アルパインクラブ・モルゲンロート -2ページ目

アルパインクラブ・モルゲンロート

アルパインクラブ・モルゲンロートは、都岳連に加盟する、オールラウンドな山岳会です。
新会員募集中!!、初心者大歓迎です!!
お気軽にコンタクトください!!

山名:鍋割山(1332.3m)

   (薪山1340m、火起山1352m、竈山1345m)

山域:赤城

山行日:2026年1月25日(日)

天候:曇り(強風)

参加者:田、菊、佐和、佐た、井瑞、木、井康、山(L,記)

 

今年の個人山行シリーズ、四季折々の山を歩くハイキング企画の冬の部、鍋割山(赤城)に行きました。鍋割山は赤城山の西端にあって、関越自動車道を北に向かうと、ちょうど一段低く、台地上に西に延びる山。赤城山の中でも標高が低く、展望がとてもよく開けた稜線で、冬の陽だまりハイクにとても良い人気のお山です。

 

今日は、関東平野は晴れ渡っているのですが、風がぶつかるのか、赤城山はすっかり雲に覆われています。でも、標高の低い鍋割山だけは雲の下に見えていたので、一縷の期待を持って登山を開始しました。姫百合駐車場からスタートしますが、いつも賑わう駐車場も、今日は人もまばらでした。

 

雪が無く、地面にうっすらと白いものが乗っているような樹林帯の道を登って行くと、荒山高原が見えてきました。ここまでが、今日の短い行程の前半部分になります。ここから先は、展望の稜線歩きなのですが…、少しだけ明るいですね。

 

荒山高原から、これから進む薪山の方向を見てみます。少しだけ青空も出ていそうなので、ちょっと期待はするのですが…。ただ、風がずっと音を立てて吹き付けていて、気持ちの面も含めてかなり寒いです。マイナス5度を下回ってますね。

 

薪山に向けて登っていくと、ベンチのある展望地がありました。頭上には厚い雲。関東平野は晴れているという構図ですね。

 

最初のポイント、薪山に到着。鍋割山の長い尾根の東の肩になります。すでに、ここで最終目的地の鍋割山より高いのですよ。

 

薪山から鍋割山に向かって稜線を進みます。明るい稜線で、晴れていれば関東平野と谷川連峰と両方の展望が楽しめるところです。

 

薪を集めたら火を起こしましょう。平らな稜線上の小さなピークですが、このあたりが一番標高が高い場所です。

 

火を起こしたら竈に鍋を載せて煮炊きして…。ここまでは、ピークが連続しますが、ここから少々下って登り返していき、ピークの間隔が開きます。

 

一番西の端の鍋割山ですね。この稜線の西の肩で、西側からの登山道が上がってきています。とても展望が開けて、広々とした場所です。でも、今日はただただ寒い…。

 

往復ということで、薪山まで戻ってきました。荒山高原の鞍部を挟んで、反対側は荒山です。ちょうどガスが微かにとれていました。あとは、登って来た道を折り返して駐車場に戻りました。

 

 

コースタイム

9:00 姫百合駐車場 - 9:40/45 荒山高原 - 10:25/40 鍋割山 - 1015/20 荒山高原 - 11:50 姫百合駐車場

山名:阿弥陀岳(2805m)

山域:八ヶ岳

山行日:2026年1月10日(土)

天候:晴れ(強風)

参加者:宮(L)、田、山一(記)

 

今年の、厳冬期の雪山山行は八ヶ岳の阿弥陀岳です。御小屋尾根からの阿弥陀岳は、広い尾根で比較的登りやすいルートですが、直下の急登や頂稜部のヤセオネがあり、気が抜けません。しかも、遠くの低気圧の影響でとても風が強い予報。場合によっては撤退も考慮して、出発しました。

 

朝の美濃戸口を出発。まずは御小屋山に向けて登山道を登っていきます。別荘地を抜け、登山道に入ると緩やかな登りの道が続きますが、雪はそれほどなく、滑り止めは付けずに登っていきました。目の前が開け、前方に舟山十字路から登ってくる尾根が見えてくると、あとひと登りでその尾根に合流し、御小屋山です。

 

御小屋山に到着しました。ゆったりしたピークで、ここからは雪が続くようになるので、アイゼンを装着し、装備を整えます。

 

御小屋山から少し進んだところで、今日初めての展望ポイントがありました。見えているのは南アルプス北部の山々。甲斐駒を中心に、北岳と仙丈ヶ岳ですね。

 

一旦緩やかに下ったあと、不動清水への分岐を通過し、山頂に向けた急登が始まります。まずは樹林帯の急登で、なかなか苦しいところ。途中で樹林帯が切れ、展望台がありました。正面にこれから登る阿弥陀岳への険しい稜線が見えています。

 

この展望台からは、権現岳がよく見えています。左側のピークが権現岳の山頂で、右がギボシですかね?

さて、もうすぐ森林限界から出ますが、強風が予測されますので、装備を整えて出発します。

 

森林限界から出ると、強風にさらされます。体は風に煽られてふらつきますが、耐風姿勢をとりながら、じっくりと登っていきます。途中で、視界が各方向に大きく開けたところがあり、いろいろ写真撮影を行いました。その中の一つの硫黄岳。ちょうど正面に見えています。そして、蓼科山の方まで続く八ヶ岳の稜線も、しっかりと見ることができました。

 

強風の稜線は、さらに傾斜を増し、しっかりと登っていくと、やっと西の肩に出ました。正面に阿弥陀岳が日差しを受けて神々しく輝いています。その右には富士山も見えていますね。ここから痩せ尾根を回り込んで、あの山頂に向かいます。

 

最後の阿弥陀岳への登りまで来ました。あと少し…。

 

ついに山頂に到着です。めず目を惹くのは正面の赤岳ですね。ここから見る赤岳は大迫力です。

 

八ヶ岳のオールスターズは全てクリアに見えていますが、遠景としては北アルプスが真っ白で美しいです。この写真は槍穂高連峰。神々しい山々ですね。

 

山頂からの富士山。霊峰富士のある風景は、いつ見てもいいですね。

さて、これから更に風が強くなる予報の中、長居もできず下山です。登って来た道を注意して忠実に戻り、森林限界に入ってホッと一息ですが、最後まで気を抜かず下山しました。お疲れさまでした。

 

 

コースタイム

7:00 美濃戸口 - 8:55/9:15 御小屋山 - 10:10 不動清水 - 12:00 西ノ肩 - 12:15/25 阿弥陀岳 - 12:35 西ノ肩 - 13:40 不動清水 - 14:10/30 御小屋山 - 15:30 御小屋尾根登山口

山名:表妙義中間道・第一石門~第四石門

山域:西上州(妙義)

山行日:2025年11月22日(土)

天候:快晴

参加者:岡、田、佐和、菊、山一(L/記)

 

秋の妙義山は何といっても紅葉が素敵です。今回は、そんな妙義山に照準を合わせて企画したものです。なかなか、ベストタイミングというのは予測しづらいものですが、今回はベストというには若干遅かったか…、というところはあるものの、快晴の中で素晴らしい紅葉が楽しめたのではないかと思います。

 

県立妙義公園第一駐車場からの出発です。広い駐車場が有難く、また少し遅めの時間ではありますが、この時間でも素晴らしい快晴で、非常に澄んだ雰囲気でした。

 

車道を少し金鶏山の方に向かったところに、石門への登山道の入り口がありました。

 

まずは、カニの小手調べの小さな鎖場を経て、第一石門です。ダイナミックな石門に紅葉が加わった風景が素晴らしい。

 

第一石門から第二石門の間は鎖場が連続します。スタンスがしっかりしているので、慎重に歩けば問題ありません。

 

そして、第二石門通過。前後の鎖を登って下る感じですね。

 

第三石門は、潜って向こう側に出るということができません。門まで行ってみるという形です。

 

そしてメインの第四石門。大きな石門です。かつてここには石門広場がありましたが、土石で埋まってしまいました。この周辺には大砲岩などの奇岩があり、また展望がとても良い場所でもあります。

 

ダイナミックな石門の風景と、美しい紅葉を前に記念写真です。大満足でした。

 

第四石門から中間道を経て妙義神社に向かいます。ここからは紅葉鑑賞をメインにハイキングを楽しみます。道は関東ふれあいの道として整備され、険しい所には階段などがしっかり整備されています。まずは、第四石門付近のこの紅葉。

 

東屋付近の紅葉は、密度が濃くて、かつ新鮮な感じの紅葉が見られました。

 

最後に、第二見晴からの金洞山の展望を。天候に恵まれた素晴らしい一日を過ごすことができました。

 

コースタイム

9:20 駐車場 - 10:10/30 第四石門 - 11:25/40 東屋 - 12:25/30 第二見晴 - 12:50/13:00 第一見晴 - 13:15/30 妙義神社 - 13:35 道の駅みょうぎ

山名:節刀ヶ岳(1736m)

山域:御坂山塊

山行日:2025年11月16日(日)

天候:晴れ時々曇り

参加者:井(L)、田、佐和、猿、山一(記)

 

節刀ヶ岳は、富士山を取り巻く御坂山塊などのピークの一つで、この周辺ではひと際高く山頂が出ているため、よく目立つ山となっています。そろそろ空気が澄んでくる季節になりました。そんな季節に、富士山の展望を楽しみに山行を計画しました。

 

県道富士河口湖芦川線から大石峠に向かうところに、こんな大きな看板があります。大石峠は車で入ることはできないのですが、この看板はいかにも車で行けそうな気がして、不思議な感じです。

 

大石峠への入口から林道を進んでいくと、途中から道標に従って、左に下るように沢と絡んでいく道に入ります。引き続き荒れた林道のような道が続きます。

 

荒れた林道を詰めて、終点まで来ました。標識に従い、山道に入ると、すぐに末端から尾根に乗ります。峠道は尾根上をつづら折りにつけられており、この紅葉の尾根を快調に登っていきます。

 

尾根を登り詰めると、上部はトラバースするようになって峠へと上がって行きます。冬枯れということもあり、周囲は明るくなって、峠の展望に期待します。

 

富士山が正面に大きく見えていますが…。ちょっと、雲が多いですねぇ…。そして日が高く登っている時間なので、こちらから見ると逆光になってしまいます。でも、大きな富士山が見られたので、良しとしましょう!

 

大石峠から節刀ヶ岳への道は、小さなアップダウンをいくつか繰り返しながらという尾根道で、高度は直前までそれほど上がっていきません。その中のピークの一つ金堀山には立派な標識が付いていました。

 

節刀ヶ岳が近づいてくると正面に大きく見えてきます。冬枯れならではの樹幹越しの展望です。ここから一気に高度を上げ、最後の登りになります。

 

節刀ヶ岳山頂に登り着きました。富士山は残念ながら隠れていました。背後は鬼ヶ岳と金山です。

 

そして、こちらは十二ヶ岳ですね。十二ヶ岳・鬼ヶ岳・節刀ヶ岳は三角形の頂点の位置にあり、その中心が金山という形です。

 

山頂で展望を背景に記念撮影です。

 

帰路は、元来た道を折り返しました。稜線はすでに冬枯れの季節ですが、下った谷間は最後の紅葉の季節で、美しい森の風景が楽しめました。

 

 

コースタイム

9:05 大石峠登山口 - 10:30/50 大石峠 - 12:00/15 節刀ヶ岳 - 13:05/15 大石峠 - 14:10 大石峠登山口

山名:甲斐駒ヶ岳(2967m)、黒戸山(2254.0m)

山域:南アルプス

山行日:2025年10月30日(木)~31日(金)

天候:30日=晴れ時々曇り、31日=曇りのち雨

参加者:佐た、山一(L記)

 

甲斐駒ヶ岳は東京からも近く、数ある名山の中でも屈指の名山と言っても過言ではないと思います。そんな甲斐駒ヶ岳は、北沢峠からよく登られていますが、今回は日本でも最長クラスのロングコースである黒戸尾根に挑戦です。黒戸尾根は、日本三大急登の一つにも数えられていますね。

 

甲斐駒ヶ岳に向けて、尾白川溪谷駐車場を出発します。登山口にはこのような標柱が立っています。面白いですね。少し進むと竹宇駒ヶ岳神社に入り、山行の安全をお祈りします。甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根は信仰のルートでもあるのです。

 

竹宇駒ヶ岳神社をでると、吊橋で尾白川を渡ります。いよいよ長い黒戸尾根の登山道に入っていきます。

 

樹林の中を黙々と登り続けて、やっと一合目に到着。実は、黒戸尾根の登山ルートは、このスタートから一合目までがとても長いのです。標高差にして500m。まずは、ここまでが足慣らしというところでしょうか。以後はだいたい1時間ごとに1合目づつ登っていくみたいなイメージだと思います。

 

三合目を過ぎるとすぐに現れるのが、刃渡りの難所です。といっても、鎖などで歩きやすくなっており、安心して通過できます。黒戸尾根の最初の目立つイベントですね。

 

黒尾尾根は五合目の手前で一旦大きなピークの直下を巻いて行きます。その山が黒戸山。三角点もあるピークです。一般的な道はないのですが、踏み跡もあり、展望もあるピークですので、立ち寄ってみました。露岩の上から、鳳凰三山や早川尾根などがよく見えます。写真は、鳳凰三山です。

 

五合目を過ぎるて、七合目まではハシゴの連続する難所になります。信仰の色濃い石碑や祠の立ち並ぶ岩の道を越えて行き、今日の宿の七丈小屋に到着。まずは疲れをいやして翌朝に備えます。

次の日、天気は下り坂で朝から曇り、夕方から雨との予報。天気のいいうちにと、早朝出発します。八合目がご来光の遙拝場所ですが、その少し手前で日が昇ろうとしています。厳粛な瞬間です。

 

八合目の手前から。既に甲斐駒ヶ岳の山頂部分には朝日が当たり始めました。曇り空とはいえ、東の空に雲がなく、いいモルゲンロートが見られました。

 

八合目あたりから森林限界を過ぎていくので、周囲の景色が開けてきます。北には八ヶ岳が見えています、

 

八合目以降は岩稜歩きとなり、岩場鎖場が続いていきます。そんな中にある九合目の日本の剣と鳳凰三山と富士山は黒戸尾根の代表的な風景ではないでしょうか。

 

九合目からの登りは、解放的な岩稜隊の登り。刻々と変わる周囲の風景を楽しみながらとなります。富士山と鳳凰三山の位置関係も刻々と変わって行き、このあたりでは、鳳凰三山の真上に富士山が見えてきます。

 

そして、やっとたどり着いた甲斐駒ヶ岳山頂。単純な標高差でも、麓から2200m登っています。途中に林道なども一切横切らず、山頂に向けて直接2200m突き上げる尾根は、稀有のものですね。それも奥地に分け入る訳でもなく、麓の集落から直接取付く形です。山里と共にある、素晴らしい名山です。

 

帰路は、登って来た黒戸尾根を往復します。長い長い下りの中で次々と植生が変わって行きます。一合目から三合目の間ぐらいが、ちょうど紅葉の最盛期となっていました。

 

コースタイム

1日目

7:40 尾白川渓谷駐車場 - 9:00/10 一合目 - 9:40 笹ノ平分岐 - 11:30 刃渡り - 12:40/45 黒戸山 - 13:20/35 五合目 - 14:35 七丈小屋

2日目

5:30 七丈小屋 - 7:10/20 九合目 - 8:00/20 甲斐駒ヶ岳 - 10:15/40 七丈小屋 - 11:25/30 五合目 - 13:20/35 二合目 - 14:20/30 一合目 - 15:40 尾白川渓谷駐車場