6年ぐら前に練習を始めた頃のお話です。。。
スピ友の実家の妹様が可愛がっておられた猫の
みおーちゃんとのお話です。
家からいなくなったみおーちゃんと、
お話ししてもらえるかと言われ、
気軽に何も考えずに引き受けて…
お話の内容に真っ青!どう伝えるべきか、プロの
コミュニケーターに相談したりしたものです。
(飼い主様へ)
瞑想をした後サンクチュアリーに行くと、
サバンナみたいな草原だった。
低い鉄製の門をくぐり、鉄のベンチに座って、
みおーちゃんを呼んでみた。
わりと人見知りせずにスススッと近づいてきて、
ベンチの足元に正座してこちらを見ていた。
飼い主さんに、みおーちゃんとお話して欲しいと
頼まれたのだけど、お話してもいいですか?
うん、いいよと、迷わず答えたみおーちゃん。
「何をしている時が一番幸せ?」
縁側みたいな木の床にお日様が差し込み、
そこで寝そべっている姿が見えました。
その場所で、人に撫でてもらうのが好きみたい。
「何で飛び出してしまったの?」
ある日、戸が開いていて、そこから見えた外の世界が
楽しそうでつい出てしまったの。
それから辺りを歩いていたら迷子になって、
帰れなくなったの。
「今、どこで何をしているの?」
もう、この世界にはいないの。
今はキャットヘブン(猫の天国)で、のんきに仲間と
暮らしているわ。
「うちに来て幸せだった?」
それは幸せだったわ。お母さんや女の人(妹さん?)に、
可愛がってもらえたから。
あの日、外に出てしまって、少し後悔しているわ。
ごめんなさいね。
今でも私のことを思い出してくれてありがとう。
こんど生まれ変わったら(また猫かな?)、
妹さんの所に行くから、待ててね。
妹さんにはハンカチが要りそうな内容です…
違うと思われるところは教えてくださいね。
(飼い主様より)
こんにちは!
ありがとうございました。妹は号泣でしたが、
今だに思い出しては探しに行っていたので、
気持ちに整理ができた様です。
この子は女の子ですか?→女の子です。
妊娠中に拾い、うちで子供を産み、
一人まだ元気でいます。
話プリがおっとりした感じでした。
→人なつこく、穏やかな子でした。
「何をしている時が一番幸せ?」
縁側みたいな木の床にお日様が差し込み、
そこで寝そべっている姿が見えました。
その場所で、人に撫でてもらうのが好きみたいです。
→妹の部屋の出窓が好きで、日当たりの良い日は、
いつもそこで寝ていました。
「何で飛び出してしまったの?」
ある日、戸が開いていて、そこから見えた外の世界が
楽しそうでつい出てしまったの。
それから辺りを歩いていたら迷子になって、
帰れなくなったの。
→ある程度、年をとっていたので、
妹は迷っているのではないか?と、
1ヶ月ほど毎日探し回りました。
「うちに来て幸せだった?」
それは幸せだったわ。お母さんや女の人(恵理子さん?)に、
可愛がってもらえたから。
→母と妹がいつも取り合って、従姉のお姉さんやおばさんに
もいつも可愛がられていました。
つらい事ではありますが、最後にうちで看取る事ができなかったのが、
残念で仕方ありません。
本当にありがとうございました。
(美花の苦悩)
動物と人間の死に対する受け止め方の違いを、
しみじみ感じされられたお話でした。
飼い主さんが悲しむのは分かっていましたから、
分からなかったことにして返事をしようかと、
真剣に悩みました。
でも…上のようにお伝えしました。
後に妹さんにもお会いしましたが、
感謝の言葉をいただくことが出来ました。 ホッ
みおーちゃんと話す前の私の顔
みおーちゃんの話を聞いて…
て、ラテを飲み始めると、
ムンクな猫顔になっていく。