは「どうしたの?」
すっごい明るく、今までずっと友達だったかの様な口調。


ちょっと前まで音信不通だったのに。


戸惑う。


この人は、私が、気持がモヤモヤしてまたやり直したいみたいな状態に陥ってるのを少しでも気づいてないのか。


そういうのに敏感というか、私のそんなじれったくもある愛情を知り尽くしてたのに。
気づかないふりだとしたらむしろ恐ろしい。




いつかまた一緒に。


あの約束は、いつ破られたことになってたの?
私だけ時間が止まってたの?
私だけ、再会が何かのきっかけになると思ってしまったの・・・?



何から言っていいのか。
でも、黙るのが嫌いなKを心配し、思い切った。


「今度、会って話がしたい」と。


思い切ったけど、すぐに希望が打ち砕かれた。


Kが、「今話せないの?」と。


私は、こんな大事な話、電話とかメールで済ますのがすごく嫌で。
でも、ずっと会ってなかったから、いきなりは嫌がられるかなって予想はしてた。

Kにとっては、その程度の話だと。


ごねても仕方ない。
会ってもらった時に言うつもりでいたけど、言いたかったことは電話で全部済ませることになった。
再会してから思ってたことをフルに思い出し、当って砕けようとした・・・