オンナらしさのモトになる女性ホルモン。
またコンスタントに仕事するのには、
あまり味方といえない女性ホルモン。
その分泌量は、
一生のうちにティースプーン
1杯分ほどしかないと
いわれています。
たったこれだけの量で私たちのカラダを
つかさどっているのですから、
不思議と言えば不思議ですよね。
ちなみに月経周期は4つに分けられ、
初日を1日目として周期が28日の場合、
そこから7日区切りになっていて、
期間ごとにホルモンバランスが変化します。
(デトックス期→キラキラ期→
モヤモヤ期→イライラ期)。
生理の時は血が流れてデトックス。
終わったら好調期になります。
この時には綺麗になって、
男性と知り合いやすい状態になるわけ。
それから、排卵になり、モヤモヤする。
排卵→受精の可能性があって、
赤ちゃんを授かった場合、
エネルギッシュに動くと
流産の危険があるでしょう?
うまく出来てるわけです。
生殖活動は、食べるとか睡眠といった
肉体保存活動と同様に
とても大切な活動です。
産む性である女性には、
そんなメカニズムが備わっている訳です。
男性は産む性ではないし、
生存活動に必要な餌をとってくる
役割があるわけで、
身体の波があると逆に困る。
獲物をおっかけて、
どこまでも行ってもらわないと、
狩りってできない。
今日はしんどいからやめる、みたいなことを
言ってもらうと家族全員飢え死!
という悲惨な状態にもなりうる。
だからこそ波がなく、一定でもらわないと困る。
自然はうまく動物を作っているわけです。
このホルモンリズムに抵抗するのは
神への抵抗とも言えるわけです。
このリズムと心身の状態を知っておくことで、
不調を感じる時期はカラダを労る、
絶好調の時にはアグレッシブに活動したり
自分を磨く時間を取るといった具合に、
ホルモンのバランスによって起こる
カラダの変化に合わせた過ごし方ができ、
より健康的な毎日を送ることができます。
だから土日が休みで、
毎朝9時に出社し、
5時に帰るような、
男性が作り上げた
会社のシステムに、
元来女性は
のっていけないと
私は思います。
私は女性総合職第1号で
朝は8時くらいから会議があるし、
5時には到底帰れない生活を
22歳の時から27歳まで送っていました。
毎日ほぼ深夜まで働いて、
寝るのは午前1時くらい、
翌朝は7時前に起きる。
そんな生活でした。本当にしんどかったです。
でもじっと我慢して、
これは私の我慢が足りないからだ。
もっと我慢しないとダメ。
頑張ろう。と自分に対して
叱咤激励していました。
今から思うと、自然が設定した仕組みに
たてついていたんやなあと思います。
だからこそ起業ができたんだとは思いますが。
起業をして自分の
身体の波を知り、
その波に合わせて働く。
お金を稼ぐ。
これは本当に重要なことだと思います。