お金ちゃんアタリマエ地獄続き | 場所と時間に縛られないで、ビジネスをする~働き方、起業支援~

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お金って何?
女性でも男性でももうそろそろ自由になろうよ。
本当のゆとりある自由な働き方ってどんなもの?
お金と時間と人間関係から解放されるのが素敵。このブログがヒントになればいいですね。
公認会計士、税理士として仕事した経験から感じたことを綴っています。

久しぶりの更新です。

 

しばらくルーティンに明け暮れて

クリエイティブな仕事をするパワーが

なくなってた。

決算や申告って、要領覚えたら

もうルーティンなんだよね。

 

 

それで、

お金ちゃん、

アタリマエ地獄の続きね。



前回と前々回

お金ちゃん、
アタリマエ地獄について書きました。

今日もさらに、その続き。



人間は快感にも、不快感にも順応する。



どちらに対しても、感情が平らになって、
いいことに対しても、悪いことに
対しても、それが続けば、慣れっこに
なります。

 

素晴らしい順応するチカラが
人間にはあります。

逆に言えば順応は怖いんやけどね。




第2次世界戦争中、
ひどい監禁、
虐殺、抑留などがありました。


普通なら生きていけないような
環境です。
それなのに、
人はそこに慣れ、生きていった。


感覚、感情は、

生きていくために
消すことができるのだなぁと
本能の凄さに感服。

脳内モルヒネって出るんや。


そういった強さがある反面、
心地よさに対しても、慣れが出てくる。


ということは、
裏目にでると、感謝知らず。


アタリマエ地獄が出現します。


この豊かな日本。
世界中で一番高品質なものが、
安く買える国です。


外国に行かないと
なかなか分からないですが、
確かにそうです。


でも、こんないい国なのに
イキイキワクワクしていない。


 どうしてか?
考えて見ました。


その結果、
アタリマエ地獄は、
長期に渡る契約によくついて回る!

これだわ。


また、独占できる場合にも、出現します。


従業員について言えば、
終身雇用制。
戦後日本で採用されていた制度。
およそ35年くらい、
いったん入ったら、定年までその会社にいる。
お給料も年齢に比例してあがって行きます。
年功序列といいますね。


今はそれも崩壊しつつありますが、
まだ大会社など、体力があるところ、
仕事しないおっさん、おばはんが、

1000万円くらいもらってたりしてる。


そのしわ寄せが若い人たちに来て、
本当に働く30代は、派遣、年収300万円とか。
ざらにあります。


でも、おっさんおばはんは
いったん手にいれたその権利、
しがみついて離さないだよね。



それどころか、
少し条件を下げようものなら、
大変なことになります。



一度正社員を雇うと、
経営者側は辞めてもらうとき
解雇予告金を払い、
正当な解雇事由を説明し、
コストと時間が膨大にかかるの

知ってます?



リストラされる方、する方
どちらも大出血です。


結婚制度もそうですね。
一旦一緒になったら、
なかなかその契約を

破棄できない。


そこでアタリマエ地獄です。
女性側からしてみれば、
子育て大変です。
家事も大変です。


旦那さんからしてみれば、
会社で、
なかなかお給料上がらない。
上司に意地悪される。
お金を稼ぐのはしんどいと
思うときもあります。


でも、お互いにぶっちゃけた
話をしない。
「察してくれるもの」と
思っています。


私はこれだけ大変なの。
俺はこれだけしんどいんだ。


以心伝心、腹芸と
相手を察する文化はとても
美しいですが、
言葉に出して言わないと
伝わらない。


本音を言うと
嫌われたり、
うっとおしいと思われるのが
怖い。



言葉のコミュニケーションが
ないので、
相手の気持ちが分からない。



でも、
夫婦だから、分かってくれるのが
アタリマエだと思っている。


お金ちゃんは
アタリマエ地獄を

行き来するのが
あまり得意でないの。




ある日突然
姿をくらまして
しまうかも....


アタリマエ関係で
言葉にせずに
お互いのもやもやを
じっと我慢している人たちを
目にして、


お金ちゃんもある程度は
我慢しますが、
感謝しながら受取って
休ませてくれて、
また楽しいところに
流してくれる。


そっちについには
行ってしまう。


自分のことを人に話す
助けてと頼む。
どこが問題なのかを一緒に
チェックする。

どれもエネルギーがいることです。

でも、いいやりとりがなければ、
アタリマエ地獄です。


我慢我慢じゃなくて、
どう我慢してるのか?
何を助けてほしいのか?
自分はどうしたいのか?



じっくり考えて、
自分を愛し、
長期契約の相手に
しっかりと伝える。



これがアタリマエ地獄から
抜け出す方法だと
思います。

そして、家庭も
会社もよくなっていきます。

「感謝が足りない」
よく言われる言葉です。

でも「感謝」というのは
アタリマエの世界には
存在しないんだよね。

 

感謝というより喜びかなあ?

 

喜びある人生。

アタリマエ地獄から

抜け出てきてね。照れ照れ