体験したいんだよね。
とにかく色んなことを。
結構ハードモードだった人生前半。
からの、再婚。
再婚するにあたり、夫からの要請でホステスは辞めることになった。
私は別にしてても良かったけど、49歳。
潮時というものがあるし、再婚で辞めるほうがかっこいいやんなと思って百恵ちゃんばりにドレスを脱いだ。(嘘)
脱出してから勤めてた自動車整備工場も、再婚が決まった途端に社長にクビを宣言されて退職。
言っておくけど、会社に損失とかそんな失敗はしてないよ。
多分、私を不憫に思って雇ってくれていたのだと思う。
そういう意味では損失には当たるのかな?とも思うが。
まぁそんな感じでいきなり人生のステージというか舞台がドリフのセットみたいに変わった。
「専業主婦がしてみたい」
もうあくせく年がら年中仕事と金の計算に追われるののは体験しすぎて辟易してたから。
夫は軽い感じでオッケーしてくれた。
私は物凄くわくわくしながら婚姻した。
憧れの専業主婦とはどんな生活なのか。
家はいつも清潔で、パンなんか焼いたりするのだろうか。
夫は私の息子と養子縁組をしたのだ。
その届けを出しに役所に行ったところ。
「見つけたー!」
知り合いに腕を掴まれた。
脱出をしたすぐ後に、役所のDV担当の方に勧められて私は1年ほど市民課でバイトをしたことがあった。
その時の上司。
連絡先交換をしていなかったために連絡出来なかったとのこと。
「もっかい働いてほしいねん。あんたが必要やねん」
えー!
今まさに専業主婦をするつもりでわくわくしてたはずだった。
断ろうかな?と一瞬思ったけれど、住民票の閲覧制限や、たくさんの役所ならではの対策を出来得る限り講じてくれたことを思い出していた。
かつてのボロボロだった私が今ここで生きていられるひとつの理由だ。
「わかりました」
専業主婦期間がほぼほぼゼロで働くこととなった。
今は4年経ち、少しは役に立てているかな。
娘と歳が変わらない同僚とも仲良くなり、ユニバやひらパーに誘われるまでになった。
ユニバで店員との
「親子ですか?」
「いいえ、同僚です」
のやりとりは鉄板だ。
そんな中、またしても体験したくなった。
ボイトレである。
「何のために?」と聞かれても
「やりたいから」としか答えようがない。
地声大音量低音ボイスしか出ない私はとにかく高音を出してみたかった。それだけ。
広瀬香美みたいな声が大好きで、そんな声を死ぬまでに出せたらいいなと思ったの。
広瀬香美の振り切った変人ぶりも大好きでね。
死ぬまでに会いたい!ばかり言ってたぐらい大好きで。
そして念願のボイトレに8月から通うことにした。
近所のボイトレ。
レッスンを3回終えた時、先生が言った。
「実はここのボイトレのオーナーは広瀬香美のお知り合いなんですよ。で、声が広瀬香美みたいにしっかり出ている生徒さんを指導者が選別してお声かけして、広瀬香美さんのレッスンを受けることができることになったの。やります?」
ええええええ!
ボイトレのお月謝より遥かに安いレッスン料金で広瀬香美のレッスン受けられることになった。
やばくない?
私の叶える力すごくない?
こうした叶い方、こらまでの人生でも頻繁にあった。
不思議だけど起きてしまうからいつも抗わず流されてみてる。
そんな私の話を、はーへーふーんと聞いていた夫。
先日、寝る前に蜂蜜を巣ごと食べるのが夢なんだと私は言ったの。
ふと浮かんで。
「じゃあさがしとくわ」
と夫はすぐ眠りについた。
次の日、夫は大阪市内で大きな忘年会がありそれに参加した。電車で。
忘年会を終えた夫を車で駅にお迎えに行くと、夫は
「聞いて聞いて!」と珍しく興奮した様子。
忘年会には夫の会社の顧問も一緒に行ったそうなのだけど、顧問がまさかの養蜂やってたらしい。
「帰りの電車内で顧問から話してきたし、俺は一切蜂蜜の話はしてないねん!」と。
「巣ごと食べさせてくれるって」
ええええええ!
「ちょっと俺、acnをスピ脳でおかしな奴やと思ってたけど、考え改めるわ。叶える力ありすぎやわ」
って笑笑
宝くじとかは多分、本当には望んでないからあかんのやと思う。
次の野望は
「漁船で釣れたてのイカを食べながら日本酒飲みたい」
これ。
ピュアに願ったら叶う力、存分に楽しませてもらいます。
ライン始めました。
