たまには不妊とは別の話題、と思いまして、現在夫の国、フィンランドに滞在しているので、
この生活を少しご紹介します。
フィンランドと聞いて、北国の寒い地方、というようなイメージがあるかと思います。
私も夫と出会う前はそのようなイメージを抱いていました。
しかしこの一番寒いと言われる2月に滞在してみて、その固定概念がガラリと変わりました。
まず湿気の無い雪。恐らく日本の北海道や東北地方も同じかもしれませんが、湿気が少ない・無いので雪質がパウダーもしくはそれに非常に近い質です。なので洋服に積もっても濡れず、払い落とせばそれで済みます。
フィンランドの道路は日本同様にアスファルトですが、土壌の森林が至るところにあるので、そこに積もった上を歩くのは全く寒くありません。むしろアスファルトより暖かい。日本の底冷えというものがないのです。
さらに室内は、国の法律で常に21度以上を保たなければならないという決まりがあります。
逆に言うと、21度を保持できない建物は住居とみなされない、ということです。
室内には、暖炉がある家も多く、現在私たちが借りている親戚のコテージにも暖炉があります。
これを1日のうちに数回炊くと家全体が暖まり、薄手のセータもしくは春用のセーター1枚で充分暖かいです。我が家の場合、日本の家は非常に隙間風が多く、そして各部屋に暖房を取り付けないと温まらないので、フィンランドの方が冬は暖かいと言っています。
さて女性なら気になる台所事情ですが、キッチンの創りが日本と異なります。さらに他のヨーロッパ諸国とも少し異なります。それは、お皿を乾かす場所が、流しの上に取り付けられていることです。
最初は、「え?これで乾くの?」と思いましたが、フィンランドは東京辺りと違って全く湿気がないので、この戸棚に入れておけば自然に乾きます。そしていちいちお皿を拭くことなく、そのまま次に使うことができます。これは例えば私の友人が住むドイツ辺りには見かけません。確かロンドン辺りにもなかったような。
実は、フィンランド女性の社会進出が著しくなった過去ある時点で、家事をなんとか縮小できないかと考えたところ、この仕組みを作り出したようです。なんでもお皿拭きがなくなっただけで、1週間当たり家事に割く時間が劇的に減ったとか(すみません、具体的な数字は忘れてしまいました)。
今では食洗機がある家庭が増えているので、この仕組みを作る必要はなくなってきたようですが、夏の間だけ過ごすコテージ(日本で言ったら海の別荘)などには取り入れているようです。
以下は、現在私たちが住んでいるコテージ周辺の景色(ここ数日のもの)などです。
幹線道路はこんな感じ。
偶然、野生の小鹿たちに遭遇しました。
フィンランドの森の中は、正に神聖なる空気が充満していました。
国土全体がなんだか雪で作った「かまくら」に囲まれているようです。
この他に、食や社会システム、ムーミンなどに代表されるフィンランドブランドについては、また別の機会にご紹介しようと思います。